2005年12月19日

温故知新

「温故知新」を「ふるきをあたためて……」と読んだ人について、「教養がない、『たづねて』が正しい」と批判する文章(または自ら誤って恥じる文章)を何かで読んだことがあります(今は出典を失念しました)。なるほど、日本語の「あたためる」には「おさらいをする」という意味はないかもしれません。しかし、have a meeting の直訳として「会議をもつ」が生まれるのと同様に、漢文訓読から新しい用法が生まれてもいいわけです。「漢文の訓読によって伝えられた語法」はいろいろあります。

「論語」の種々の読み下し文でどうなっているかは知りませんが、小学校国語教科書『新しい国語 六年下』(東京書籍 平成16年2月10日検定済・平成17年7月10日発行)p.122「「論語」の言葉」に、
子{し}曰{い}は{(わ)}く、「故{ふる}きを温めて新しきを知る、もつて{(もって)}師と為{な}るべし。」と。
とあるのを知りました。
posted by Yeemar at 02:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 「誤用」「誤植」など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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