1998年01月28日

根堀り葉堀って何を堀るんですか?(峰)


根掘り葉掘り問う…細かく質問することなんですけど、なぜ「根」や「葉」なのか、どなたか教えてください。



森川知史 さんからのコメント

( Date: 1998年 1月 28日 水曜日 21:25:55)


単なる思いつきですが、「根も葉もない」がもとでしょうか?
「事実無根」のように、出てきた話の「根」さえ無いでたらめ、などという意味の
「根も葉もない」がもとで「根堀り葉掘り」が生まれたのではないでしょうか?
違うかもしれません。



情報言語学研究室(萩原) さんからのコメント

( Date: 1998年 1月 29日 木曜日 13:32:33)


根掘り葉掘り
農耕生活を営んできた日本人にとって、植物の「根」と「葉」とを対にすることばづけの要素を持ち合わせている辺りにこのことばの源があるようだ。
たとえば、「大根」、根と葉を持つ野菜を想像しながら考えてみては如何なものか。
@「根も葉もない」代物(根拠のない)じゃあ誰も欲しがらない。
A「根切り葉切り」とにかくあるだけすべて欲しい。
  「根切り葉切りすっきり」ともいう。
B「根掘り葉掘り」徹底的に見て欲しい。
この「根掘り」は動作行為の表現としていいが、「葉掘り」の方は、ちと無理行為な表現なのではないか。Aの「葉切り」はいいが、「葉掘り」はしない。このことから、一般的には、Aなどのことばに惹かれた語呂合わせのことばとして位置づけられている。
ちなみに、「根掘」を古くは「ねこじ」と表現した。『八雲御抄』六に「この頃はねこじたるいりほがの多く侍る」(穿鑿がすぎる意)がそれである。さすれば、「根こじ葉こじ」と言ってもよさそうなのだが、古くは、このことばの対は見えないからして江戸時代がことのはじまりであろうか。
人形浄瑠璃『菅原伝授手習鑑』に、「菅丞相のゆかりとあらば、根ほり葉ほり絶やさんとて、鵜の目鷹の目」とあったりする。


posted by 岡島昭浩 at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。