2000年10月12日

索引類


体裁は整いませんが、ないよりはまし、という思想で。

これは、いろは順のものを、昔、ワープロで、割り込ませながら五〇音順にしたものです。クワとあるのは、元の索引ではクの部分にあるものを、カに持って来たものです。

普通術語辞彙(M38)



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 16日 月曜日 02:43:47)

 使ってみて感想をお聞かせください。私としては、結構面白いことになりそうだと思っているのですが。

語彙索引の検索



Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 16日 月曜日 11:03:36)

拝見しました。以前に少し伺ったように記憶しておりますが、書言字考節用集から横沢彪+山藤章二『とりあえず』までが資料に上がっていることに感嘆いたしました。


中には「雑文穿袋」(洒落本?)のように本文そのものが出てくるものもありますが、こういう形態のものも今後追加されるのでしょうか。


索引といえば、前に私は、浅野信『巷間の言語省察』などいくつかの索引をこの掲示板でお見せしたことがありますが、形式を整えたものをお送りすれば、統合してお使いいただくというようなことも可能でしょうか。


また、索引ではないのですが、『国語学大辞典』の付録の「国語史年表」を私的にスキャンして利用しています。たとえば、「音便」でgrepすると、時間軸に沿って音便関係の事項が一覧されたりして、それなりの使い道があります。これを人に配ってはむろん著作権に抵触すると思われますが、何かの制限なり変形なりを加えて役立つようにできないかと思っています。しかし、やはり無理でしょうか。ちなみに、Webでは(『国語学大辞典』とは関係なく)近代以降について工藤浩氏が「日本語学 外史 年表(稿)」にまとめていられますが、それより前の時代の年表がWebで公になっているかどうかは存じません。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 16日 月曜日 20:58:10)

 もちろん、ご協力が得られるならばありがたいところです。浅野信『巷間の……』については、先ほど、入れました。

形式は簡単です。テキストファイルで作って置いて(htmlでなくてよい)、本の題名として表示したい部分をhtmlのように〈title〉〈/title〉で囲んでおくというものです。


 「雑文穿袋」については、辞書体の部分だけにします。


倡家 といひ 倡門 といひ 青楼 といふみな女郎屋也

倡妓 といふは女郎のこと 花娘 おなじ

粉頭 ふんばりなどいふがごとし

時妓 はやる女郎

困妓 うれぬ女郎

村妓 おかばしょのいたってやすき女郎

……


 国語史年表は難しいですね。索引と違って本体ですから。国語学会の方に直接かけあわなくてはなりますまい。



Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 16日 月曜日 23:07:37)

その後、いろいろ検索を試みさせていただいています。


今のところ、40種類ほどがデータベースに入っているようですね。索引の「出典一覧」があればよろしいかと思いますが、いかがでしょう。


これから増えていくことを考えれば、私などがデータを作成してお送りするような場合、一定のフォーマットに従ったほうがいいかと思いますが、いかがでしょうか。ひらがな、カタカナ、漢字、各活用形などで検索してみて、最終的に探し出せればいいともいえますが。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 17日 火曜日 00:03:53)

 製作途中の索引も放り込んである関係で、一覧はないほうがよいような気もします。工夫すればある程度取得できますし。


 確かに、新たに索引を作る場合は何らかのフォーマットが必要ですが、考え出すと面倒になり、ポシャってしまいそうです。



Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 17日 火曜日 15:41:37)

「ふるさと日本のことば 語彙索引」を入れてくださっていますね。そういえばあれも索引の一種でした。索引にしては、用例がついていたりして、ちょっとへんなのですが。



Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 18日 水曜日 15:00:12)

索引の数が短期間のうちに増えているようですね。私も若干お送りいたしました。


手もとの、将来読み返す機会があるかどうかわからない『おもしろ雑学本』のたぐいも、索引をデータベース化してしまえば、安心して本棚から引退して押し入れに入ってもらえそうです。そういった面からも、索引データベースの試みは私にとってたいへん魅力的です。


『言語生活の目』(筑摩書房)は、貴重な用例のつまった大部の本ですが、索引が私の要求と適合しないので、自分なりに100例ほど語を加えたものをデータ入力中です。しかし100例追加するぐらいではとても足りないようです。また、金田一春彦『ことばの歳時記』は、単行本に索引があるのを知らなかったため、文庫に基づいて索引を作りかけています。「10月」まで終わったところですが、どうやら単行本の索引よりも自作の方が詳しいようですので、このまま完成しようと考えています。


データは、索引が一般的な表記でない場合は、検索の便宜を考えて、末尾に標準的な表記を添えてみたりしています。たとえば「ナニやらカニやら」と索引にある場合、「〔なにやらかにやら、何やらかにやら〕」と付け加えてみました。これは、僻案です。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 20日 金曜日 23:21:52)

 Yeemarさんには、いろいろと送っていただきありがとうございます。


 見坊豪紀氏の著書の索引は入れるつもりでおりましたが、「目」はYeemarさんにおまかせします。


 やはり、一覧はあった方がよいであろうかとも思っておりますが、いいわけが必要そうです。



Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 01月 09日 木曜日 11:56:29)

「語彙索引の検索」が、「ことば会議室」のページからリンクされていれば便利かと思いますが、いかがでしょう。こちらで質問等をする際に、「どれちょっと参考文献を探してみようかな」と参照する人が多くなって、利用が広がるのではないでしょうか。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 01月 12日 日曜日 00:12:27)

 一応、新しい発言のところにはリンクを入れました。


 今、人物検索の方が楽しくなり、語彙索引の方はあと回しになっております。


また「現代日本語用例集」は、項目一覧がないので、入力に手間取っております。

人物検索


posted by 岡島昭浩 at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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