「ことば会議室 掲示板」
を設けました。
ことばに関することなら何でも、こちらで活発な意見交換をお願いできればと存じます。
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「寸劇」という言葉はコントを「寸鉄人を刺す」という意味から野呂がつくったものである。
とありました。日本国語大辞典にもこの情報あり。
さて、「艶笑・廓ばなし」の、艶笑という言葉だが、今はもう聞きなれて落語の世界でも平気で通用しているが、こんなしゃれた文学臭の強い言葉は、本来この社会では使われてはいなかったはずだ。今でも一部の間ではつかわれていない。小島貞二氏が編むところの『定本艶笑落語』の、その解説に「たしか、昭和五年に丸木砂土(秦豊吉の筆名)が武侠社から『世界艶笑芸術』という本を出したあたりが、はじめてではないだろうか。ドイツ語のGalant(ガラント。好色な、という程の意味)を訳した」と述べておられるように、そのへんが使い始めのようだ。
これらのお菓子における、さくさの硬軟は、まず一般的には、粉、砂糖、油脂類の割合で決まります。(ジェノワーズ、ビスキュイは、水分をかなり充分に持ち、そのために柔らかさとかたさは、わりあい明確に区別されますが、パートゥ・シュクレなどは、焼き上がった時点では、水分含有率が5%内外と低くかたいため、むしろ柔らかいさくさとか、かたいさくさとかいったほうが正確と思えます)この著者だけの訳語か、お菓子作りの世界ではある程度一般的なのか、いずれにしても面白いと思いました。(Googleでは検索しにくいことばです)
あら ねつ(名)〔「―を取る」の形で〕熱を加えて調理した後で、冷やす前に、熱をざっと取る。としてはどうでしょうか。
「ぽち袋」とは「ひとりぼっち」は「一人法師」であろう、とすぐに考えつきますが、古くは「ぽち」が「雨だれがあける穴」であった、というのは、どこから出てきたのか、よくわかりません。
「ぽち」とは、日本古来の大和言葉からあるもので
「雨だれがあける小さな穴」という意味でした。
それが次第に「点」「小さい」などの意味になり
江戸時代には「ひとりぼっち」などと、いろいろな
意味を含んだ言い回しが生まれました。
基本的な意味は現代も変わりませんが、ぽち袋には
「少しばかり(わずかばかり)ですが、慶んで頂け
たら・・・」という心が込められています。
色も形もバラエティ
豊かなぽち袋、
常にお持ち歩きに
なると大変便利です。
いろいろなシーンで
お役に立ちます。〔原文縦書き、手書きメモより〕
(2006.08.17 銀座伊東屋)
OL達とランチをすると、ダメ部長やボケ課長らが、社長のことかと思いましたが、そうではなく、総合商社の各部門の長をこう言うのではないかと思います。「部門長」というほどの意味でしょうか。すると、「カンパニー」というのは、ここでは「会社。商社。商会。」(大辞林)の意ではないということになります。
「カンパニー長への報告書はこの内容でいいかな?」
と、アタフタしながら働いているといった赤裸々な話が飛び交って楽しい。〔斎藤由香・トホホな朝ウフフの夜210〕(「週刊新潮」2006.08.03 p.66)
さてあの式をやるに当って何といふ名をつけたものであらうと大分考へ込んだのが私が十二三歳の頃である。それから二三年たって私は始球式といふ名が当時横浜貿易新聞社の運動記者の加藤氏に依って名附けられた事を記憶する。(p357-358)