2003年01月28日

若い人のことば(Yeemar)

ちょっと広いくくりのスレッドですが、新しい流行語について、その発祥など、周辺的な話題、関連する話題を書き付けるという目的で作ってみました。

と書いておきながら、以下は、別に発祥云々とは関係ありませんが……

超はなはだしい
「超おもしろい」など、「超+形容詞」は新しい言い方のはずですが、すでに1951年、ほかでもない国語学者吉澤義則が、論文の中で使っています。

 即ち『いとゞし」は「超甚し」の義であつたであらう。「超甚し」の直意から、「甚し」の重なつたところから、「一層」といふ翻意を、「いとゞしく」といふ副詞形の上に生じ、〔下略〕
(『源語釈泉』臨川書店 1973 p.310。文中〈『〉は原文ママ)
これは、古典語の語義説明のための臨時的なことばではありますが、「超はなはだしい」と言っているわけです。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 24日 月曜日 02:09:37)

学生が教えてくれたことばです。「すで(素で)」という言い方、3年程前から〔単純計算で2000年から〕使用頻度の高くなったことばとのことですが、知りませんでした。アンテナが鈍いようです。本人によれば、
「素でびっくりしたー!」
「素でムカつくんだけど」
「今日素で寒みー」
「素でベランダで食うの!?素でー!?」
の順で違和感が強くなってゆくそうですが、私にはすべて同等の違和感があります。この語についての考察、議論等をご存じでしたらお教えください。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 24日 月曜日 03:20:23)

昨年、知人から「にぎり」という言葉について尋ねられました。
関西方面の中学生が、高校受験の願書を「にぎり」で出したといったそうです。
『集団語辞典』には「にぎり」でいろいろな意味が出ているけれど、どれにもあてはまらないとのこと。
よくよく考えてみたら、どうも「2ぎり」=「ぎりぎり」のことらしい。
「ギリで」というのは、けっこう耳にしますが、「にぎり」をご存じの方はいらっしゃるでしょうか。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 25日 火曜日 04:26:21)

「素で」という言い方ですが、『現代用語の基礎知識』には2001年版から載っていました。

2001年版
  ▼素で言う 本気で言う。
2002年版
  ▼素(す)で言う よく考えないままに言ってしまう。本音で言う。飾
           らないで言う。

2003年版の用語索引には出ていないので載っていないかと思ったら、ちゃんとありました。

  ▼素(す)で言ってるの? 本気で言っているのか?


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 25日 火曜日 20:53:33)

ありがとうございます。『現代用語の基礎知識』はまず見ておくべきものですが、恥ずかしながら手元に揃っておりません。ご教示いただいた項目を見ると、まず元情報の「3年程前から」というのはかなり良い線を行っているというふうに言えましょうか。また、『現代用語』ではすべて「素で言う」の形になっていますが、元情報では「素でベランダで食う」などというふうに使われるそうですので、ずいぶん自由度が高そうです。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 25日 火曜日 21:03:31)

> 「3年程前から」というのはかなり良い線を行っているというふうに言えましょうか。

と書いていて、ふと思いましたが、この「良い線を行っている」という句は、新しそうですね。『日本国語大辞典』には「*小説平家(1965-67)〈花田清輝〉三・四「田舎娘としては、いちおう、いい線をいっていたといわなければならない」が出ています。これよりさかのぼりにくいことばでしょうか。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 26日 水曜日 00:29:13)

「素で○○する」という言い方は、かなり昔からありますよね?
若者たちは流行り出すと何にでも使うような傾向があって、それが気になります。
ニュース番組で見た、自転車乗り入れ禁止のアーケード商店街を高校生たちが堂々と自転車通学しているという取材で、二人乗りで転んだ女子高生が「ていうか、ありえないんだけど」と発していたのには、哀れとしか言いようがない気持ちがしました。

「いい線いってる」の流行は、昭和38年(1963)年のクレージー・キャッツによるものだそうです。
稲垣吉彦・吉沢典男監修『昭和ことば史60年』講談社、1985年
鷹橋信夫著『昭和世相流行語辞典』旺文社、1986年
また、『現代の流行語』(三一書房、1963)には、

  いい線いっている  いまの世の中でいい線を行っている男は、まず植
  木の旦那だろう。日本無責任会長、無責任教教祖様、植木等こそ現代誰
  れからも愛されている男(?)だ──ウヒッヒッヒィ。

と早くも載っていました。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 26日 水曜日 02:41:46)

