「もしもし」というところを「もぼしばもぼしば」というように、「ばびぶべぼ」を入れる遊びの来歴などについて、ご存じの方がいらっしゃいましたら、お教えいただけたらと思います。
これは、知り合いから聞かれて、私の記憶にはなかった遊びなのですが、知り合い(東京都国立市出身)は小学校中・高学年の時に遊んだ覚えがあるということです。他にも、神戸の方が遊んだ記憶があると答えたということです。
知り合いの話ですと、「もしもし亀よ」の歌で「し」だけ言わないで歌う遊びと近い関係にあるようにも思えます。もしかしたら、地域的なものではなく、学校の音楽の授業に関連するものかとも想像していますが、何分自身に覚えがないものなので、うまく説明できません。
現在も遊んでいるとか、何々の頃こんな場で遊んでいたなどの情報がありましたら、お教えください。
初めての書き込みなのに不躾な質問で恐縮ですが、どうかよろしくお願いします。
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 11月 30日 月曜日 13:57:04)
参考例にしかなりませんが。
洒落本に出てくる「挟み言葉」にちょっと似てますね。
各拍のあとに(多くの場合))カ行音を入れて行くのですが、前の拍の母音と同じものを入れて行きます。
例:あカかカいキはカなカ、つクげケよコしキはカるク。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 11月 30日 月曜日 15:25:53)
「からこと」というのも「はさみことば」の意味で使われることがあるようですね。
私は、子供の頃、「ラリルレロ」の挿入を聞いたことが有るように思います。
ミホ さんからのコメント
( Date: 1998年 11月 30日 月曜日 16:45:37)
わたしが、小学校のときに、「ラリルレロ」を♪ブンブンブン・蜂が飛ぶ♪の歌に入れたものがありました。
でも、どこからやってきたのか、知りません。
東京都多摩地区の出身です。
言魔 さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 04日 金曜日 23:13:01)
いつものように、地域年代を述べますが...
埼玉県南部、昭和40年代前半、私が小学校高学年のころ、そのアソビが
はやりました。ただ、歌に入れるなどの事はなく、単に会話のなかに
存在していただけだと記憶しております。
やっていたのは、正しい言葉の母音にそのまま「b」をつけたものを
続けるという作業で...
「時計」→「とぼけべいび」などというだけでした。
→ 言葉のよろずや
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 15日 火曜日 23:16:01)
『言語生活』160(1965.1)の64頁に、ちょっと載っています。「子どもの遊びのことばの共同研究」の記事においてです。
静岡、バ行です。ノサを挟むのも報告されています。
きき さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 16日 水曜日 0:17:35)
東京都大田区の小学校に転校したときに、「ぶんぶんぶん」の歌に「る」をはさんでいかに早く歌うかという遊びがはやりました。
昭和58年です。
それまで住んでいた静岡県清水市では、そういう遊びはなかったと思います。
ぶるんぶるんぶるん♪
はるちるがるとるぶるん♪
その後、また静岡に戻りましたが、バ行音をはさむ遊びはしたことがありません。
ノサもぴんときません。
岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 7月 05日 木曜日 12:44:20)
久保智之「のさことばとアクセント」(『筑紫語学論叢』風間書房2001)というのが出ていました。
コメントしていたつもりですが、忘れていました。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 12月 02日 日曜日 23:17:47)
原口愚常「秘密語の諸相―子供の言葉遊びの分析―」言語文化論集1(筑波大学)1977