2001年12月20日

校長先生はok?(新参者1号です)


宛名書きで下記のうちどれが正しいのか教えてください。


1○○校長
2○○校長 様
3○○校長先生
4○○校長先生様

4はおかしいのはわかるのですが、
学生時代におそわったのは、1ですが
最近は2が多くて(私が目にする文書、(注)教員してます)
いろいろ調べたのですが、いまいち自信がもてません。

3もおかしいと思うのですが、小生の周りの日常会話では、校長先生・教頭先生とみんなよびます。文書の宛名書きでも3が多いです。
私も呼んでいます。

電話での応答では、「ただいま、校長は、留守です。」くらいは言ってますが・・・。

ちなみに、会場などで、紹介するときは、「○○校長」でいいのでしょうか。
最近は、「○○学校校長△△様」と、とてもていねいにあつかっておられる「会」もあるようです。
(それほどのものか?と思ってしまうのは私だけでしょうか)

ご教授よろしくお願いします。



岡島 昭浩 さんからのコメント

( Date: 2001年 12月 21日 金曜日 15:17:48)


 申し訳ありませんが、この会議室では、「どれが正しいのか教える」というようなことはやっていないのです。

 「どれがよく使われるか」とか、「これを使うと不快に感じる人はどれぐらいいるだろうか、またその不快さはどのようなことか」などという問題であれば、話題として取り上げることもできるのですが。

 一般的な敬語のマニュアル本がどのような記述をしているか、それは著者によって、また発行年代によって違うのか、というようなことも興味を持ちますが、その結果によって、どの本はよくどの本は悪い、という判断を下さないのが、私の立場です。(単にマニュアルとしてでなく、分析をしようとしていると、そこによい悪いの違いが出ては来るのですが。

 そのようなことで、ご期待に添えるような書き込みは、私には出来ません。



通行人 さんからのコメント

( Date: 2001年 12月 22日 土曜日 8:02:38)


一般論(もっとも私の主観かも知れませんが)として、宛名がきは、

1.は、つっけんどんな感じ。
2.は、先生様と同じで丁寧過ぎ。
4.は、過剰で論外。
結局、「校長先生」が最も違和感がありませんが、いかが?

また、他者への紹介や、電話での応答は新参者1号さんのとおり「校長は...」で異論はないと思います。



POP3 さんからのコメント

( Date: 2001年 12月 22日 土曜日 9:27:46)


正しいかどうかはわかりませんが,私なら

△△学校校長(改行)
○○先生

とします.先日大学生に聞かれたときもそう答えたのですが,確信はありません.
「校長」の下につける言葉としては,「先生」も「様」もぴったりしないと感じます.
「机下」なんて使ったことの無い言葉も思い浮かびますが,もっと自信がありません.
私の感覚で申し上げたので新参者1号さんのご参考にはならないでしょうが.


話言葉ではいろいろ使い分けることになるでしょうね.三重県(北部)では,
その学校の職員が校外の人に応対する場合は「学校長」ということが多いようです.

話をずらしますが,昔,陸軍では二等兵は「連隊長殿」のように「殿」をつけて呼びかけていたのに対し,海軍では三等水兵でも「長官」のように呼んでいたそうです. さらに話をずらして,敬礼の仕方も陸海で違うと言うのは「いとし・こいし」の漫才ネタです.
と,また芸能方面に脱線したところで失礼します.



Yeemar さんからのコメント

( Date: 2001年 12月 22日 土曜日 10:45:31)


新参者1号さんは、ご勤務先の校長先生にお出しになる年賀状の宛名書きに迷われているのでしょうか。

公的か私的か、自校の校長か他校の校長か、といったシチュエーションによっても変わってきそうです。

自校の校長に手紙を書いた例として、たとえば夏目漱石が松山中学校長(横地石太郎)に出した手紙はどうなっていたろうかと思い全集をみたところ、残念ながら表書きは敬称までは忠実に活字化されていないようです。本文では「横地様」とあります。

ちなみに、漱石が署名と宛名の書き方について野間真綱に説教している手紙があります(『漱石全集』第22巻 p.348。本文は縦書きですがそのまま横に。付表にはもともと罫線がありますが省略)

