1999年11月10日

『日本国語大辞典』新版情報(佐藤@岐阜大)

あるいは、旧聞に属することかもしれませんが、一応、公式発表
として……

『国語展望』105号(小学館 1999・11)によりますと、


ただいま弊社では『日本国語大辞典』(縮刷版全十巻)の改訂
作業を鋭意進めております。おかげさまで、来年の秋には刊行を
開始することができそうです。

とのことです。なお、改訂版は全12巻と聞いています。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 03日 月曜日 16:13:37)

 パンフレットを送って頂きました。全十三巻とのこと。一巻平均1440頁。大きな新聞には、広告が載っているのでしょうか。
 パンフレットを見ると、「日国」という略称も使われていますね。あるいは〈上代特殊仮名づかい〉の「上仮名」という言い方も目につきました。

 刊行され始めたら、この会議室で、「日本国語大辞典に用例にないことば」というのを始めようと思っていたのですが、その予告として、「実物大ページ見本」に用例のないことば。

【赤点】*やぶれかぶれ青春記(1969)〈小松左京〉「「修練」─今でいえば「素行」とか「たいど」というのだろうか─が「不可」という赤点になってしまった」
(初出は『蛍雪時代』。旺文社文庫所収。パピレス文庫で電子化)


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 1月 03日 月曜日 18:35:01)

岡島昭浩「実物大ページ見本」に用例のない意味項目。

【赤電】(2)「赤電話」の略。*さいころの空(1959)〈野間 宏〉二一「大垣は「希望」を出てすぐさま赤電を利用してアパートを呼出したが、出てきた戸部の声を電話器のなかにきくと」
(初出は『文学界』。昭和文学全集(角川)昭和37.4.15による。)


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 11月 30日 木曜日 16:13:15)

 Yeemarさんが、始めてくださいました。
 私は未だ入手しておりませんのです。

日本国語大辞典に用例のないことば


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2001年 6月 05日 火曜日 10:26:02)

オフィシャルサイトだそうですので、リンクを張っておきます。

日国.NET 


posted by 岡島昭浩 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック