と、思ってみてたら、解説の佐藤有香が「かがと」と。どこの出身だろう。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 11日 水曜日 14:02:24)
アイスホッケーのような氷上の格闘技ならリングは納得しますが。
スポーツの解説って、前からあんなに「〜てくる」「〜ていく」を乱発していましたかね。
言魔上人 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 11日 水曜日 14:43:49)
スポーツの解説は私のような「言葉遊びサイト」をやっている
人間には恰好のネタ集め場所です。既に20年以上前の事ですが、
国会議員にまでなった有名なスポーツ選手が「イチヤ報いたい」
と使ったり、このページでも前に話題になった「じゃないですか」も
スポーツ解説では良く聞かれますね。
4年前のオリンピックで、ジャンプの実況中継のアナウンサーが
「ノバシテキマシタ」ばかり連発していたのが未だに気になって
います。距離をのばしたのか、身体をのばしたのか...他。
尚、岡島先生のお悩みのリンクとリングですが、米国ミズーリ州に
Jackson's Memorial Ring というスケート場が有った事を
記憶しています。何故だろう...
→ 言葉のよろずや
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 11日 水曜日 23:27:40)
「ひとや」ではなく「いちや」というところが、いかにも漢字を誤読した、という感じですね。「ひとや」と言ったら、矢鴨ならぬ矢レスラーが出来そうで恐ろしいことです。
リングは米国にもあるのですか。環状だからリングなのでしょうか。
言魔上人 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 13日 金曜日 14:09:41)
岡島先生にコメントをつけていただくと張り合いがでて、更に
書いてしまいます。
2月 11日書き込みで「ノバシテキマシタ」をあげましたが、やはり、
今年のオリンピックでもアナウンサーが連発しているようです。
また、昨日愚妻が「専門用語ばかりでわからない...」と愚痴を
こぼしていましたが、実際、専門用語を「知っていて当たり前」的に
使っているのが気になるのは私だけでしょうか...(この表現も
以前取り上げられていたような...)
→ 言葉のよろずや
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 13日 金曜日 21:26:32)
女子モーグルの里谷さんの中継のとき、後発の選手の得点が伸びず、解説者が「うわー、タエ、すげー、まずい!」などと言っていたように思います。
里谷さんにとって「よい」ことが、他の選手には「悪い」ことになりますが、この「まずい」は逆ですね。コンタミネーションでしょうか。
それとも、「メダルを取ったら結婚しよう」とでもいっていたのかな。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 14日 土曜日 9:53:22)
表彰式での態度が批判されるのではないかと、予感したとか。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 14日 土曜日 12:08:36)
>>解説者が「うわー、タエ、すげー、まずい!」などと
>>言っていたように思います。
「すげー、まずい!」てのは解説者にあるまじき言説、と存じ
ましたが、さっそく今朝東京中野の自宅に配達された「朝日新聞」
声欄(98.02.14 p.5)で八王子市の間宮肇子さん(17)から批判され
ていました。
>>〔実況、解説者〕はそれまで〔里谷選手が高得点をマークする
>>まで〕たんたんと、ていねいに分かりやすく説明していたのに、
>>残りの選手に対しては、「いい」か「少し失敗」かのどちらか
>>で、「心ここにあらず」という状態だった。途端に、見ている
>>こっちとしてはつまらなくなった。
これはどこの局の実況、解説者でしょうね。五輪では各局入り
乱れての中継なので、分からないのです。
ところで、拙ページを久し振りに更新しました(^^;)
→ アムロ・聖子・百恵
言魔上人 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 16日 月曜日 11:34:55)
satopy先生の「まずい」..確かに私も聞いたような気がします。
で、自分のサイトで取り上げようと思いつつすっかり忘れていたのですが、
20代前半の後輩をとある演奏会に連れていった帰り道、
「先輩、まずいっすよ!やべぇっすよ!」を連発していたのを思い出しました。
書き言葉で見ると、不満を表明しているようでしたが、前後関係および、
語感で判断できたのは「先輩、(オレ、このバンド好きになりそうで)
まずいっすよ!」というところです。早速更新しなくちゃ...
