山の名前で、「@@山」を「@@さん」と読む場合と
「@@ざん」と読む場合がありますが、何か法則性が
あるのでしょうか。さらに「@@やま」もありますが?
とりあえず「さん」と「ざん」についてですが、
連濁音とかなにかなんでしょうか。
それとも地域性でしょうか。
相撲の四股名には、「ざん」が多いような気もします。
どなたでも、お気付きのことがあったらお教えください。
石ねこ さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 28日 日曜日 1:11:28)
山の名前ではないのですが、他にも同じように読み方が変わるものがありますの
で、便乗して質問させていただきます。
「まち」や「むら」の地方自治体としての名前で、読み方が「○○マチ」「○○ム
ラ」となる所と、「●●チョウ」「●●ソン」となるところがあります。
「山の名前」を拝見して、もしかしたら同じ法則に則っているのではないかと思
い、投稿させていただきました。
ちなみに、「マチ・ムラ」は東日本に、「チョウ・ソン」は西日本に、それぞれ多
いように思われますが、間違っていないでしょうか。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 28日 日曜日 1:21:33)
「町村」についてはこちらへ。
→ まちまちな町村
石ねこ さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 28日 日曜日 14:12:33)
岡島様、情報を教えていただきありがとうございました。既に調べがついていたと
は…あさはかでした。
ただ、ご指摘のページでは理由がはっきりしないようです。また、「チョウ・ソ
ン」と読むのは近畿圏(古代の「畿内」)に集中していますが、もしかしたら、古
くは「チョウ・ソン」で、時代が経つにつれて「マチ・ムラ」に変化したのでしょ
うか。(もっとも古代律令時代に「町・村」という語が使われていたかどうかは疑
問なのですが)更なるご指摘を頂ければ幸いです。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 28日 日曜日 22:15:26)
サン・ザンは非連濁・連濁ですが、地域差が有るのかどうかは存じません。
ただ、時代差はあります。古い時代の「〜〜山」は、「〜〜ウザン」「〜〜ンザン」の形しかザンになりませんでした。(例えば「五山」は昔はゴサンだったのです)
それから、地元での呼び方と、公式の呼び方が違っていたりするようなので、難しいです。
町村については、行政区画である市町村の町村(郡に属する)の呼び方が、おおむね県によって決まっているのであり、市町村の中の住所に相当する部分については、また別の分布が出るのではないかと思います。
市区町村の下に「町」がくることはよくありますし、「村」もあるようです。
言魔 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 29日 月曜日 15:27:59)
相撲の四股名に関してですが、力道山が刺されてから、「サン」「ザン」の
読みは嫌われたそうです。また、ご覧の通り、「サンザン」に繋がるという
考え方もあったようです。最近では、そういう時代を覚えてない方も親方に
なっているからまた「サン」「ザン」のつく四股名があるのかな?相撲そのものが
面白くないからゼンゼン見てませんのでよくわかりませんが...
→ 言葉のよろずや
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 29日 月曜日 15:50:12)
言魔さん、なるほど力道山以降ですか。
鷲羽山が地名としてのワシュウザンではなく、ワシュウヤマにしたのはそういうことだったのかもしれませんね。
旭道山とか旭鷲山とか、ザンザン居ますね。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 11月 29日 月曜日 15:51:01)
旭道山は既に居ませんが(今、何党に属してんだろう)
ヨブ さんからのコメント
( Date: 1999年 12月 18日 土曜日 10:10:49)
ここの発端投稿者のヨブです。しばらく来ない間に
たくさんの投稿ありがとうございます。
お礼も申し上げず、すみませんでした。