1998年05月20日

ご祝儀(武市祥司)


すっかり、ご無沙汰しております。
以前に「火の車日記」を書いていた武市です。

さてさて、今日ご質問したいのは「祝儀」という語の使用法です。
例えば、何か賞を与える際に、その副賞としてお金を与える場合は、このお金の事を「賞金」と言いますね。これを「賞金」を「祝儀」と言いかえると誤用になるのでしょうか?

ある方と「祝儀」について議論になったのですが、問題点は以下の二つに絞られました。

つまり、
(1)結婚等に限らず、祝い事全般に対して与える(与えられる)ものは「祝儀」と呼べるか?
(2)周りの者が祝うために与えるのが「祝儀」ではないかということ。つまり、善意の第三者により与えられるのではなく、直接の関係者(この場合、賞を与える側)が与えるもの(=「賞金」)を「祝儀」と呼べるか?

私は、「賞金」を「祝儀」と言い換えても間違いではないという立場ですが、皆さんのご意見はどうでしょうか?



さんからのコメント

( Date: 1998年 5月 20日 水曜日 18:34:14)


 「祝儀」とは、もとは「おいの式」のことではないのでしょうか。その儀式のなかで、式に参加した人たちが、お祝いの気持ちを込めて贈るのが「祝儀」だと思います。たしか、「引き出物」のことを「祝儀」という人がいたような気がしますが、こうなると「お祝いして頂いてありがとうございます」という意味まで含んできますよね。
 それに対して、「賞金」は「ごほうび」の意味合いが強い感じがします。何らかの功労(それがスポーツであっても、戦争であっても)を褒め称える意味で与えられるのが「賞金」じゃあないでしょうか。働きに対する当然の対価といった感じで、お祝いという意味はないように思います。この違いは大きい!
 うーん、例えば…

 何かの試合で優勝した人が、その場ですぐ主催者から与えられるのが「賞金」で、その結果を知った友人などが祝勝会を開いて、その会の参加者が優勝者に贈るのが「祝儀」。

 すいません。おもいっきり勝手な解釈ですね。

Random  Remark



武市祥司 さんからのコメント

( Date: 1998年 5月 21日 木曜日 9:22:33)


なるほど、峰さん、ありがとうございました。
「祝儀」の意味は、峰さんのおっしゃる通りだと私も思います。

「賞金」=「報奨金」
「祝儀」=何かの見返りではなく、お祝いの気持ちを物品に表したもの

ということですね。

で、ここからが屁理屈になってしまいますが(実はここからが、知人とも議論の焦点です)、
「賞金を『祝儀袋』(つまり、いわゆる紅白の熨斗袋)に入れて渡す」
という表現方法は適当でしょうか?

#実に下らないことで、議論をしていますね…(^^;
#友人も私も強情で互いに譲らないので、皆さんの意見をうかがいたいのです



さんからのコメント

( Date: 1998年 5月 21日 木曜日 10:54:27)


** 「賞金を『祝儀袋』(つまり、いわゆる紅白の熨斗袋)に入れて渡す」

 よく、テレビのクイズ番組なんかで、そういったシーンを目にしますね。あれはあれで、いいのではないでしょうか。
 「熨斗」の由来が、そもそも「祝儀として手渡された食品(熨斗鮑)ですから、祝儀としてではなく賞金として熨斗鮑を手渡すことも、当然あっていいはずですよね。


のしの由来



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 5月 21日 木曜日 12:32:37)


 たいこもちなんかがもらう、ご祝儀、ってのもありますね。

武市さん、お久しぶりです。


posted by 岡島昭浩 at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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