1999年11月04日

カゴメカゴメ(浜ちゃん)


昔、子供の頃にやった遊びですが、目を閉じてしゃがんでる鬼の周りを数人で取り囲んで
グルグル廻りながらある歌を歌います。その歌が終了した時に鬼は自分の背後に居る子の
名前を当てるのですが、その時唄われる歌が
カーゴメ、カーゴーメー
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴とカメが滑った
後ろの正面 だーれ
という歌なのですが、これって日本語的に見てなんだか変だなと思うのです。日本語の
用法として正しいのでしょうか?それとこの歌って一体いつ頃から唄われているので
しょうか?(もしかして関西だけ?)



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 05日 金曜日 1:04:21)


 「夜明けの晩」でしょうか。これはたしかに妙なものですね。岩波文庫の『わらべうた』では、「夜明け方のまだ暗い時分(あけぐれ)の意か」としていますがどうでしょう。

もとは別の、たとえば「……あけの晩に」だったのが、「よあけの晩に」とかわっのではないか、という気もします。地方によって「四日の晩に」などのバリエーションが有るようです。

カゴメについては、岩波文庫では「身を屈めよ」しゃがめ・かがめ、で説明していますが、日本語史の方の立場からは「囲め」で解釈しています(亀井孝氏)。かつて「囲む」はカゴムという語形もあったのです。
籠の鳥に連なるのは、「……メ」の形が鳥を表わすことがあるからでしょう。スズメ・ツバメ、そして直接的にはカモメから、篭の鳥カゴメを考えたのではないでしょうか。

江戸時代に存在していたことはわかっていますが、どこまでさかのぼりますやら。


posted by 岡島昭浩 at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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