2000年03月30日

音痴(沢辺治美)


「音痴」って、読んで字の如く「音」に対して「痴」な事ですけど、そうすると
方向音痴、運動音痴、機械音痴…って何だか変な感じがするのですが…。
「方向痴」「運動痴」じゃ、駄目なんでしょうか?
他に妥当な言い方って無いのでしょうか?

前に来る言葉や状況によって「鈍感、苦手、嫌い」等、
臨機応変で広い意味を持っているのですが、
「音痴」以外でこのような使い方をする言葉って、何か無いでしょうか?



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 05日 水曜日 23:25:14)


「他己紹介」「盛り下がる」なんてのはどうでしょう。



沢辺治美 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 06日 木曜日 17:45:54)


え?え?え?(*_*)?
「他己紹介」?・・・どういう意味でしょう?



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 06日 木曜日 20:29:24)


「他己紹介」、私も初めて聞いた時には首を傾げました。
「自己紹介」ではなく、AさんがBさんを紹介し、BさんがCさんを紹介し、という具合にして行くものをこう呼ぶことがあります。お聞きになったことないでしょうか。



道浦俊彦 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 07日 金曜日 0:19:45)


「他己紹介」は中学生くらいの頃(20年くらい前)に初めて聞いたような気がします。「盛り下がる」も言いますねえ。
「運動音痴」のことは略して「運痴(うんち)」というのを聞いたことがあります。音の響きが良くありませんが。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 09日 日曜日 0:26:15)


「古新聞」というのもそうでしょうか。

だいぶずれますが、「切迫流産」というのは、流産の一種ではなく、流産になりそうな状態である、というのを知ったときは、日本語としておかしいような気がしました。



沢辺治美 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 11日 火曜日 12:35:18)


昨日、会社の近くの事務機店の表に「ホワイトコクバン」というのがありました。
どうやら、「ホワイとボード」+「黒板」という代物のようでしたが…。
それで、「白墨」はどうかな?と思ったのですけど…。色付きの物もあるし。
(チョークとしか言わないかな?)



言魔 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 15日 土曜日 19:58:29)


それを言ったら...
「色ワイシャツ」ってぇのは当然おかしな表現ですな...

ま、それの逆バージョンですが...米国のとある映画で
"I will give you a Karate Chop of Judo"
ってな表現がありました。(多分、日本ではそれほど流行らなかったヤツ
でしょう。タイトルも忘れましたが...)

「他己紹介」はちょうど25年前の今ごろ、研修でやりました。
ほぼ初対面の30名ほどのグループで、各々が書いた個人の調書だけをもとに
他人を紹介するという高校生(当時)にはちょっと難しいトレーニングでした...


言葉のよろずや



沢辺治美 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 17日 月曜日 15:58:53)


色関係には、この手のものは多いようですね。
最近よく見る「白い口紅」とか…。



佐藤 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 20日 木曜日 12:39:11)


こんなのもそうかな。

「横メシ」



佐藤 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 20日 木曜日 12:41:48)


こんなのはいかが?

「横メシ」



bahutohu さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 20日 木曜日 14:38:58)


運痴の語源は「巨人の星」ではないかと思います。飛雄馬の親友で体が弱い的場のことを、運痴と呼んでいる場面があります。それより古いのがあるか、とりあえず知りません。



太田二朗 さんからのコメント

( Date: 2000年 4月 25日 火曜日 22:01:24)


「地図」も面白いと思います。海図という言葉はあるものの、海図というと専門的
な響きになってしまうので私は「海の地図」と使います。もっとも使う機会がそれ
ほど多くないですが。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 7月 12日 水曜日 11:42:27)


 「盛り下げる」の用例。

ヒーローが悪と対決するとき、ものごとを複雑化させるのは必ず、松原智恵子だ。あれがチョロチョロ出てきて、せっかく盛り上がった対決を盛り下げるのだ。(「盛り下げる」に傍点)
小林信彦『ドジリーヌ姫の優雅な冒険』文春文庫(1980.12.25)p18-19。昭和52年に雑誌『クロワッサン』に連載したもの。


posted by 岡島昭浩 at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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