関西(特に大阪府南部)の年配の女性は、醤油のことを「おしょゆー」と発音します。(アクセントはゆ)
これも、「ふいんき」とおんなじ変化をたどったのでしょうか?
あっ… 「おなじ」→「おんなじ」はどうなんだろう?
→ 【ふいんき】
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 27日 金曜日 16:17:01)
拍数を保存しているのは同じでしょうね。「せきゆ」を「せきゅー」と発音したり。
おなじ→おんなじは拍数保存ではありませんね。子音が伸びた、ということでしょうか。また、豊後ブンゴ・備後ビンゴとも似てます。
→ 【拍数保存】
前田年昭(HCC00672@niftyserve.or.jp) さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 06日 金曜日 7:48:14)
最初に問題提起なさった方は関西弁ネイティブの方ではないですよね。ご指摘の現象は助詞が省かれる結果のものと思うのですが、いかがでしょうか?
たとえば、以下のようになります。
「あいつぅ、字ィ(じー)知りよれへんねん」
「鈍感な奴ちゃから、気ぃ(きー)ついとれへんのとちゃうかなぁ」
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 06日 金曜日 10:43:00)
ということは、助詞がついたら、「おしょゆが」「おしょゆの」となる、ということでしょうか。
それから、峰さんのおっしゃってる「ゆにアクセント」ですが、「おしょ」が低いと言うことですよね。「ゆ」から「ー」に移る時に音は下がらないのでしょうね。
前田年昭 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 06日 金曜日 22:39:15)
うーん、難しいですね。助詞がついたら、ときかれると。
助詞が省かれることによって名詞、とくに先の私のコメントで挙げたような1字の名詞がひっぱられることについては、かなり前からの大阪弁の研究で言及されていることなんですが、ちょっと考えさせてください。
アクセントもふくめて「オリジナル」を聞き直してみたいです。
>峰さん
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 06日 金曜日 23:27:27)
牧村史陽『大阪ことば事典』を引いてみましたら載ってました。オショユウはユだけ高いのですね。失礼しました。
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 07日 土曜日 14:19:28)
例文その1…「ちょっと、そこのおしょゆう取ってんか」
これは、前田さんのおっしゃる通り、「を」が略されるパターンですね。
例文その2…「なぁ、おしょゆうはもうちょっと控えめのほうが美味しいんとちゃう?」
こんな言い方もするんですが、どうでしょうか?