はじめまして。
いろいろとまわっている間にこちらを見つけました。
もしかして、以前に話題になっていたら申し訳ないのですが
実は、中学生にきかれて困っていることがあり、教えて
いただければと思い書き込みさせていただいています。
よく天気予報で「全国の天気」というのがあると思いますが
あれは、全国といいつつ日本国内の天気ですよね。全国なら
世界でもよさそうなのに・・・
昔だれかから、日本はたくさんの国からなっていたから
日本全体を全国と呼ぶ、というようなことを聞いた気がするの
ですが、本当でしょうか?
その由来や期限などを知りたいのですが、教えていただけ
ませんでしょうか??
どうぞよろしくお願いします。
UEJ さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 24日 月曜日 22:05:54)
「全社を挙げて」「全校生徒」もそうですね。
でも「全職場」「全学年」と言うと違う…
道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 25日 火曜日 0:06:38)
「全国」は「日本全国」つまり、「日本国、全部」という意味で、英語だと「ALL JAPAN」ですよね。つまり「全(日本)国」あるいは「(日本)全国」の日本が省略されていると考えてはどうでしょうか?アメリカだと「全米(国)」で「国」が省略。「日本語」も「日本(国)語」の「国」が省略されるか、あるいは「日本」が省略されて「(日本)国語」となるではありませんか。
「全」は「その国の全て」を強調するためについているような気がします。
つまり「全部の国」ではなく、「国の(中の)全て」というふうな感じではないでしょうか?
イメージだけですみません。
UEJ さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 25日 火曜日 8:52:36)
要は「全」に「すべての」と「…全体」の意味があるということだと思いますが、
単語によってはどちらの意味にも使われますね。
1. JR線は"全線"順調に運行しています(=すべての線、山手線も東海道線も京浜急行線も…)。
2. モノレール○○線が"全線"開通した(=線全体、始点から終点まで)
関川 明日香 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 25日 火曜日 20:29:25)
突然の質問に、早速のご回答をありがとうございました。
確かに、「全」には「すべての」という意味とともに、「〜全体」の意味が
ありますね。ひとつひとつ説明していただくと納得です。
全ての世界の国々であれば、「全世界」ともいうと思いますが、これも「世界
全体」ということで「〜全体」の意味付けですね。
私も中学生のころ、同じ疑問を持ったので、すごくすっきりしました。
本当にありがとうございます。
私は、全く畑違いな仕事をしていますが、こうやって、コトバの意味を深く
考えることはおもしろいなあ、と今回思いました。
また、何かありましたらよろしくお願いいたします。