1999年11月02日

名古屋で聴いた完了態?(Yeemar)

99.11.01 名古屋市・栄の和風レストラン「素材屋」にて幾皿かを
たいらげたころに、ウェイトレスさんが来て訊くことには:

 こちらのほう、お下げしてもよろしかったですか

「あ、いいです」と答えると、彼女は皿を持っていった。

名古屋の食堂で、何度かこの「よろしかったですか」を耳にしたよ
うな気がします。ぼんやりと違和感を覚えていたのが、上記の例を
聴くに至って、違和感が顕在化し、メモをとりました。

「お下げしてもよろしくなりましたか」といった心持ちでしょうか。
つまり完了態でしょうか。私ならば「よろしいですか」としか言え
ないところ。方言的言い回しなのでしょうか。


浜ちゃん さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 04日 木曜日 17:54:55)

私も兵庫県三田市のとあるファミリーレストランで同じような事を言われました。
その時は気にもとめていなかったのですが、やっぱり変ですよね。
もしかしてマニュアルにその様に明記されているのかもしれませんね。レジの
「○○円から御預かりします。」と同じように。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 06日 土曜日 20:04:39)

私だけの特殊体験でないようで、ホッとしました。兵庫県ですか。
となると、一定の広がりがあるのでしょうか。

日本語としては見るからに(聞くからに)標準的でないので、
マニュアルに「こう言いなさい」と書かれているとは信じがたい
のですが。

接客産業のマニュアルは秘中の秘というのは、本当なのでしょう
か。あれが閲覧できれば、氷解する疑問はいくつもあると思いま
す。歴史学における天皇陵のような存在であろうか、マニュアル
は。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 06日 土曜日 23:01:27)

 この話題、どうも既視感がありました。調べた結果、出所は村上朝日堂でした。今はweb上にはなく、CD-romです。レストランでの言い方ですが、北海道の言い方に通じる、という話になっていました。

 私の感覚としては、「鈍感ですみません。今まで気付きませずに申し訳ありませんでしたが、……でよかったでしょうか」というような婉曲的丁寧、という気がします。


豊島正之 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 07日 日曜日 0:39:21)

>北海道の言い方に通じる、という話になっていました。

札幌しか知りませんが、一般に「〜た」による敬語が発達していて、
おばんでした、
こんにちは、クリーニング屋でした。御用はありませんでしたか。
お早うございます[マシタに非ず]、会計係でした。
等は、しばしば耳にしました。

最初に会計係からの電話を受けて「会計でした」とやられた時には、
さすがに戸惑いましたが、
will you ? より would you ? が丁寧
quiero (I want) より quisiera (I wanted 接続法) が丁寧
で、(transitivity 論で指摘された様に) irrealis にすればする
程(ボケる程)丁寧になる訳ですから、理解し易い現象と思います。


天野修治 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 07日 日曜日 2:24:39)

私は札幌出身なので「〜でした。」の形はよく耳にしました。とくに挨拶で使われていました。札幌で私が勤めていた高校では校長が慰安旅行などで挨拶する時など「おばんでした」で始まり、翌朝は「おはようございました」も出てきました。私の感じでは、尊敬や丁寧というよりも「確認」の意味が含まれているように思います。久しぶりにふるさとの言い回しを思い出しました。


tezu さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 08日 月曜日 11:27:34)

私も北海道出身ですが、言われてみると過去形をつかってます。
「ありがとうございました。」
これが一般的です。
「ありがとうございます。」ではなく、「ありがとうございました。」
「お久しぶり」ではなく、「お久しぶりでした。」

話がずれてしまったかもしれませんが、一言添えさせていただきました。(笑)


Yeemar さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 08日 月曜日 12:33:36)

完了態かと思っていましたが、そういえば、私もふつうに
「この皿、片付けてよかったんだっけ?と言ったりします。
この場合は、「っけ」とあわせて「気づきの『た』」という
ことになるのでしょうが。

婉曲表現というご説明も、納得が行きました。

「村上朝日堂」、ウェブでは見られないのですね。「週刊朝日」
の何号に載ったものでしょうか。図書館で調べてみたいと思い
ます。

「ありがとうございました。」は、ちょっと事情が違うような
気もします。これは「過去にありがたいことがあった」という
まさに過去態だと思います。次の投書では、運転手さんが「ま
す」と「ました」を使い分けています。

