「おとむじり」という言い方があるそうです。
「母親のおなかに二度目の赤ちゃんができると、ひとりっ子に弟か妹がやがて生まれることになるんですが、母親に子供が生まれるときまったころから、異様に母親に甘えて離れない、そういうことをいうんですよ」(戸板康二『家元の女弟子』文春文庫 245頁)
こういう幼児の状況について現在でもあるのかどうか、知りたく思います。上記小説のようにあるのだろうと思うのですが、実際に確認してみたくて。
「心当たりがある」「自分がそうだった」「聞いたことがある」など、情報をお持ちの方がありましたら、お知らせいただけませんでしょうか。
よろくしお願いします。
佐藤@岐阜大 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 17日 木曜日 20:53:49)
自己レス。補足します。
歴史的・方言的な言い方としては、「おと(み)づわり」「おとみ(まけ・やみ)」等々があるようです。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 18日 金曜日 11:40:59)
最近の育児書で「赤ん坊がえり」「赤ちゃんがえり」と呼ばれているものと類するように思いますが、育児書は大体処分してしまったようで、記述を確認することが出来ません。赤ん坊がこむらがえりでも起こしたような名前なので覚えているのですが。
岩波新書の松田道雄『私は二歳』(『私は赤ちゃん』も)、同じ著者の講談社現代新書『日本式育児法』(でしたか)などは捨てずに置いてあるはずなのですが、どこへ行ったやら。
あ、これは古いものですが。最近のだったら、毛利子来氏の本などもどっかにあるはずです。
育児雑誌の「私はあかちゃん」(ワタアカ)とか「バルーン」とか、その手のも何冊か買って見たようですが、これは全部棄てているようです。
佐藤@岐阜大 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 22日 火曜日 20:58:39)
御教示、ありがとうございました。Web上でも検索できました。
概念として、広く、弟・妹が生まれてからの退行現象も指すよう
ですね。
佐藤@岐阜大 さんからのコメント
( Date: 1999年 7月 04日 日曜日 15:24:43)
関連語(というか、おそらく原形)に触れたページがあったので。
→ ウットゥミー(弟見)