1997年09月30日

左文字・鏡文字・逆さ文字の神通(情報言語学研究室(萩原義雄))

「「左文字」と「鏡文字」そして「逆文字」ともいうこの文字のもつ神通についてまだどこかに言い伝えられているかを見つける旅もまた旅の楽しみである。また左文字書きする文字遊びそのものが、また言いしれぬ古来の雅人の世界を彷彿させてくれる。」って、「言葉の泉(ことばの溜め池)」に書いたのですが、左文字を実際に使用しているところをご存じであれば教えてください。
また、この呼称についてどのように言っているのかも知りたいところです。
言葉の泉(ことばの溜め池)


スレッド整理人・岡島 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 09日 水曜日 15:34:48)

下のようなスレッドがありました。

鏡文字について


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 10日 木曜日 08:54:35)

 このページの9/24の記事ですね。

ことばの溜め池1997/9


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 17日 水曜日 16:58:07)

ちょっと違いますが、関係するかもしれないので。

充電日記2003年12月15日


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 17日 水曜日 18:43:39)

以下に書きます話は天地さかさまの文字の話ですが、これは「鏡文字について」でなくこちらに書いた方がスレッド整理上はよろしいでしょうか。

横浜市の中華街にあるビルディング。その中にある有料トイレに「福」の字が天地さかさまに掲げてあります(2003.10.21確認)。

これは「拭くの神」とは関係なく、風水で「福が到来(倒来)するように」ということのようです。

写真を撮ってきましたが、私のホームページ「文字のスナップ」をサボっていまして、まだ掲載していません。いずれ。

ところで、これは〈「福」という文字が逆さまに掲げられているもの〉と解釈すべきなのか、それとも、字体として〈「福」が天地逆になった異体字、もしくは新しい字〉と解釈すべきなのか、迷います。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 18日 木曜日 11:11:46)

横浜中華街発展会協同組合のメールマガジンの記事を引用しておきます。

倒福」/福が逆さまになったデザインは「倒福」と言います。「倒」は「到」と発音が似ているため「福が到来する」という意味になります。
「dao fu」ですね。
横浜中華街オフィシャルメールマガジン


益山 健 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 18日 木曜日 13:24:20)

つねに 1文字でしかでてこない(文章のなかにでてこない)のであれば, それを文字とかんがえる必要はない, というのでいいのではないでしょうか。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 19日 金曜日 13:58:01)

文章の中に出てくるかどうかというのは1つの基準になりうるかもしれませんね。

1文字とかぎらなくても、たとえば、「鏡文字について」のスレッドに書きました「昼間点灯中」が左右逆になった表示、佐藤さんが紹介されている「裏文字シャツ」(「炎」だの「沸騰」だのという字が鏡文字になっている)なども、その場だけのもので、他の文脈で使われないからには、1字体として独立してはいないということができそうです。

ところが、同じスレッドで紹介しました「但馬屋」の例(文字のスナップより)は微妙な例です。「馬」が「さかさうま(ひだりうま)」になっていますが、これはふつうは単体で呪符、護符として使われるものです。しかし「但馬屋」という名詞の中で使われているからには、ここでは1つの漢字、少なくとも「馬」の異体字扱いになるわけです。

1文字の漢字と言いうる条件として形・音・義の3つが備わっているべきことが言われます。しかしこの基準で割り切りにくい例もあります。「福」が天地逆さまになっている例は、「形」は〈福の天地逆の形〉、「音」は〈タオフー〉、「義」は〈ふくがやってくる〉とも考えられるが、さて、と迷いました。

別の話。高田馬場のある食堂の看板で、「まずい店」と縦に書いてあり、その「まずい」が全体として180度回転しているという例がありました。今もあるでしょうか。これで「うまい店」と読ませるのでしょう。こういうのは何々法と呼べばいいのかと思います。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 19日 金曜日 20:19:41)

逆さまの「福」の画像はネット上で比較的容易に検索できますが、私が中華街で見たものを、「文字のスナップ」175に挙げておきます。ついでに、同じく中華街で見た「寶」「進」「招」の合字も176に挙げておきます。

この種のものは、吉田良夫氏の「漢字の写真字典」にかなり網羅的に紹介されています。

文字のスナップ


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 19日 金曜日 21:01:04)

私は、「倒福」よりも、「福倒」と聴いた気がしまして、探したら、ここに説明がありました。「福倒了」で「福到了」とかける、ということでした。

さらに見ると、Yeemarさんの示された横浜中華街の、別のメルマガに、「福倒了」での説明がありました。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 19日 金曜日 23:50:31)

上記「文字のスナップ」に「福」を上下逆さまに掲げる「倒福」(タオフー)。横浜市中華街で。」と説明文をつけました。これは名前を決めつけすぎだったかもしれません。「倒福」は中国語サイトでも使われている模様でしたので、goということにしたのですが、「福倒了」の可能性は顧慮しませんでした。

「逆さまの福」か「福が逆さまだ」かの違いですね。


posted by 岡島昭浩 at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/8173747
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。