  私が乗った車の運転手さんは「ご乗車ありがとうございま
  す」。行き先を告げると「わかりました」と、目的地まで
  迷わず行ってくれました。はじめての所だったそうです。
  降りる時も「ありがとうございました」と丁寧でした。
          〔伏見区 白櫨真理子(主婦 52歳)〕
          〔朝日新聞大阪版 1991.12.01〕

「ありがとうございました」というと、「では今はありがたく
ないのか」という苦情が出たりしますが、それは誤解だと思い
ます。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 08日 月曜日 13:27:31)

 週刊誌に載らない読者とのやり取り部分です。

村上朝日堂・夢のサーフシティ


Yeemar さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 11日 木曜日 15:16:40)

村上朝日堂の話、週刊誌にもWeb上にもないのは残念です。

>>「ありがとうございました。」は、ちょっと事情が違うような
>>気もします。これは「過去にありがたいことがあった」という

これも、お話の流れをみると北海道では未来のことにも使えるの
かと思いました。共通語でも、未来のことに使えるようで、森田
良行『日本語の類意表現』(創拓社) p.174では

  「あなたの分も私が買って来ることになっていますから、ご心
  配なく」の返事として、「それはどうもありがとうございます。
  じゃ一つよろしくお願い致します/それはどうもありがとうご
  ざいました。じゃ一つ……」と両方とも言えるのである。

「おめでとう」「ごちそうさま」などでも両様に言えるらしい。
これ皆、前出の表現を使えば「気づきの『た』」(森田氏は「事実の
発見」などのことばを使う)でしょう。北海道の「ありがとうござ
いました」はそのような心持ちでしょうか。「よろしかったですか」
「お久しぶりでした」も「気づきの『た』」で行けそうだけれど、
「会計係でした」は「気づきの『た』」ではどうにも説明しにくい
ように思います。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 11日 木曜日 15:36:22)

『方言文法地図』で、在宅を尋ねるとき「いたか?」と尋ねる、というのがありませんでしたっけ。東北の方で言われるという、「行ったった」との関係で。「立っていた」が「たったった」になるのかな? 


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 17日 水曜日 0:58:24)

名古屋の近鉄の売店で土産を買おうと「これ下さい」と言ったところ、「ひとつでよろしかったですか?」と完了形を使われました。
また、北海道では「こんばんは」の意味の「おばんです」が「おばんでした」と完了形になると、北海道出身者と在住者に聞きました。
今年の4月頃、私の勤務する読売テレビの「ニューススクランブル」という番組(月〜金・夕方6:23〜7:00・関西ローカル)の中の「平成ことば事情」というコーナーで、この問題はすでに取り上げています。
やはり、婉曲表現という事で、一応決着したのですが。


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 17日 水曜日 1:04:24)

もう一つ思い出しましたが、北海道出身の後輩の話だと、例えばある人に電話をかけた場合、普通は「はい、道浦です。」と出るところを、北海道ではいきなり「はい、道浦でした。」と完了形で返事をする、との事でした。
そういった事を知らない人は、「まだ何にもしゃべってないのに、もう終わったのか。」と受話器を置いてしまうところです。


畠中 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 17日 水曜日 8:49:56)

以前、同僚(広島県出身)が朝のあいさつで、
【おはようございました】
と言うのを聞いて奇異に感じたことがありました。


ののまる さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 17日 水曜日 10:44:46)

電話の応答の完了形、山形ではよく使われると聞きました。
以前「探偵!ナイトスクープ」で調査してました(桂小枝の小ネタ集でしたが)。
で、本当かどうか、山形市出身者に聞いたところ、
「そういうのを使うのは山の方だ、自分たちは使わない」と一蹴されてしまいました(^^;)。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 17日 水曜日 12:20:32)

 『方言文法全国地図』の第3集まで見たところでは、「居たか?」はありませんでした。最近出た第4集は未見ですから、非公式に流布していた「予備調査」のもので見たのだと思います。
 第1集の解説に載せてある、「方言文法の全国調査 第2質問表」には、