かなり昔からある「素で○○する」は、「素で貸しては、踏まれる事が、みすみす見えてあるわいの」(歌舞伎。『日本国語大辞典』)などのような「そのままで(単に)○○する」というものですね。これは私は使用語彙でも理解語彙でもなく、辞書の説明を読んで、なるほどと思った次第でした。現代語にまで続く用法でしょうか。

「素」を使って作文しろといわれると、私はまず「あの役者はどんな役でも演技ではなく素でやっているように見せる」というような文が浮かびます。または「相手役がアドリブを利かせたので、俳優は一瞬素に戻ったようだった」などとも。つまり「演技で」の対義表現としてとらえています(この意味のブランチが『日本国語大辞典』にあってもよいように思います)。若者ことばの「素で言ってる」は、「演技ではなく本気で言っている」というようなところから拡張されたものかと思いました。

「いい線」はクレイジー語でしたか。新書本の『現代の流行語』は、たまたま古本で買ったばかりでしたが、有効利用できませんでした。『日本国語大辞典』は「線」を「水準」と解釈しているようですが、「二の線(二枚目)」「三の線」などと関係があるでしょうか。

「かっこいい」が既成の「格好がよい」を拡張するかたちで使われたように、「いい線行ってる」よりも前に「良い線を行く」があったのかどうか、気にかかります。私は上でつい「良い線を行く」と書いて、「はて、こういう言い方があるのだっけ」と不安になったのでした。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 26日 水曜日 03:00:57)

『現代の流行語』で「いい線いっている」の前後を見ますと、「いいからいいから」について

いいからいいから 『おひまなら来てよネ、私淋しいの』、『いいからいいから』というが、ツケにしてくれれば飲みに行くがね――五月みどりさん。
とあって、五月みどりの曲「いいからいいから」(1962年)から出たことが示されています。これは小林信彦『現代〈死語〉ノート』では植木等のことば(1962年)となっていて、私も植木語だろうという認識でした。源流が2つあるようで落ち着きません。

「若くない人のことば」になってしまいました。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 26日 水曜日 11:13:12)

嵐山光三郎編『現代都会語事典』(講談社、1987年)に、

  素に戻る
  本番中タレントが役を演じるのをやめてふだんの自分に戻ってしまうこ
  と。そのときのしゃべりを「素のしゃべり」という。バラエティー番組
  などでは、タレントが素に戻ったときにポロッとしゃべる本音の面白さ
  をねらった企画も多い。

とあります。
たしかに「演技」と「素」の対義表現が現在の流行の源になっていると思いますが、その「素」も元々は「そのままで(単に)○○する」状態をいっているように思います。
それが、ニュートラルな「単純に、素直に」から、積極性がプラスされた「本音で、本気で」になってきたわけですね。
米川明彦著『若者ことば辞典』(東京堂出版、1997年)には、

  す  素
  ○1化粧していない顔。「すっぴん」とも言う。
  ○2真面目な顔や態度。

とあって、○2の会話例は以下のとおり。

  桃子「あーおなかすいた」
  康子「帰りどっか寄ろか?」
  桃子「今やったら牛一頭でも食べられそうや」
  康子「ちょっとそんなことスでゆわんといてんか」

これは、真面目(本気)な様子だけど、ふざけているわけだから、「本気に見える状態」かな。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 26日 水曜日 11:31:25)

話題が錯綜してまいりました。
月刊『言語』1985年1月号の大特集「昭和語小辞典」に、植木等主演の映画『ニッポン無責任時代』について、

  主人公は“気楽な稼業”のサラリーマン平均(たいらひとし)、「いい
  から、いいから」を連発しながら口と頭は使いようとばかりに、調子よ
  く立廻って出世する話。

と書いてありました。
この東宝映画と、五月みどりの「いいからいいから」を主題歌にした大映映画の『江戸へ百七十里』は同じ1962年7月29日の封切りだったそうです。
しかし、「いいからいいから」を1963年の流行語にしている本も多いことから、植木等がテレビ番組でも「いいからいいから」を連発したことによって流行したものだと推測します。


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 26日 水曜日 12:03:20)

「素(す)」に関しては、甲南女子大学の島田博司助教授が、たしか2001年に、ゼミの学生の論文をまとめたものを出していらっしゃいます。今(当時)の学生は、「素」でいられることを欲し、「素」の「自分探し」をしている、というようなことでした。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 26日 水曜日 21:20:35)

「素で」を「マジで」に置き換えると分かりやすいですね。
「本気」と書いて「マジ」と読ませたのは、立原あゆみ氏の漫画『本気(マジ)!』からでしょうか。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 27日 木曜日 20:30:12)

skidさん、ご教示ありがとうございます。「素で言う」自体、私は見たことも聞いたこともないのです。ましてその発展形は……

道浦さん、「素」の参考文献ありがとうございます。島田氏は1999年から、レポートの作品集を出されているようですね。興味が湧きます。しかし、きわめて手に入りにくそうですね。