→ 言葉のよろずや
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 16日 月曜日 19:25:42)
>「先輩、(オレ、このバンド好きになりそうで)まずいっすよ!」というところです。
分かっちゃいますね、こういう使い方。私も使いそうです。
のめり込んでしまう可能性があって、そういう状況におちいるのではないかという予感が「やばい」を使わせるんでしょうね。
>表彰式での態度が批判されるのではないかと、予感したとか。
「どこに出しても恥ずかしくない」という言葉がありますが、なるほど。
>>〔実況、解説者〕はそれまで〔里谷選手が高得点をマークする
〜
>>こっちとしてはつまらなくなった。
う〜ん、17才の人に言われるようでは仕方ないなぁ。
思い返すと、あの実況は面白かったですね。解説者が熱にうかされたように「もうメダルしかない」という発言をしたかと思うと、アナウンサーも熱中して説明を補足する。と、今度は、解説者がつぎの選手の準備ができたのを察して「さ、次いきましょ。」と冷静に言ってみたり。
私も熱中しましたから、解説者の気持ちは分かるんですけどね。アトランタの女子マラソンの中継よりは良かったと思っています。
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 17日 火曜日 12:31:32)
いま、ジャンプ団体の録画をみながら書いてます。
「オオ舞台」(大舞台)が多いようですね。
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 17日 火曜日 12:33:20)
いま、ジャンプ団体の録画をみながら書いてます。
「オオ舞台」(大舞台)が多いようですね。
しかし、原田選手というのは、わざとやってるんじゃないかと思うほどハラハラさせることです。ジャンプ個人(ラージヒル)でも団体でも。船木の飛形は美しすぎる。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 19日 木曜日 12:16:49)
「純ジャンプ」という言い方、もうしないのかと思ってたら、今朝の新聞には載ってました。やはり複合と区別するには必要な言い方のようです。
「距離」という言い方は、聞きませんね。
そういえば、バイアスロンをやってる人が「トライアスロンと間違えられる」と言ってましたが、札幌五輪を記憶している世代にはそんなことは無いのですがね。
「大舞台」、インタビューされる選手達は「ダイ舞台」が多い様ではありませんか。
新屋さんの雑文館にリンクしておきます。
→ 大舞台(雑文館)
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 19日 木曜日 18:54:05)
「距離」、見ることは見るのです。聞かないなあ、という話です。
「純ジャンプ」は今日の放送で言っていました。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 19日 木曜日 23:18:14)
「橋本聖子以来、3人目」ってのは分かりにくい言い方ですね。橋本聖子が一人目のようにも聞こえます。
「橋本聖子以来で、(史上)3人目」とでもすればよいでしょうか。
「距離」、聞きました。
#新井代議士のページ、21時前頃まであったのに消えてしまってますね。
福田 嘉一郎 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 21日 土曜日 20:24:02)
アルペンスキー競技の slalom を「回転」と訳したのは、だれなんでしょう。原語
に「回転する」という意味はないようで、またあの動き自体も、エアリアルやフィギュアスケートの「回転」とは明らかに違っています。
→ 熊本県立大学
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 21日 土曜日 23:31:33)
福田さん、ようこそ。
フィギュアの回転が、体操などの「ひねり」に相当するものであることは前々から気になってましたが(エアリアルは体操と同じなのかな)、アルペンの回転のことは意識に登りませんでしたが、なるほど、違いますね。
同僚に、日本スキー普及史を研究している人が居ますので、ちょっと聞いてみたいと思います。
エアリアル、実況中継では、ダブルとか言ってますが、ニュースでは三回転4ひねり、とか言ってましたので。
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 22日 日曜日 18:14:20)
角川の『外来語の語源』に、訳語として「蛇行滑降,S字形滑降」というのが荒川惣兵衛『日本語となった英語』(昭和6年)にあるとの注がありました。御参考まで。
福田 嘉一郎 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 23日 月曜日 14:17:51)
そうですか、やっぱり「蛇行滑降」ってあったんですね。もし一般化していれば、