230 親しい友人の家を尋ねて,入口で「○○さん,いるか」と言う時,どのように言いますか。
とあるものです。

 「なんだ、居たのか」ではなく、いきなり「居たか?」と問いかけるので「気付き」ではなく、「存続」の「た」なのでしょう。大阪方言の「居てるか?」と同じ意味の「居たか?」なのでしょう。

 山形電話。応答のみならず、掛ける時にも使うはずです。「もしもし、○○でしたが……」、と。私が最初にこの言い方を聞いたのは、やはり山形の人からでした。
 ああ、これは豊島さんが既に北海道で「会計係でした」とお書きでした。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 12月 03日 金曜日 16:17:12)

 ここにも一人

よろしかったでしょうか(はじめての新潟弁)


taijaS さんからのコメント
( Date: 1999年 12月 08日 水曜日 17:44:14)

滋賀京都・広島での観察も報告されている模様。
あと、こんなところにも。


石ねこ さんからのコメント
( Date: 1999年 12月 28日 火曜日 17:57:42)

「よろしかったですか」を熊本で聞きました。
(1)市内のレストラン店員(10〜20代前半、女性):「ご注文は以上でよろしかっ
  たですか」
(2)水前寺公園の土産物店店員(40代?、女性):「3つでよろしかったですか」
地元の土産物店でも使われている事からして、どこかのマニュアルから、という可
能性は薄いと思われます。
この言い方九州あちこちにあるようですが、どういうわけか南関東では全く聞きま
せん。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 07日 月曜日 2:48:03)

清水義範『笑説 大名古屋語辞典 改訂決定版』(角川文庫)1998.03.25
初版 p.72「喫茶店」の項のさし絵〔なかむら治彦〕に

〔1コマ目〕
 ★もうひとつ、名古屋の喫茶店の特徴。
 〔漫画家〕ずず〔コーヒーをすする音〕

〔2コマ目〕
 〔器を下げに来たウェイトレス〕「よかったですか?
 〔漫画家〕「は!?」びくっ
  この問いかけ言葉。

とあります。

なかむら氏(名古屋出身)は、「よかったですか?」を、名古屋の店
に特徴的な「問いかけ言葉」と見ているようです。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2001年 4月 16日 月曜日 21:44:31)

NHK教育「ふるさと日本のことば」においては、群馬県の回(2000.07.02放送)で「こんちわー、たいさんいたかい」(片品村)、岩手県の回(2000.07.23放送)で「社長いた?」「いたっちゃ」(藤沢町)、また、秋田県の回(2000.09.17放送)で露店を訪ねた人が「いたかー? がっこ(漬物)買いに来たでゃ」(五城目町)という会話のVTRが流れました。

「イタ」は、『方言文法全国地図』ではなく『日本言語地図』に出ているものと思います。手近の徳川宗賢『日本の方言地図』(中公新書)所引の地図(p.11)でみると岩手・宮城・山形に「イタ」があります。徳川氏は「東北北部にはイタの形も見える。……質問のしかたを変えれば、イタの領域はもっと広がるはずである。」(p.13)と述べますが、実際に群馬県でも使われていることがVTRから分かります。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 4月 17日 火曜日 14:27:27)

 私の最も愛聴するCDである大滝詠一『ナイアガラ・カレンダー』の3月の歌、「お花見メレンゲ」に「桜、咲いたった」とあるのは、作詞者・大瀧詠一の出身が東北であることと関係しているのだろうか、と思っております。「桜、散っちゃった」との対ではあるにしても。


ののまる さんからのコメント
( Date: 2001年 4月 18日 水曜日 0:55:26)

宮城県の一部では、存在の意味で「イタ」を使うのですが、
過去の存在の意味では、「イタッタ」と言うようです。
ただ、まだ「存続の補助動詞」の「〜タッタ」は聞いたことないのですが...。

大瀧詠一さんの出身地の岩手県では、「〜していた」の意味で「〜タッタ」を使うのでしょうね。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 4月 19日 木曜日 10:13:52)

 「〜ましたった」とか「わかったった」という言い方はあるようですが、詳しいことは分かりません。

 補足します。

 1番 咲いたった、ぱっと咲いた
 2番 咲いたあと、ぱっと散った
 3番 散っちゃった、ぱっと散った

大滝詠一にとって、歌詞は、意味よりも音形の方が大事であるようでありまして(「何を言っているかよりも何と言っているかが重要」というような)、ここでの「咲いたった」は「咲いていた」という意味よりも、「咲いた」のあとに「った」を付けただけと言えそうです。でも、その付け方に東北の匂いを感じてしまう、ということです。


