ほんと、単純な疑問ですいません。
「昨日」のルビは「き-のう」なのか「きの-う」なのか?
どなたか教えて頂けませんか?
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 7月 16日 木曜日 18:04:47)
これは均等割り付けがよいでしょう。熟字に対するルビですから。でも、それが無理なら「きの う」でしょうか。
熟字訓のルビの振り方には習慣のようなものが有るのでしょうか。これは印刷業などの方に伺わねばなりますまいが。ワープロソフトなどは漢字1つにルビ2つというのが普通でしょうが、はみだしたりも出来るのですよね。
「それが無理なら」というのは、語源的に「今日けふ」「昨日きのふ」の「ふ」が、「日ひ」と関係あるかもしれませんので(苦しいのですが)、「日ふ」としておこうかと。少なくとも「今日」との関連づけにはなりますよね。いや、「きょう」と現代かなで付ける時にはまた割り付けに困りますね。
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 7月 16日 木曜日 23:52:39)
ありがとうございます。
ただ、関西の一部地域で
「きんのう」と発声しているような気がします。
これは、「きん」+「おう」の音便でしょうか?
うーん、むずかしい...
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 7月 17日 金曜日 10:16:56)
「きんのう」は、「きのう」の「の」の子音nが伸びたものと考えられます。「きんにょう」と言ってる方言もありますね。
益山健 さんからのコメント
( Date: 1998年 7月 17日 金曜日 16:17:03)
Goo で「きんのう」を探すと, 25件ありました。内訳は「昨日」21件, 「勤皇」1件, 「錦嚢」1件, 「金農」1件, 不明1件。名古屋が多いようですが三河・美濃・駿河・伊豆がありました。
「あっした」というのも見えますが少ないです。
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 7月 23日 木曜日 14:44:23)
「あっした」は知りませんでした。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 7月 24日 金曜日 8:48:57)
どういう場合に子音が伸びるか、というのは面白い問題です。
中央語でも「さき」が「さっき」になるというのがありますが、方言を見て行くと、「いんま」とかいうのもあったと思います。
子音が伸びるわけではないですが、「まーえ」というのもあったと思います。
これらの多くは、意味を限定するためにちょっと語形を換えた、という感じがしますが、「きんのう」「あっした」というのはどういうわけなんでしょうね。
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 7月 24日 金曜日 17:11:38)
東海三県をはじめ、あちこちで聞けるものかと思いますが、
まだ → まんだ (未)
もありますね。これは「濁音の入りわたりの鼻音」で、古い
日本語の名残でしょうか。