「女子大蛇行」とか言うことになる... 「S字形」だと関門が2箇所しかないような感じもしますし、訳の難しい単語です。
私が思うに、slalom の原義がノルウェー語の「斜面の上の跡」であるということは、自然の中にある木などの障害物をよけながら「ごくふつうに」スキーで滑り
降りるということだったのではないでしょうか? いわゆる「滑降」(downhill)
のように何もない所をまっすぐに滑ることの方が、むしろ特殊だったのではないか
と思います。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 23日 月曜日 17:19:15)
体育科の人にはまだ会えませんが、アルペン競技を日本人もするようになったのは、昭和十年ごろのことのようですね。昭和13年2月の新聞には「回転」が見え、「昨年に続き」などありました。
昭和7年ごろの日本スキー連盟の規則にはアルペン関係のことは全く書いてません。
『詳解スポーツ用語辞典』(昭和6.10.15)には、
スラロム Slalon(ママ) (冬) 蛇行状(じゃかうじゃう)の曲線を描き出す滑り方で、滑降と方向転換とを連続的に行ふのである。クリスチアニア・スラロムとテレマーク・スラロムとがある。
この説明は競技名ではなさそうですね。テレマーク、か。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 23日 月曜日 17:22:17)
上の辞典でテレマークを引いたら、いろいろ載ってましたが、テレマーク・スラロームは技の名の様です。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 27日 金曜日 17:58:35)
スラロームは、体育の先生も関心を持って頂けた様で、調べて頂けそうな感じです。
ちょっと話したなかで、昔のクロスカントリーは、文字どおりのクロスカントリーだった様で、山あり谷ありを滑っていた、ということです。愚案ずるに、下る時に「スラローム」という滑り方をしたりしたのでしょうね。
そういえば、「テレマークスキー」とかいうのがあるのを見つけました。
→ テレマークスキーのページ
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 27日 金曜日 18:23:12)
さて、「オリンピックで耳についたことば」ですが、「どこまで〜かどうか」という言い方。月刊言語で早田輝洋先生が書いていらっしゃったのを記憶していますが、この言い方は特にスポーツの中継で盛んに使われる様に思います。
「コンダラ」の所でかいた、「サワーになって躍ろう」の歌ですが、冒頭の「うじゃけた顔して」という言い方で思い出すことがあります。私は「うじゃけた」「うじゃじゃけた」という言葉をずっと知らなかったのです。『文献探究』という同人雑誌の何号かの編集後記に「うじゃうじゃけた」とあるはずです。後で思うに原稿は「うじゃじゃけた」だったのでしょう。タイプしたのは私であったか、他の人であったのを黙認したのか、忘れましたが、私が関っているのは確かです。ああ恥ずかしや。
しかし、あの歌の題名の「イレアイエ」って何だろう。"ile aiye"か。NHKも説明してくれりゃいいのに。
→ 信濃毎日
高橋半魚 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 02日 月曜日 23:16:18)
こんにちわ。終ってしまったオリンピックの話題ではないのですが、
>新井代議士のページ、21時前頃まであったのに消えてしまってますね。
見られなくて残念。
ところで、なぜ新井将敬は、「代議士」なんでしょうか。ふつうは、「○○議員」という言い方のほうが、多くありませんか。「代議士」の持つ大時代的なニュアンスが、汚職のイメージを感じさせてなりません。
汚職議員とはいうけど、汚職代議士とは言いませんよね。
福田 嘉一郎 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 04日 水曜日 17:29:29)
>高橋半魚さん
「代議士」は、たしか衆議院議員の俗称ではなかったでしょうか。オレンジ共済疑惑で逮捕された友部達男(字がよくわからない)は参議院議員だったから、友部議員と呼ばれたのだと思いますが。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 04日 水曜日 18:33:48)
新井氏のページは、わたしもごく一部しか読んでませんで、残念でした。
私もマスコミの言い方に影響されて、無意識に「代議士」と書いてしまってますね。衆議院議員は参議院議員よりも格上だ、という意識で「代議士」と呼ばれるのを好む、という話を聞いたことが無くはない気もします。
しかし、貴族院はともかく、なぜ参議院が「代議士」と呼ばれないのか、気になります。
スラロームですが、『現代新語辞典』(昭和七年毎日年鑑付録、昭和6.10.1)に、
クリスチアニヤ スキー回転法の一種、スピーヂーな回転法。とあるのを見て気付いたのですが、turn ターンをどう訳すか、という問題と絡んできそうですね。
