2000年10月30日

人名表記(鉄人言語学者の付き人)

こんにちは。久しぶりに書き込みをします。ある方から「以前(ナチスドイツ)ヒットラーと表記していたが最近、ヒトラーと表記するを見かけるようになりました。なぜでしょうか」という質問をいただきました。原音読みから日本語読み化したのではないかと思いますが、ご存知の方、教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。



益山 健 さんからのコメント

( Date: 2000年 10月 31日 火曜日 16:38:18)


とりあえず...
1954年国語審議会報告「外来語の表記」に“従来, 原語のつづりに引かれて, 「ン」(はねる音)「ッ」(つまる音)を添えて書き表わしたものは, 「ン」「ッ」を使わない.”とあり, コッピーでなくコピー, キッスでなくてキスと書く例があがっています。報道機関などがこれに従ったものと考えられます。
「外来語の表記」は 1991年の内閣告示で, 1954年のものと大幅に異なるルールになりましたが, ヒトラーについてはそれ以前の慣用が続いているのではないかと思います。
ッの有無が問題になるのは, ロシヤ人の名前の語尾で「ビッチ」か「ビチ」か, とか, とかいろいろあります。


posted by 岡島昭浩 at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。