NACSIS Webcat: 個人研究レポート作品集


田島照生 さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 27日 木曜日 23:27:56)

「素で」とは関係がないのですが、今週の『週刊新潮』(三月六日号)に、「オトーサンはお手上げ 最新『コギャル語』事情」なる記事があります(p140)。以下のものは、そこに挙がっている会話例です(番号は、私が便宜的につけておいたものです)。

(例1)
「っていうかー、美奈がさー、ガンブーのくせに、これ、カレピから貰ったバッグ、とかこいてんの」
「それ、しょっぱくない? それよか、こないだコクられたって言ってたじゃん。あれ、どーすんの?」
「んービミョーかなー。ちょっとカンチだしねー」
(引用者注:ガンブー=すごいブス、カレピ=彼・付き合っている男性、こく=嘘をつく、しょっぱい=情けない、それよか=それより、コクる=告白する、ビミョー=乗り気ではない、カンチ=自分のことをカッコイイと勘違いしている人)

(例2)
「オニうまだったからガン食いしてー、前の晩、オールだったじゃん? そのままガン寝しちゃったさあ」
(引用者注:オニうま=たいへんおいしい、ガン食い=たくさん食うこと、オール=オールナイトで遊ぶこと・徹夜をすること、ガン寝=ぐっすり眠ること)

ちなみに、(例2)の語尾「さあ」は、「沖縄風」を意識したものだそうです。「ガレッジセール」の影響によるものなのでしょうか。ちなみに私は、(例2)の意は辛うじてわかりましたが、(例1)はわかりませんでした。


田島照生 さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 27日 木曜日 23:43:03)

武田徹著『若者はなぜ「繋がり」たがるのか』(PHP研究所,2002.1.30)より。

たしかに暗号化は著しく、東京の女子高生のあいだでは言葉のあいだに「りしゃご」を入れる妙なテクニックまで出現。これにより、目の前にいるおばさんを「おりばしゃごさん」と呼び、相手に気づかせないで仲間内で悪口を存分にいえるようになるらしい。なぜ「りしゃご」の音がえらばれたかはまったく不明―。(p80)

この箇所は一九九五年に書かれたものですが、現在でもこれと似たような表現はあるのでしょうか。


岡島 さんからのコメント
( Date: 2003年 02月 28日 金曜日 00:08:24)

 下のスレッドのやつの変形ですね。

ばびぶべぼ遊び


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 03日 月曜日 14:34:02)

『週刊新潮』の「最新『コギャル語』事情」って、ほとんど“最新”じゃないですね。
たとえば、『若者ことば辞典』(東京堂出版、1997年)には、「がんぶ、こくる、かんち、おにうま、オール」が載っています。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 19日 水曜日 12:53:44)

最初の話題に戻ってしまうのですが、「超甚だし」に驚嘆して『源語釈泉』を入手しました。
しかし、本文の最後は297頁で、310頁はありません。
臨川書店の本は活字を組み直したものでしょうか。
296〜297頁には“「いとど」補説”があるものの、「超甚だし」はなし。
ところが、“いとゞ(し)形容詞 附「いとゞ」及び「ひとしほ」”の項を見たら、

  意義は「超甚だし」である。「超」は超満員・超弩級などの「超」の意
  である。

と、74〜75頁に3箇所ありました。
奥付は昭和25年7月で、出版社は誠和書院です。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 19日 水曜日 21:47:56)

私の見たのは正確には『増補 源語釈泉』でありました。書名が不正確で失礼しました。「誠和書院昭和25年刊とその後の続稿4篇昭和26年刊をあわせて複製したもの」ということです。

「超甚し」の語は、それに収録された「再び「いとゞ」に就いて」という論文中に出てくるものです。

skidさんの言われる“いとゞ(し)形容詞 附「いとゞ」及び「ひとしほ」”の当該個所は、『増補』では p.74になっています(おそらくオリジナルと同じページだと思います)。しかし、これを私は見落としていました。こちらのほうが早いですね。

意義は「超甚し」である。「超」は超満員・超弩級などの「超」の意である。
が正確な引用のはずです。

この『源語釈泉』には錯簡があります、増補版では監修者が

 なお、旧版では二九頁・三一頁・三三ページのそれぞれの第一行目が相互に錯簡している。その点は生前の先生が特に気にしておられたので、今回は正しい順序にあらためた。(あとがきp.6)
と書かれていますが、当該個所を見てみると、さっぱり直っていません。もとのままです。なにゆえこのような不思議な錯簡が起こったのか、鉛活字の時代はさもやありけんと思うのですが、これでは先生(吉澤義則)も浮かばれますまい。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 19日 水曜日 21:53:15)