ジャンプ・ターン スキー回転の一種、(以下略)
テレマーク スキー回転法の一種、(以下略)
新明解では二版から、「頭の回転」とともに、
必要に応じて方向転換することの意味を立ててますね。用例は初版からありますが。
高橋半魚 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 11日 水曜日 0:07:17)
福田さん、岡島さん、有難うございます。
オレンジ共済はたしかに、友部元議員といってましたね。衆議院
と参議院の違いですか、なるほど。
衆議院議員で「○○議員」とテレビなどで呼ばれていた人、いる
かなあと想いだそうとするのですが、ニュースに疎くなって仕舞って
いるのと、それから、ほとんどが役職名で呼ぶのとで、思い付きません。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 21日 土曜日 14:48:03)
日本のスキーの歴史を研究している体育の新井博助教授の部屋を訪問して、お話を伺ったり、資料を見せてもらったりしました(大正時代のスキー板もありました)。
クリスチャニアやテレマークですが、明治四五年の資料、スキーが日本に入って来た時のレルヒ講習の記録などでは、「方向変換」と見えるのですが、大正5年の『スキー術』という本では、「廻転」と呼んでいることが分かりました。この本の著者である山口十三という人も大正二年には「方向変換」と書いているようで(『スキー』という年刊雑誌の第2号)、大正初期になにかありそうだということまでいきました。
なお、スキー史関係の資料は、上越市の総合資料館にある程度集められているようですが、新井さんはスキーに関連する記事を地方新聞に至るまで見て行ったり、スキー用品店から昔の記録を見せてもらったりと、丹念に調べてらっしゃるので、私もおおいに刺戟されて部屋をあとにしたことでした。
#代議士問題ですが、
>ほとんどが役職名で呼ぶのとで、
というのも、「ヒラの議員とは違うんやで」ということらしいです。「元〜〜」の場合をどれにするかも格付けがあるらしい。大蔵大臣や外務大臣は他の大臣よりも上だということかな。そういえば、渡辺美智夫(字は適当)は「元副首相」だし、椎名元副総裁・金丸元副総裁ってのも居ました。これマスコミが決めるのか。
そういえば大学もそうか。この間、京都府立大学元学長が京都大学名誉教授という肩書きで新聞に載ってました。
福田 嘉一郎 さんからのコメント
( Date: 1998年 3月 22日 日曜日 17:57:53)
「廻転」が大きな鍵といえそうですね。どうもありがとうございます。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 2月 02日 火曜日 17:43:58)
『外来語研究』第2巻1号(昭和9年2月)に楳垣実「スキーと外来語」が載っていました。「テレマーク・スウィング即ちテレマーク回転」とあり、ここではスイングに回転があてられていました。
で、面白いのが引用してあるスキー節。高田市のものらしいのですが、作者等ありません。
雪の山から、りゃーんとりゃん
ジャンプにテレマーク りゃーんとりゃん
クリスチャニアで りゃーんとりゃん
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 8月 25日 土曜日 22:02:35)
上の方の「やばい・まずい」関連。
→ 「やばい」はやばいか
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2001年 8月 25日 土曜日 23:14:12)
岩松研吉郎氏(慶應義塾大文学部教授)が『日本語の化学』(ぶんか社、2001.04)で「やばい」に言及しています。
次の一文は、ある若者向けファッション雑誌の見出しです。これを含め、この本で取り扱われていることばをご紹介します(つまりは目次の転記)。
『やばいTシャツ!!』
問題
さて、この「やばい」はどんな意味で使われているのでしょう?〔略。答えは〕チェックしておかないと流行に乗り遅れてしまう「最新のカッコイイ」Tシャツ
・千円からお預かりいたします
・「固」(テレビの字幕スーパーとして使われる)
・やばい
・あ゛
・テイクアウト(「お持ち帰り」とも。「OLが酔っぱらってしなだれかかってきたから簡単に――できた」等)
・圏外、ドットCOドットJP(「今日もどっと疲れたドットCOドットJP」)
・まだ未完成
・ほんとは
・俺的にはみたいなー
・鬼畜
・「。」
・入ってるよ
・トーゼン
・キレる
・逆に言うと
・信じらんない
・つながり
・じゃないですかー
・怒っちゃいないですけど、ほんとは怒ってまーす(怒ると切り口上が混じるという話)
・会いたいけど会いたくない・新逆語(皮肉で「おまえに言われたい!」)
・敬語なんすけど
・っつーか新方言
・女らしくするざーます(ニューハーフのことば)
・自分がバカなことを表現してしまうダイナミックな日本語(役不足・枯れ木も山の……)
・範囲指定による婉曲表現(「内の部署の中ではイケてるほう」)
・男の勝負に決着はあるのか?
