2001年01月16日

日本語について(萩尾早紀)


私は、小学五年生ですが、日本語には、漢字、ひらがな、かたかななど、たくさんの種類があるんですか。教えて下さい。



Yeemar さんからのコメント

( Date: 2001年 1月 17日 水曜日 11:08:45)


日本語の文字は、たくさんの種類があることはまちがいないと思います。もしかすると、世界のことばの中でも多いほうかもしれません。

英語・ドイツ語・フランス語などは、アルファベットだけで書かれています。ただ、アルファベットには大文字・小文字があり、その点は日本語のひらがな・かたかなにちょっと似ているかもしれません。

となりの韓国では、日本語でいえば、ちょうどかなのような「ハングル」を使い、そのほかに漢字も使うので、2種類の文字を使っていることになるでしょう。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)ではハングルだけですから1種類です。

日本には、大昔は文字はなかったようですが、今から1600年ぐらい前に、中国から漢字が入ってきました。しばらくは漢字だけで文章を書いていました。ところが、漢字は「山」とか「宮」など、ものの名前やなにかを書くためには便利ですが、「山」、「筆」、「行かぬ」、「書かせて」など、漢字では書きにくい部分もあります。中国語には「は」「を」などにあたることばがないので、そういう漢字もないのです。無理して「山波(は)」「筆乎(を)」のようにあて字で書けないこともありませんが、ぜんぶ漢字で書くのはめんどくさすぎます。

そこで、平安時代のはじめごろ(今から1200年ぐらい昔)には、漢字をくずしたり略したりした「かな」が生まれました。お寺のおぼうさんなどは、漢字とかたかなをまぜて文を書きました。身分の高い女性は、ひらがなにところどころ漢字をまぜて文を書きました。

今では、漢字・ひらがな・かたかなにはだいたいの使い分けがあります。

漢字は、おもに「家」「柱」「飛ぶ」「消える」「寒い」「赤い」など、はっきりした意味のあることばを書くときに使います。ひらがなは、おもに「は」「を」など漢字で書きにくい部分に使います。かたかなは、おもに「テレビ」「ラジオ」「ケーキ」などの外来語を書くときに使います。「ガチャン」など、音や鳴き声をかたかなで書くこともあります。

こんな説明でよいでしょうか?


posted by 岡島昭浩 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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