2006年06月05日

がーん

川崎のぼる談「[……]そうそう、あの『がーん!』っていう擬音は、僕が作ったんですよ。(梶原一騎に:引用者補)気に入ってもらえたようで、次からは原作に『がーん!』と書いてありました。目の中の炎も、『燃えるような目』と書いてあったのを、僕なりに表現したものです」
斎藤貴男『梶原一騎伝』新潮文庫p45
posted by 岡島昭浩 at 21:09| Comment(3) | TrackBack(0) | わたしが作った | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
呉智英『現代マンガの全体像』(双葉文庫)を今、読んでいるのですが、その中に1970年12月、「漫画サンデー」誌上で行なった、新人の谷岡ヤスジと、長老の近藤日出造、杉浦幸雄の鼎談の様子が載っていて、そこで、
近藤:「アサー」とか「ヨナカー」とか・・・ああいうやり方のご本家は、横山隆一だろうね。
杉浦:『フクちゃん』で、「モゾモゾ」とか「ホロリ」とか「ギョッ」とかやった。あれがはしりだよな。

という発言がありました。ご参考までに。
Posted by 道浦俊彦 at 2006年06月08日 10:50
道浦俊彦さん、どうも。
わたしが作った
http://kotobakai.seesaa.net/article/8174295.html
の冒頭の、手塚治虫「シーン」も、その系譜に入るのでしょうね。
Posted by 岡島昭浩 at 2006年06月10日 22:40
見ました。p167、現代マンガ概史の第三期ですね。
Posted by 岡島昭浩 at 2006年06月14日 17:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック