「びだんし」でしょうか、「びなんし」でしょうか。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 1月 30日 水曜日 14:07:51)
私はたしかなことを知りませんが、インターネットでひける国語辞典が参考になると思います。
→ 「大辞林 第二版」
ちなみに、書店で売っているものとしては『三省堂国語辞典』が安くて初心者にもひきやすいと思いますから、この機会に買ってみられてはどうでしょう。
岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 1月 30日 水曜日 16:30:02)
AかBか、という問いは非常に難しいものです。
「現代に於いて、どちらが、より規範的な形であると思われやすいか」ととらえても、なかなか難しいものです。
ある人にとって規範的な形であると思うものが、別の人にとっては「通ぶって嫌な形」であるかもしれませんし。
ある人にとってちゃんとした言い方であると思うものが、他の人には古臭い言い方と感じるかもしれません。
「美男」はビナンが普通だと思われるのですが、これとて、なぜビダンではいけないのだ、という人もあるでしょう。「男」は漢音ダンが常用の音となっていて、しかも「美」をビと読むのも漢音なのに、なぜ、わざわざ「男」を呉音ナンで読むのだ、というような考えもありうるでしょう。
それはともかく、「ビナン」の仲間だから「ビナンシ」というのがまず一派。
一方、「男子」はダンシと読むのが普通だから、ビダンシと読む方が、合理的だ、生産的だ、というのが一派。
「美男」は「ビダン」だが「美男子」は「ビナンシ」だ、という人もいるかもしれません。「男子」をナンシと読むこともあるわけですし。
全く答えになっていませんが。
道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 1月 31日 木曜日 10:21:00)
どちらも辞書に載っていますね。
でも、私個人の意見では、「美男子」は「びだんし」であり、「美男」は「びなん」です。
対する言葉(”つい”になる言葉)を考えた時に、「男子(だんし)と女子」は対(つい)ですが、「美」がついた場合の「美男子」に対して「美女子」は耳にしません。「男子」は「だんし」で一つの言葉、ですから「美・男子」と私は考えます。
「美男」は、「美男美女」(びなんびじょ)という言葉が印象的なので「びなん」。「老若男女」(ろうにゃくなんにょ)も「なん」ですね。
「ろうにゃくなんにょ」は、よく「ろうにゃくにゃんにょ」と、「男」を「なん」ではなく「にゃん」と読み間違ってしまいますが。
夢野麻衣 さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 02日 土曜日 14:09:49)
ありがとうございました。言葉って生きてるんですね。正解がないような、あるようなって言うもの面白かったです。