2002年03月25日

重傷と軽傷(道浦俊彦)

(報道に携わっている私が、こんなことを聞くのは恥ずかしいのですが、)皆様は、「重傷」「軽傷」の境目は、どのあたりに感じてらっしゃいますか?
つまり、「全治○日以上・以下」というふうな分け方で言うと、境目は何日でしょうか?たとえば、「全治2週間」の怪我が、重傷でしょうか?軽傷でしょうか?
また、「重傷」と「軽傷」の中間ぐらいの怪我は、なんと呼べばいいのでしょうか?


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 03月 25日 月曜日 22:43:07)

公共放送の基準で恐縮ですが、『NHKことばのハンドブック』(1992年3月第1刷)によりますと、
 重傷……30日以上の治療を要する場合
 軽傷……30日未満の治療を要する場合
とありますね。(p.83)

中間ぐらいのけがは、中傷……というのはだれでも思いつくしゃれかもしれませんが、上記の基準によれば、中間ぐらいというのはないことになる理屈です。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 03月 25日 月曜日 22:58:32)

私自身は、「山から転落したが、軽傷ですんだ」というときは、かすり傷程度、つまり自宅で十分な治療できる程度をまずは思い浮かべますので、NHK基準よりは軽いことになります。骨折していると、「こいつは重傷だね」ということになりそうです。

しからば、「重症」と「重態」とはどう違うのか、という議論は以前にありました。

病状表現の細分化?


posted by 岡島昭浩 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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