・カタカナ言葉の効用
・タブーの侵し方
・気分の会話
・言葉のワナ
・売る日本語
・答えられない質問
・電話勧誘マニュアル
・新挨拶(ブティックや美容院などで「こんにちは〜」)
・書き言葉と話し言葉
・新聞雑誌の言葉変換
・まさに言葉の魔力・広告表現
・紳士的な言葉の効用
・巧言令色少なし仁
・方言の効用
・就職マニュアル活用術
・なんとなく比喩表現
・仲間意識を高める新ジャルゴン(「ナンパついてって、ヒッチよゆ〜!!」)
・単位で表す新しい修飾語(「1ミクロンも興味ない」)
・イントネーションに見る意味の違い(クラブ・サークル・イヤって感じ・彼氏・かなり)
・新略語(イケメン・チェキラ・ヘアチェン・メル友・ハミパン・ファッキン〔fat king、ファーストキッチン〕)
なお上でリンクしてくださったページにうまくつながらないようですので、改めて↓
→ サブカルチャー言語学(秋月高太郎氏)の内 「やばい」はやばいか?道浦俊彦 さんからのコメント
(Date: 2002年 2月 17日 日曜日 1:33:00)
インターネット検索(Google)したら、「スタイ」は固有名詞、と出ていました。アメリカの、一製品名が日本で「よだれかけ」の意味のなったと。
「slever(よだれ) tie」から来ているのではないか、と書いてありました。ほんとかどうかわかりませんが。
UEJ さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 17日 日曜日 6:03:14)
↓のページですね。
でも「slaver tie」でWebを検索しても一件も出てこないんです。
UEJ さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 17日 日曜日 6:05:30)
すみません、「参考ページ名」を入れ忘れました。
→ 無責任な相談室 Vol.15 【スタイって何語?】
道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 18日 月曜日 11:42:08)
あ、そうです。そのページです。(恥ずかしながら、こういうふうに参考ページの入れ方を知らなかったので、そのままにしていました・・・。)
妻に「よだれかけのこと、スタイっていうの、知ってる?」と聞いたところ、「常識でしょ」といわれてしまいました・・・。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 23日 土曜日 20:21:08)
NHKのアナウンサーが「フィギュアスケートのエキシビジョン」と言っていたのを聞いたのですが、「テレビジョン」「ハイビジョン」などからの類推でしょう。「exhibition」(展示)のことでしょうから、どう読んでも「〜ジョン」とは濁らないのではないでしょうか。「エキシビション」と言ってほしいところです。他のアナウンサーはそう言っていました。
毎日新聞ホームページを見ると、やはり「フィギュアスケートのエキシビジョン」とあって、おやおやと思いました。紙面にはどう出るのでしょうか。
「exhivision」なる造語があるのかもしれませんが、今のところ探し当てていません。ネットでそのつづりを検索したところ、極端に少ないので、それはないのだろうと判断しました。
べつの話ですが、ポルノグラフィティというロックバンドを「ポルノグラフティ」と発音する人がいます(夕方のNHKのお知らせ番組)。「グラフ雑誌」などからの類推でしょう。このバンドの公式ホームページで見ると、つづりは「Porno Graffiti」。エロ落書きというほどの意味でしょうから、やはり「グラフィティ」が正しいようです。
「なんとかグラフティ」という言い方にはよく接します。たとえば、『世界のトイレグラフティ』(amazon.comより。表示できますでしょうか)。
書籍データ検索で「〜グラフティ」をさがすと、実際の本の表紙は「フィ」らしいにもかかわらず、データ入力者が間違えて「フ」としているものも少なくないようです。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 24日 日曜日 0:18:35)
ノルディック複合、今大会から「個人スプリント」というのができたらしい。
そうなると従来の「個人」に、「個人スプリント」と区別する名称を付けてしかるべきだと思うのですが(急行列車ができて「普通列車」という呼び名が必要になるように)、単に「個人」と呼んでいるようです。
「ラユネンが個人・団体に次いで三冠を達成」とNHKでもTBSでも言っている。
道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 24日 日曜日 16:58:09)
日本新聞協会の新聞用語懇談会編「新聞用語集」によると、「エキシビション」とすることになっていますが。なぜか「ション」が「ジョン」になってたんですね。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 24日 日曜日 17:09:50)
毎日新聞のサイトで「エキシビジョン」になっていたのは、24日の紙面では「エキシビション」となっていました。
サイトに掲載の記事は校閲を通さず、紙面の記事には校閲を通すという違いでしょうか。
道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 2月 24日 日曜日 21:30:39)
今、多くの新聞社は、リストラで校閲部門の縮小を行なっています。だから見出しなどをつける編集部員が校閲も兼任なんてケースも地方新聞社にはあるようです。そんな中でサイトニュースという新しい仕事が増えているのですから、おそらくYeemarさんがおっしゃるように、サイトは、本来の意味でのきっちりした校閲を通っていないのではないでしょうか?
読売テレビでは、サイトニュースはデスクが目を通していますが、そりゃ、放送にくらべるとその体制は雲泥の差です。それに恥ずかしながら、新聞ほどきちっとした「校閲係」はおりません。。。。