岡島 さんからのコメント
( Date: 2001年 6月 01日 金曜日 16:58:01)

こちらに話題がありました。
また、こちらで道浦さんが話題にしました。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2001年 11月 09日 金曜日 0:27:38)

畠中さん
> 以前、同僚(広島県出身)が朝のあいさつで、
> 【おはようございました】
> と言うのを聞いて奇異に感じたことがありました。

広島県宮島町では「おはよーがんした」と言っていました(NHK教育「ふるさと日本のことば」2000.04.30)。

* * *

「よろしかったでしょうか」がしだいに「気になることば」として有名になってきているようです。以下は、最近目にした長崎市に住む人の投書です。

 ●どうしても納得できないことがあります。デパートやレストランなどでの「よろしかったでしょうか」という表現です。以前は「○でよろしいですね」とか「×を三つですね」という風に言っていたと思うのですが。この「過去形」でしかも「質問形」というのはどこかで接客マニュアルでもつくって日本中にはやらせているのでしょうか。いつだれがこの表現を編み出したのか気になって眠れません(長崎市、中田慶子さん)。
〔ほがらか〕(「朝日新聞」夕刊 2001.10.15 p.5)
これについては、その後の同欄(同紙夕刊 2001.10.29 p.7)で、「「私も違和感がある」という反響が多数」あったと紹介された上で、「みなさんから届いた、「気になる表現」」が列記されています。いわく
「お名前の方(ほう)、ちょうだいできますか」「させていただく」「行かれる」「足らない」「時系列で言うと」「前倒し」「午後12時」
このうち「行かれる」は、「行く」に助動詞「れる」がついた伝統的な可能表現で、よく耳にします。「足る」も古い四段活用の残存。それがかえって「気になる」と言いがかりをつけられてしまう気の毒さ、おもしろさ。

次は仙台に住む人の投書と、それについてのコメントです。

 ★東京出身の私が仙台に来て「むむ?」と違和感を感じたのが、お店などで言われる「ご自宅用でよろしかったですか」「以上でよろしかったですか」という表現=写真。仙台以外だと「よろしいですか」って現在形で聞かれることが多いと思うんだけど。なんで仙台って過去形なの?
(元東京都 伊達巻子 もの書き)

 〔略〕
 仙台弁に詳しく、『胸ば張って仙台弁』(宝文堂)の筆者で柴田町文化財保護委員の後藤彰三さんに聞いたところ、「推測ですが」と断りつつも興味深い分析をしてくれたぞ。
 「そういった場面で、仙台弁では『いかったべかぁ』と過去形で言い、『いいべか』と現在形は使いません。こうした文化が、若者をはじめ仙台の人たちに根付いているのでは」
(「朝日新聞」〔宮城〕2001.09.22)
こうなると、発祥地についてのなぞは深まります。一地方に始まるものか、それとも、各地で、古くからこの手の「た」――つまり、存続などの意味での「た」は使われていて、それが新方言として、東京などに流入し始めたのか。

「よろしかったでしょうか」の「た」は、「あった、あった」などと同じく「気づき」と考えてもよいと思いますが、他方では、「○○さん、居たかい?」の「た」と同じに扱い、「存続」と解したほうがすっきりするようにも思い始めました。


岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 07月 18日 木曜日 16:22:20)

飯田朝子「〈新・接客表現〉はことばの乱れか変化か」『言語』31-9(2002.8)


かねこっち さんからのコメント
( Date: 2002年 08月 23日 金曜日 23:42:24)

スレッドの主題とはずれるかもしれませんが、先だって羽田空港の喫茶店、ドトールコーヒーで
耳にしたことをご報告いたします。
連れ合いと入店し、飲み物2品とマスタード入りのホットドッグ、玉子サンドを注文いたします
と、食べ物は出来上がったらお呼びしますとの案内でした。
飲み物のみを受け取り、会計を済ませてしばらく待っておりますと
 「ジャーマンドックと玉子サンドお召し上がりのお客さまー」と大きな声がありました。
当方の注文の品であるのは、状況からして明らかでしたので受け取っていただきました。

