ベトナムの方の名前ではなく、最近、耳にするニックネームの末尾をならべてみたものです(あ、私もだ (^^; )
ほかにもあるかと思いますし、なんだか傾向があるようにも思うので、どこかで一覧できないかと思っているのですが、ご存じの方、お教えくださいませ。
#「傾向」といえば、柴田武先生の薬名のヤツがありましたが、ほんと、なんだか薬みたいなニックネームですね。もちろん、由来とか音の効果とかの上では違うのでしょうが。
#このあいだ、FMを聞いていたら、スタジオゲストのあるバンドのメンバーの一人が「ヒロポン」。あんたは覚醒剤か! と一人虚空につっこんだことでした。
#ユーミンあたりが有名どころでは最古でしょうか?
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 11月 26日 木曜日 16:24:23)
あと 「ミポリン」なんてのもありますね。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 11月 26日 木曜日 17:22:12)
チン・チョン・タンは最近は使わないのですかねー。
ピーはあるのにピンはあんまりなくってピョンがある、ってのはなぜでしょうね。
#「連想することば」ですが、タイトルを見た時には「ミンポンピーは麦を食え」と思いました。
ぽんか さんからのコメント
( Date: 1998年 11月 29日 日曜日 19:03:36)
だいぶ古いですが、芳本美代子が「ミッチョン」ですね。
kazii さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 01日 火曜日 10:25:08)
これって、方言差はないですか。沖縄では女のこの愛称が次のようになるそうです。
美奈子>ミーナー
真奈美>マーナー
郁子>イークー
ではミードー(私はこの名を聞くたびにマーガッレト・ミード(文化人類学者)を思い出すのですが。)
はなんだと思いますか。
正解は「ミドリ」です。
で、わたしにはどうしても「ミーナー」ではなく、「ミーナ」としか聞こえないのですが、
彼女たち同士の手紙における表記では「ミーナー」となっているようです。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 01日 火曜日 10:52:11)
「ピョン」なんて聞いたことない、と吾妻にいわれたので、「ピョン・愛称」でgoo検索をしてみたら、なんと「ッペ」という愛称も現存しているのですね。
「モーニング娘。」というやつですね。グループ名の末尾に句点なんか付けてるものだから、鍵括弧で括らなくちゃならなくて新聞各紙は苦労してますね。アルファベットの縦書きも見苦しいけれど。
→ Daughter's Profile Page -Morning List-
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 01日 火曜日 10:55:49)
「りゅん」もあるんですねー。「りん」のバリエーションなんでしょうけど。
→ えみりゅんプロフィール
半魚 さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 03日 木曜日 15:27:19)
のりぴーの亭主がとまぴょんですよね。
楳図かずお「まことちゃん」には、姉がミカリン、まことをマコリンなどと
呼ぶようになってゆきましたが、80年代はじめだと思います。僕が次に
知ったのがもうミポリンになりますが、まことちゃんの例は案外早いほう
ではないですかね。りんは思うに、マリリン、キャサリンなんかが語源だ
と思いますが。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 03日 木曜日 15:54:23)
まことちゃんとは、結構ふるそうですね。
半魚さんの、マリリン・キャサリンを見てふと思い出したのですが、ネッシーから類推したと思われる、怪物「…ッシー」がありますね。
池田湖のイッシーは本物の怪物としても、長崎海星高校からヤクルトスワローズに行ったサッシーとか(酒井でしたか)、男性名の愛称のように使われたこともあったように思います。
福岡の親不孝通りに「てっしい」とかいう人が居たような記憶があります。
#アッシー君もその流れの末裔でしょうか。
「っちー」もあるかな、と思ったら「たまごっち」まで思い出されて、頭が混乱して来ました。
「促音+イ列音+長音」
ナッキーという名の婦人警官を演じていたのは榊原郁恵だったか。そんなに昔ではないが。
マッキーという名で教育テレビの科学番組にロボットが出ていた。
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 03日 木曜日 18:33:07)
>これって、方言差はないですか。沖縄では女のこの愛称が次のようになるそうです。
>美奈子>ミーナー
>真奈美>マーナー
思い出しました。随分前に、書いていました。津軽(青森県西部)の例で。↓
→ 姓名にもとづくあだ名の地域差(気になることば)
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 05日 土曜日 18:53:05)
荒井由美(のころだったと思います)のベスト盤、「ユーミン・ブランド」が1976年の発売のようです。
→ Yuming Brand
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 05日 土曜日 18:55:18)
-gがちょっと気になりますね。動詞の進行形に類推? 中国語風?