 人のところへ手紙をよこすに名宛人の名前丈をかいて自分は姓丈かくなんてえのは失敬だよ。自分の事は大抵の場合には(真綱)とばかりかいて姓もかゝないのが礼義である。先方を尊敬し様とする場合には向ふの姓丈かいて名を略す或は其人の号をかく。自分の号を書くのは矢張失礼になる

  第一号
  尊敬の場合
    一月四日
              真綱
  夏目様

  第二号
  同等の場合
    一月四日
              野間真綱
  夏目金之助様

  極懇意の場合又は目下へやる場合
    一月四日
              真綱
  金之助様

 是が昔しの礼義であります

先方の名はもちろん、差出人の名だけ書くのは、今の感覚には合わないようです。私ならば「夏目金之助様 野間真綱」か「夏目様 野間真綱」かのどちらか。

また私の場合、電子メールの冒頭で目上・目下を問わず
 1. 夏目様/野間真綱です。
 2. 夏目様/野間です。
 3. 夏目金之助様/野間真綱です。
 4. 夏目金之助様/野間です。
の4様に書いているようです(/は改行)。4の、名宛人の姓名をかいて、「自分は姓丈かく」のは漱石方式によればやや疑問かもしれません。これからは1〜3にしようかなと思っています。



豊島正之 さんからのコメント

( Date: 2001年 12月 22日 土曜日 12:55:32)


>陸軍では二等兵は「連隊長殿」のように「殿」をつけて呼びかけていたのに対し

私も話をどんどんずらしますが、以前調べた処では、これには規定があります。

-----------------------------
軍隊内務令(軍令陸第16号、昭和18年8月11日、陸軍大臣東條英機名)
第三章「敬稱及稱呼」
第十三 下タル者上タル者ニ對シテハ直接ト間接トヲ問ハズ左ノ敬稱ヲ用フベシ

天皇 太皇太后 皇太后 皇后ニハ陛下
皇太子 皇太子妃 [中略] 王世子 王世子妃 公及公妃ニハ殿下
將官ニハ閣下
佐官以下ニハ殿

但シ己ノ隷下若クハ指揮下ニ屬セラレタル皇族王族及公族ニ對シテハ
勤務上ニ限リ又上級先任者ニ對シ其ノ人ヨリ下級新任者ヲ稱呼スルトキ
並ニ勤務上ニ於テ間接ニ上級先任者ヲ稱呼スルトキハ敬稱ヲ省クコトヲ得
---------------------------------

この規定は敬称を省く事を許しているだけですが、用言敬語も省く解釈も
あったようです。尚、「但シ」以下は、「軍隊内務令」初版(明治21(1888)
陸達第百九十七号、陸軍大臣伯爵大山巖名)にはありません。



道浦俊彦 さんからのコメント

( Date: 2001年 12月 22日 土曜日 16:53:07)


年賀状であるならば「様」か「先生」でいいのではないでしょうか?

例えば勤務先の上司に年賀状を出す時に宛名に「○○部長」とか「○○専務」「○○社長」と書いて出すことはないでしょう?

個人的には、基本的には、恩師には「先生」、そのほかは「様」で出していますね。

仕事で書くときには、肩書きを右上にして(縦書きの場合)、やはり「○○様」が多いです。
「校長」は敬称ではなく「役職」「肩書き」では?

個人的には、「先生」のほうが「様」より敬意が高いと思っています。
参考になりましたでしょうか?



新参者1号 さんからのコメント

( Date: 2001年 12月 29日 土曜日 0:38:08)


いろいろとありがとうございます。
宛名に関しては、私なりに納得しました。
校長は、役職という考え方が説得力を持って私の胸に飛び込んできました。
司会の席上
○○中学校(校)長
△△先生
という紹介がいいように思えました。

実は、ある大会の司会をしたとき△△校長と紹介したわけです。が、
頭では、これが教わった(昔)正しいやり方で、
今は、「△△校長先生」と
なんかおかしいのがまかり通っているのだ。と頭で思って、
心では、みんな言っているんだからこれでもいいのでは?
ということが自分の中にあり 
すっきりしなかったのです。

他のHPで、敬語に関しては、決まりはない50%以上の人が使用するようになればそれはそれで正しい。などというものに出くわしたりして、自分なりにすっきりすればいいということを教えていただいたように思います。
ありがとうございました。


posted by 岡島昭浩 at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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