正誤 ×三三ページのそれぞれの ○三三頁のそれぞれの


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 21日 金曜日 14:51:56)

先日、今年で29歳になる人から「オタク」はもう死語だと言われました。
私が疑問を呈すると、その理由は若者が使わなくなっていると思うから、とか。
本当に使われなくなったのか、若者が使わなければ死語なのか、疑問は増すばかりです。
「若い人のことば」というのは、「使う」ものと「使わない」ものの両方が対象となりますよね。

道浦さんの「平成ことば事情」に「しょってる」が取り上げられていたので、その手の辞典を見ました。
加藤主税『世紀末死語事典』中央公論社、1997年
死語老語研究会『老語の不安と死語硬直』勁文社、1990年
この2冊に載っていて、後者の用例は、
「ねぇ、サリーちゃん。この服いかしてるでしょ」「よしこちゃんたら、しょってるう」
に加え、それっぽいカットもあります。
よしこちゃんは、そんなキャラクターでしょうか。
副主題歌で「かわいいサリーは人気者♪」と本人が歌うと、弟のカブが「ちぇっ、しょってらあ」と言ってましたよね。
著作権の関係で、そのままは出せなかったのかもしれません。
アニメ放送の当時でも、「しょってる」なんて言う子供は、私のまわりにはいませんでした。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 21日 金曜日 18:17:03)

「しょってる」で思い出すのは、トニー谷・宮城まり子の「さいざんす・マンボ」です。

しよつてゐるわね この人、ちょいと
そんなボーイはアイ・ドン・ライク
とあります。1953年8月の発売ということです。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 21日 金曜日 18:20:17)

『日本国語大辞典』を見ると1930年までさかのぼるのですね。上限は比較的容易に分かりますが、下限となると基準が見定めにくいですね。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 25日 金曜日 02:01:38)

うちになぜか「女性セブン」2003.07.10があるので不審に思っていたら、p.62に、「正しい日本語(!?)現在進行形 バリ意味不明 若者コトバ今昔 あなたも昔、使ってた流行語のいま」という記事が載っていました。これを読むために買ったまま忘れていたのでした。

この見開きの記事では、今と昔の若者ことばが「短縮型、英語型」「新語型」「意味転用型」「流行型」の4種に分類されています(どう違うのか?)。

椙山女学園大の加藤主税氏のコメントとともにそれらが列挙されています。主なところを書き写そうとしたら、ほとんど全文掲載になってしまいそうなので、出てきたことばだけ抜き書きします。詳細は大宅壮一文庫等で見ていただくとして……

〈短縮型、英語型〉
ゴチコン、あけおめ、ことよろ、一体{いったい}、イタメル、ビニる、ニーヨン、リーマン、マンキツ、ヒャッキン、オナチュウ、カリパク、リスケ、チョマー、キボンヌ、ドタる、キャッチする、ビバ
●20代―イノヘッド、MK5、チェキ、パない、チョベリバ・チョベリグ
●30代―アイミティー、レスカ、ゴーハイ、ファジー
●40代―態度がL{エル}、ヤンエグ、胸キュン、ナウい、フィーバー
●50代―アサップ、エッチ

〈新語型〉
バリ3{サン}、パカパカ、コード君、ハケメン、ゴチメン、プルンパ、海ねずみしばく、ハゲしばく、プレステ、ヤックン
●20代―ガンカワ、ゴンカワ、冬彦さん
●30代―メッシー君、アッシー君、ミツグ君、タンマ、さっぱりピーマン、オバタリアン
●40代―どっちらけ、ほの字、マブい、許してちょんまげ
●50代―みーちゃんはーちゃん、ボインちゃん

〈意味転用型〉
着拒、トランス、解雇、コカれる、しょっぱい、ビミョー、みはり
●20代―アッチィー
●30代―鼻血ブー
●40代―どろんする

〈流行型〉
ファイナルアンサー、キャムる、ピー
●20代―ポアする、だっちゅーの、ごめんくさ〜い
●30代―うれP{ピー}、いただきマンモス、ごちそうサマンサ、ぶっとびー、めちゃんこ
●40代―ちょめちょめ、ほにゃらら、ビックリクリクリクリックリ、ピーナッツ
●50代―ばっかじゃなかろか・さいざんす、がちょ〜ん、〜ちっち

多少加工して、「語彙索引の検索」にも入れておきましょうか。


角田圭子 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 30日 水曜日 15:46:41)

素 のこと。
若い人のことばでなく、古い使い方のほうですが、能で面をつけないで演ずるのを「素面」というのですよね。
これは現代の使い方と通ずるところがあるようでおもしろい。


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 31日 木曜日 07:53:52)

角田さん、「素面」は「すめん」ですか?「しらふ」ですか?