他のミンや、ポン・リンをローマナイズすると、やっぱり-gがつくのだろうか……
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 07日 月曜日 15:28:04)
もしやムーミンの影響ではあるまいか、とも思ってみたのですが、ムーミンはmoominなのですね。
→ ムーミンワールド
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 2月 08日 月曜日 1:04:23)
岩崎宏美・良美の姉妹はヒロリン・ヨシリンではなかったかと。
言魔 さんからのコメント
( Date: 1999年 2月 14日 日曜日 10:54:25)
ローカルかも知れませんが、昭和40年代の小学生当時、
埼玉県浦和市では「ッチ」でした、岡島さんなら、
「オカッチ」佐藤さんなら「サトッチ」ですね。
ウチの若い衆に聞いた話ですが、この「ッチ」が今、
密かにリバイバルしつつあるようです。ちょっと前に
「GTO」というテレビ番組があり、その主演の名前が
「鬼塚」(だったかな?)で、「オニッチ」と呼ばれて
いたようです。
ところで、急に引っ越しました↓
→ 言葉のよろずや
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 2月 15日 月曜日 16:58:25)
森岡健二・山口仲美『命名の言語学』東海大学出版会1985.9.5の169頁
愛称を形成する接辞
お−
お−さん
−(っ・ん)こ
−(ん)た
−(っ)ち
−(っ・ん)ちょ
−(っ)ぺ
−や
−吉つぁん
−くん
−公
−さん
−すけ
−たん
−ちゃ
−ちゃん
−ちん
−つぁん
−どん
−のん
−ぴん
−ぺぺ
−坊
−やん
−りん
高橋半魚 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 12日 水曜日 16:55:43)
ここでした、ここでした。
1985年に「りん」が指摘されてますか。ふーむ。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 13日 木曜日 17:38:47)
1976年刊の岩崎宏美『この指とまれ、愛』という本を古書店で見付けて、ぱらぱらと見てみたのですが、ヒロリンは出てこない。姉妹について触れてある部分を見ても、友人との交換日記を見てもヒロミマンとかヒロミチャンで、ヒロリンは出てきません。
妹の良美が出てきてから(1979のデビューだったと)、そういう言い方がされるようになったのかもしれません。識者の教えを請いたいところです。
kazii さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 13日 木曜日 23:56:21)
>岡島先生
三つ上の書き込みで、「−ぺぺ」とありますが、どんな用例があるんでしょう?
他のものはおおよそイメージがわくのですが、これだけはわかりません。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 17日 月曜日 11:57:32)
ちょっと本が行方不明です。出てきましたらまた書きたいと思います。申し訳ありません。
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 17日 月曜日 15:40:49)
「ミッチー・サッチー」は、言うに及ばず、以前「ムッチー」ってありましたね。
(村田英雄さんです)「ッチー」は、年配向き?
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 17日 月曜日 17:08:59)
村田英雄のムッチーは、三橋美智也のミッチーの流れでしたね。
「ミッチーフィーバー、ミッチーフィーバー」で、「夕焼け空が……」と歌い出すのが思い出されます。70年代の末でしたか。
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 18日 火曜日 13:04:58)
「キョンキョン」「ノリピー」は、一般の人達も使うんでしょうか?
最近は「アミーゴ(鈴木あみ)」なんてーのもあるし…。
芸能人は、やっぱ、ちょっと特殊?
satopy さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 19日 水曜日 0:38:01)
いるみたいです。ネット上なので特殊ではありますが……
でも、実際にいるかもしれませんね。(最近はちょっと流行らないかも)
→ こんにちは!