論語で「唯仁者能好人、能悪人」というのがあります。ドイツ語でも似たような意味の諺があるのを聞いた事があります。そこで思ったのですが、日本語でもこれと似たもの、つまり人を好きになることと嫌いになることを論じた諺はあるのでしょうか。
森川知史 さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 21日 金曜日 11:06:29)
嫌よ嫌よも好きのうち
思うに添わで思わぬに添う
惚れていて悪く言う
惚れたが因果
嫌いは知らぬの唐名(からな)
論旨に合致するものと、多少ずれているものと混在していますが。
太田二朗 さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 24日 月曜日 23:44:17)
ご意見をいただき、ありがとうございます。参考になります。
質問を少し変えます。
八方美人の人に「あなたは人を好きになれるのか」と問うような諺に心当たりはあり
ませんか。再びよろしくお願いします。
あと、意味から諺を探す時はどんな手段があるものでしょうか。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 25日 火曜日 14:13:21)
意味から諺を探すのは、おおざっぱな意味分類のものは世に沢山ありますが、いざ目指す諺を捜し出そうとすると大変です。
小学館の『故事俗信ことわざ大辞典』は、意義分類ではないのですが、巻末(といっても700頁以上)の「総語彙索引」が便利です。ことざわの頭の語だけでなく、中程の語からも引けるというものです。
「きらい」「すき」などを見て行くと、結構沢山のことわざ類が並んでいます。
簡約版や、その電子ブック版もあったと思います。