1998年09月04日

病状表現の細分化?(峰)

重体と重傷のちがいは、なんとなくわかる
重傷と重症のちがいも、なんとなくわかる

重症と重態のちがいって、なんだかわかんないんです。


畠中敏彦 さんからのコメント
( Date: 1999年 1月 22日 金曜日 14:56:06)

両者とも、肉体的に深刻な状況であることは共通しますが、
「重症」は、病気を原因とし、
「重態」は、病気・ケガなどを原因としている
状態をいうのではないでしょうか。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 1999年 1月 27日 水曜日 15:33:07)

 意識不明かモーローとしているのは 重態
 意識ははっきりしているがベッドから動けないのは 重症

のような気がします(単なる言語的直観です)。

 ややこしいことには「重体」もありますね。「重態」とは
どう違うのでしょうか。


畠中敏彦 さんからのコメント
( Date: 1999年 1月 27日 水曜日 18:53:23)

意地を張るつもりは毛頭ありませんが、
重態はYeemarさんがいわれるとおりで、また、重態≒重体と解します。
ただ、重症は、意識不明かモーローとすることもあれば、そうでない
場合もあるのではないでしょうか。
私も言語的直感です。


畠中敏彦 さんからのコメント
( Date: 1999年 1月 28日 木曜日 12:39:55)

そのほか、あることに著しく熱中している状態を指して、
「重症(傷?)だ」と比喩的に言う場合がありますね。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 1999年 1月 29日 金曜日 6:14:30)

「重症・重体」を調べていましたら、かなり長くなって
しまいました。そこで、ズルいようですが、拙ページのネタに
させていただきました。

 結論から申しますと、「重体」は打撲傷など外傷がひどい状態
を、「重症」は、心身の重い疾患のことを主に指して使って
いるようです。畠中さんの

>>「重症」は、病気を原因とし、
>>「重態」は、病気・ケガなどを原因としている

は基本的に正しいことがよく分かりました。私の「意識不明」
というのも、わりとカスッテいたような気がします。

ことばをめぐるひとりごと


kazii さんからのコメント
( Date: 1999年 1月 29日 金曜日 6:43:04)

↑人が結論を出したっていってるのにさらにくちばしを突っ込むのは気が引けるのですが、
この間からコメントを書き込もうとおもってたので、一言。

「重症」は「重い症状」。その反対は「軽症」つまり「軽い症状」。で、「症状」とは?→「疾患の状態」。
では「重態・重体」は?→「重症の状態・重症の体」なんてのではどうでしょう?

>『プログレッシブ和英中辞典』(小学館)を見ると、「重症」は「a serious illness」という訳で「深刻な病気」、「重体・重態」は「(a) serious
> condition」という訳で「深刻な状態」と捉えられているようです。後者には「肺炎で重体である He is seriously ill with pneumonia.」という例文が載
> っています。
>これによると、「重症」は病気そのもので、「重体」は状態を指すらしい。つまり、「重症の肺炎」に対し、「肺炎で重体」ということになるわけでしょうか。

とyeemarさんが書かれてるのにも反しないと思うのですが。


畠中敏彦 さんからのコメント
( Date: 1999年 1月 29日 金曜日 11:00:34)

直接ことばとは関係ありませんが−、

私は専ら「経験則」を基礎として、いつも発言しております。
Yeemarさん、kaziiさんのように講学上のアプローチをされると、
大変うれしく思います。

今後も私の持っている知識・体験のみで発言したいと考えておりま
すが、これに対して皆様がドンドン突っ込んで下されば、この会議
室もさらに盛り上がるような気がします。
(あれっ、岡島先生的発言になってしまいました)



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 1月 29日 金曜日 11:30:57)

盛り上げてくださり、ありがとうございます。(^○^)


畠中敏彦 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 29日 月曜日 8:51:54)

原発事故で入院されている方について、

【重篤】(じゅうとく)ということばを使っていますね。

これは、限りなく「重体」に近い意味と思われますが。
また、辞書にないことばの一つでしょうか。


小矢野哲夫 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 30日 火曜日 16:14:17)

「重篤」は辞書にありました。
『新明解国語辞典(第5版)』に「病気が重くて、回復の見込みが無い様子。」と記述してあります。
『三省堂国語辞典(第4版)』『岩波国語辞典(第4版)』には出ていませんでした。
もはや載りにくい言葉になっているのでしょうか。
意味は畠中さんがおっしゃるように「限りなく「重体」に近い」状態でしょう。


天野修治 さんからのコメント
( Date: 1999年 12月 02日 木曜日 2:35:32)

Yeemarさんの「病気な人」に関するコメントで思い出したのですが、昔ベストセラーになった本のタイトル「恍惚の人」も「恍惚な人」とは言えませんね?「恍惚」は「病気」よりも「な」が付きやすそうに思えるのですが、どうなのでしょうね。「恍惚」のように「たり」活用の形容動詞の語幹は「な」が付きにくいのでしょうか。
「◯重体(態)な人」「×重症(傷)な人」「×軽症(傷)な人」「◯病弱な人」を見ると、人間の精神的な部分と切り離して病気の症状や怪我の程度を純粋に表現した語は「な」が付かないのかもしれません。
「馬鹿な」「阿呆な」「能天気な」「利口な」「優秀な」と精神的な面への評価には「な」が付くのかも…でも、「天才な」でなく「天才的な」になります。もう少し調べてみないと説得力がありませんね。
(新しい掲示板を作ったばかりなので、遊びに来て下さい。)


畠中敏彦 さんからのコメント
( Date: 1999年 12月 02日 木曜日 8:57:20)

軽→重の順に、

 軽症(傷)→重症(傷)→重体(態)→重篤→危篤

というところでしょうか。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 03月 25日 月曜日 23:02:36)

上記で「拙ページのネタ」と申しましたのは、「ことばをめぐるひとりごと」の「重症・重体」という文章です。

また関連はこちらです。

重傷と軽傷


posted by 岡島昭浩 at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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