銀座・伊東屋(文房具店)で「ぽち袋」祭り(たくさんの小さい祝儀袋を集めて売る)のようなことをしていました。そのフロアの壁に張ってあった手作りのワープロの紙に以下のようにありました。
「ぽち袋」とは「ひとりぼっち」は「一人法師」であろう、とすぐに考えつきますが、古くは「ぽち」が「雨だれがあける穴」であった、というのは、どこから出てきたのか、よくわかりません。
「ぽち」とは、日本古来の大和言葉からあるもので
「雨だれがあける小さな穴」という意味でした。
それが次第に「点」「小さい」などの意味になり
江戸時代には「ひとりぼっち」などと、いろいろな
意味を含んだ言い回しが生まれました。
基本的な意味は現代も変わりませんが、ぽち袋には
「少しばかり(わずかばかり)ですが、慶んで頂け
たら・・・」という心が込められています。
色も形もバラエティ
豊かなぽち袋、
常にお持ち歩きに
なると大変便利です。
いろいろなシーンで
お役に立ちます。〔原文縦書き、手書きメモより〕
(2006.08.17 銀座伊東屋)