その後入店してくる客に対しても「〜お召し上がりのお客さまー」の呼び掛けが何度もあり、
「〜お待ちのお客さま」でもなく「〜ご注文のお客さま」でもない言い方が面白かったので、
連れ合いにそれをいいますと、足立区のドトールコーヒーにても耳にした記憶があるので、
おそらく接客マニュアルにある言い回しなのではないか、とのことでした。
「〜お召し上がり(のご予定)のお客さま」というほどの意味なのでしょうか。

ちなみに小生の注文したホットドッグの店内のメニューの表記は、「ジャーマンドッグ」で
はなく呼び掛けの発音どおり「ジャーマンドック」となっておりました。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 07日 火曜日 18:21:04)

NHK「お元気ですか日本列島」の「気になることば」の時間帯(16:45から10分ほど)、2003.10.6・7の放送は「よろしかったでしょうか」について。

NHK放送文化研究所の全国調査などをふまえての話。

去年、NHKが北海道で調査したところでは、居酒屋チェーンで「よろしかったでしょうか」を使っていた。このチェーン店が東京に進出するにあたり、北海道らしさを出そうとして「よろしかったでしょうか」を使っているという話がありました。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 12日 日曜日 19:25:34)

関連する言い回し「大丈夫です」については、別スレッド「誤解を避ける方法」の中で村上龍氏の指摘を紹介し、また、私自身が「お箸をお下げしても大丈夫ですか?」と言われたを書きました。

「週刊新潮」2003.10.16 p.139-140に、梶原しげるアナウンサーの談話が載っています(『口のきき方』新潮選書の宣伝をかねた記事)。

「その〔正しくない言葉の〕“代表選手”が、“のほうから”という言葉。ファミレスやコンビニなどで使われる、いわゆるファミコン言葉ですよ。レジで、“お会計のほう、988円になります”って言われ、支払うと、“988円丁度からお預かりします”となる。他にも、最近、驚いたのは、初めて行ったガソリンスタンドで、“お客様、現金で大丈夫だったでしょうか”と聞かれたこと。以前そこで、カードで払うか現金にするか迷ったことがあるのなら分かる。そうじゃないのに、いきなり“大丈夫だったでしょうか”と、過去形で話すのはおかしいでしょう」
 無意味に「〜のほう」を連発する“病気”は、「ほうほう症候群」と呼ばれているという。
いわゆる「ファミコン言葉」とあるが、私は知りませんでした。いつごろから使われたことば?

2002.04ごろ?「先日、ラジオで聞いたのですが世の中には「ファミコン言葉」なるものがあるそうです」(情報源)〔2002.04.15の日記〕
2003.05.24「日本経済新聞」で、ロイヤルホストが「禁止語」を定めたとの記事、その中で「ファミコン言葉」に言及か。(情報源)〔2003.06.01記〕
2003.06.08(?)ラジオで「「ファミコン言葉」なる話題」を放送か。(情報源)〔談話室2003.06.08記〕
2003.06.09ニッポン放送「高嶋ひでたけのお早よう!中年探偵団」の「はみだし見聞録」で、「巷に氾濫しています!“ファミコン言葉”って知っていますか?」を放送。(情報源)〔メルマガ・2003.06.08 No.129〕
2003.06.14「某ニュース番組〔TBS「ブロードキャスター」か〕で」「「ファミコン言葉(語?)?」と言うらしいです」(情報源)〔2003.06.14日記〕
「テレビの番組でファミコン言葉というのをやっていました。」「土曜日の夜の山瀬まみちゃんが出てる番組」(情報源)〔2003.06.16記〕
「あるテレビのニュースショー」で。(情報源)〔2003.07.04の日記〕


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 12日 日曜日 19:28:17)

上記、<table>の途中に自動的に<br>が入ってしまったらしく、空白があいてしまいました。失礼しました。


posted by 岡島昭浩 at 22:03| Comment(1) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
http://ci.nii.ac.jp/naid/120003103745
インターネット情報、とあるが、本会議室への言及は無し。

http://www.kotono8.com/2004/12/05yoroshikatta.html
で、取り上げられていないからだ。
Posted by 岡島昭浩 at 2012年03月31日 13:48
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