1998年11月27日

教えてください。「袖を通す」( MITSUYO)


「袖を通す」という言葉がありますね。
辞書をひくと、衣服を着る。特に新しい
衣服を着ること。とあるのですが、
なぜ、新しい衣服を着ることを
袖を通すというのでしょう。



Yeemar さんからのコメント

( Date: 1998年 11月 29日 日曜日 7:32:10)


 なるほど。
 「衣服の袖に初めて手を通して着る」(日本国語大辞典)
ということなので、「袖に通す」ならば分かりますが、
なぜ「袖を通す」になるのでしょうか。この「を」は何
でしょう。
 「私は中へ入ろうとしたが、門番が門通してくれな
かった」
 というときの「を」でしょうか。通過点を表す「を」
かと思います。

     *   *   *
 ところで余談ですが、上記の文を
 「門番が私( )門を通してくれなかった」
と書き替えたとき、カッコに入る格助詞は何にすべきで
しょうか。
 やはり「を」でよいのでしょうか。あるページで次の
ような例を拾いました。

 僕たちの荷物、無税で天国の門通してくれたまえ

 「を」「を」と二つ続くのですが、このような文型も
ありでしょうか。

 話が、見当違いの方向に転んでしまったかもしれませ
ん。



satopy さんからのコメント

( Date: 1998年 11月 29日 日曜日 13:20:13)


気がつきませんでした。考えてみると面白い言い方ですね。

第一印象として、文字づらをそのまま読んだのではわからない、ワン・クッションあるタイプの表現のかもしれませんね。「電話をかける」みたいな。

#(なぜ、電話が「かけられる」のか、ちょっと不思議ですね。昔の電話あるいは電報で札を「掛ける」作業があったから、という説があります)

たとえば、できあがったばかりの服はちゃんと縫われているかが分からない。そこで、実際に着てみて、袖がちゃんと胴部についているかを確認した。その作業を「袖を通す」と言っていた。現代の「袖を通す=初めて着る」はここから出てきた表現だ、とか。
これ、推測ですので。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 11月 30日 月曜日 15:21:11)


 週末、ちょっと臥せっておりました。

 「通す」というのは、〈それまで通って居なかったところに〉ということを含むことがありそうですね(「トンネルを通す」とか)。

 それで、「初めて」という意味を持つことがあるのではないでしょうか。

 いやしかし、確かに「袖を通す」はいろんな意味になりそうですね。「袖を通しただけ」というのは、1回しか着てないこと? 試着しただけ?


posted by 岡島昭浩 at 18:54| Comment(1) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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高島俊男『イチレツランパン破裂して』で取り上げられています。
Posted by 岡島昭浩 at 2005年12月15日 01:14
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