ローカルな話題で申し訳ありません。
関西地域に住んでおられる方にはお分かりいただけると思います。
私は、京都生まれの京都育ちなのですが、最近「来ない」意味の「きーひん」を「こーへん」
と言う人が急増しているのです。
「来ない」については、京都では「きーひん」、大阪では「けーへん」あるいは「きやへん」
という違いがあるのですが、最近の「こーへん」は京都も大阪も共通のようです。
若い人が多く使っているようですが、必ずしも「若者ことば」とも言えないようで、かなりの
年輩の人が使うのを聞くこともしばしばです。
いったいいつ頃から、どのようなルートで広まったことばなのでしょう?私としては耳障りで
仕方ありません。
ところで、この「こーへん」は、関西地域だけの問題ですが、関西地域だけに限らず、最近の
方言の変化が気になっています。共通語化する、というような変化でなく、いわば「新方言」
のようなものが多くみられるようです。そんな問題についてご意見お聞かせ下さい。
今年もよろしくお願いします。
学生です(^^) さんからのコメント
( Date: 1998年 1月 14日 水曜日 13:40:36)
はじめまして。私も京都に住んでいます。
ところで、私も「こーへん」と言っています。
「けえへん」もいいますが。私は、生まれは
京都府北部なんですが、最近は市内よりに
下宿しています。別にどっちでも、支障がな
かったので気がつきませんでした。うーん、
大阪と京都って(奈良なども)結構ちがうん
ですいね、同じ関西弁でも。(「ぱちる」「ぺちる」
<くすねるの意>とかもそうだし。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 09日 月曜日 3:18:00)
岩波新書の井上史雄氏『日本語ウォッチング』p130にも出てきますが、web上にもある「新方言辞典稿」があります。
cgiだからうまくリンク出来ますか。
→ 新方言辞典稿(井上史雄氏)
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 13日 金曜日 16:51:12)
うーん、そういえば…
しーひん、せえへん。>行わない
あきひん、あかへん、あきまへん。>だめ
できひん、でけへん。>できない
そやから、せやから、しやから、せやし、せやかて。>だからぁ
ようけ、ようさん、ぎょうさん。>たくさん
しはる、しやる、しやはる、しよる、やりよる。>(第三者が)行う
ぱちもん、ぺちもん。>バッタもの
大阪産、京都育、滋賀働、現大阪在の私の言語中枢は、もう、めちゃくちゃです。