ニュースにモなっている東芝のサービス事件ですが、「折り返し電話する」という言い方に対する、企業側の理解と消費者側の理解が食い違っているのが気になります。
「折り返し電話」が、折り返しで、つまり到着直後にかかって来るはずがないと私は思っていました。「紺屋のあさって、電話の折り返し」というところでしょうか。しかし実際には「折り返し」の意味自体かわっているのかもしれません。「担当のものが戻りましたら折り返しお電話いたします。」という言い方があるようだからです。折り目正しくない、幅を持った折り目があるようなのです。掛けた側がもう一度掛けるのではなく、かかって来た方が電話をかける行為を、「おりかえし」と言っているのではないか、と思う次第です。「明日、折り返し電話します」という言い方が有るのかどうか。
→ 東芝のアフターサービスについて
後藤斉 さんからのコメント
( Date: 1999年 7月 16日 金曜日 17:01:02)
>「明日、折り返し電話します」という言い方が有るのかどうか。
メールについてですが、「1週間以内に折り返しメールをいたします。」というのが
長い方でしょうか。通信販売では「3日以内に折り返し」というのもありました。
→ 早稲田いのちのまちづくり実行委員会 学生部
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 7月 19日 月曜日 14:29:14)
なるほどなるほど、1週間ですか。
「コールバック」を説明するのに、たいてい「数秒後に折り返し」みたいに書いてあるのも、傍証になるかもしれません。
→ ヤフージャパンのコールバック