事情あって、久しぶりに投稿しております。またよろしく。
さて、岩元、坂元、福元、松元、山元、吉元・・・のように「元」のつく姓は、
かなりの高い確率(私の経験則)で鹿児島県出身者です。
逆に、岩本、坂本・・・のように「本」のつく人は、他県出身者(が多い)と
いうことになります。
これは、何か歴史的背景でもあるのでしょうか。
あるいは、これにまつわる話題でもお持ちの方がいらしたら、お教え下さい。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 22日 火曜日 16:02:29)
「薗」字も鹿児島らしいものですね。
角川から、地名辞典に継いで、県別の姓氏辞典のようなものが出されているようですが、鹿児島県は出てませんかね。鹿児島は名字もその表記もバラエティに富んでますから作るのも大変でしょうね。
あ、でてますでてます。
→ nacsis検索
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 12月 22日 火曜日 16:13:11)
丹羽基二『姓氏の由来事典』という小さな本(三省堂サン・レキシカ1987)では、「苗字もできるだけ、むずかしい漢字を使って、いかめしく区別したのです」というようなことしか書いていません。
佐久間英『珍姓奇名』には「元」「薗」の事実のみ。また「有…」「之」が多いこと。
畠中敏彦 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 07日 金曜日 12:41:13)
岡島さん↑と多少ラップしますが、最近、ある図書館で見ました。
鹿児島の貴族は、相対的に身分が低かったことから存在感を示すため、
本→元、園→薗
と故意に難しい漢字を使った。とありました。
石ねこ さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 07日 金曜日 23:46:54)
名字の「本」「元」については、佐久間英氏の「珍姓奇名」にも記述があります。
それによりますと、
(1)「モト」の字は、東日本は「本」、西日本は「元」の使用される傾向がある。
(2)ただし「アキモト」だけは逆(東「秋元」/西「秋本」)
とあります。
アキモトが逆の理由は示されていませんでした。
親友にも三人いますがトラブルが怖く会わせる事が出来ません。