2000年12月31日

自動メッセージでのアクセントの選択(豊島正之)


東京の西武池袋線という私鉄の沿線に住んでいるのですが、
ホームに流れる自動メッセージ曰く :

「間もなく各駅停車イケブクロ行きが参ります。
イケブクロへお急ぎの方は、次の急行が御便利です」

自然な発話では、イケブクロ-1 は平板、イケブクロ-2 が「ブ↓クロ」と
下降しますが、件の自動メッセージは、イケブ↓クロ(-2)を、
イケブクロ-1 にも使い回していました。


これだけなら、単独発話のを使い回しているんだろうと納得できるのですが、


「間もなく各駅停車キヨセ行きが参ります。
この電車はキヨセまで先に参ります」

では、キヨセ-1 の平板の方を、キ(↓)ヨセ-2 にも使い回していました。


どういう規準があるのだろう。

使える着駅名は、他に、豊島園、小手指、飯能くらいかな。保谷、所沢は落選。


posted by 岡島昭浩 at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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