角田圭子 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 31日 木曜日 09:48:14)

すめん です。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 07日 木曜日 09:12:57)

大学生が書いた文章から拾ったことばで、私の知らなかったことばから。流行語とは限らないようです。

いもる 神戸でも一部の「ナウい」若者にしか通用しない語彙。気がなえる。へたれる。「明日親知らず抜かなあかんねん。ばりいもるわー」(注、ばり=たいへん。めっちゃ。)〔この項の説明、ほぼ原文のまま〕
ウンザリーノ 「うんざり」をイタリア語風にいったことば。「おそらく生徒はウンザリーノでしょう」
きょどる 挙動不審の行動をとる。「自転車のチェーンが外れてきょどった」
テニサー テニスサークル。「テニサーっていうとちゃらいイメージがあるけど」
はつ【初】 はじめて。副詞的に用いる。「この旅初車にひかれた」
ヒッキー ひきこもり。「ヒッキー道を全開で突っ走っております」
メッセ 携帯メールなどのメッセージ交換。「いつもの友達と、ずっとメッセをやっていた」

このほか、「ひよる」というのがあって、「TOEIC受けた。試験会場は東大。ひよった」と使われていますが、意味不明。緊張した? 「日和見をする」(「賛成から反対にひよった」)というようなのとはまた違うようです。ウェブを見ると、音楽の世界では「ひよった音」などという言い方もよく使われていて、これも意味不明。「小諸の駅舎の2階のひよった「喫茶店」」と書かれた掲示板もありました(今のところこちらに)。どういう意味でしょうか。


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 07日 木曜日 10:03:51)

下記リンクのほぼ真ん中(わずかに上?)に「ひよる:ひるむ。精神状態が弱い」。
とあります。「とまあ、若者用語辞典を見てたらハマッてしまった。」とあるので、
典拠があるのでしょう。なんでしょうね。『現代用語の基礎知識』の1コーナー?

最近のこと


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 07日 木曜日 10:10:57)

下記リンクだと「・ピヨる:気絶する」というのがありました。何か、関係があるか。
それにしても語源を知りたいことです。

若者用語・使ってる?辞典


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 07日 木曜日 10:50:45)

ありがとうございます。例によって調査不足でした。「試験会場は東大。ひるんだ」なら意味は通じます。「若者用語辞典を見てたらハマッてしまった」というこの記述は2003年4月のことですね。

「若者用語・使ってる?辞典」は壮観ですが、用例や登録年月日がわからないのが残念です。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 07日 木曜日 10:54:51)

> 登録年月日がわからないのが

これはすべてに入っています。用例や使用地域などがわからないのが残念です。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 07日 木曜日 11:01:26)

いや、こちらの編集でみた場合は登録年月日は入っているが、こちらの編集でみた場合は登録年月日が入っていないのです。


masakim さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 08日 金曜日 06:12:08)

「流行辞苑」の 1998年6月のところに次のように出ています。

ひよる
ひよわになること。参ること。
「きのう、めちゃぶさい子ちゃんから逆ナンされて、マジひよったよ」
(マキリン/氷河期人/仙台出身/渋谷住人/吉祥寺エリア)
●俺たちにとっちゃあ、当然、戦線から離脱することを意味した。古い古い古代語----日和見主義からきている。誰もがひよってしまった「永遠の戦後」を、マキリンたちは退屈に遊んでいるのかもしれない。 

流行辞苑


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 08日 金曜日 11:16:27)

「流行辞苑」、ご教示いただき、ありがとうございます。属性(出身・生活場所?)
まで記載されるんですね。丁寧。

「ひよる」語源説(?)二つですね。
 1)「ひ弱」から
 2)「日和見主義」から
40才代以上の人なら2)を推すかもしれませんが、はたして現代の若い人の
用語・用法に直結するかどうか。一種の流行語のようなものだったわけで、
接する機会は少ないように思います(もちろん、絶無とはいいません)。
1)の方かな。

※『流行辞苑』のホームページ(トップ・ページ)、お茶目ですね。↓

東京出版サービスセンター


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 08日 金曜日 12:35:22)

どうも既視感があり、あらためて「発言検索」してみますと、私は過去に下記のような一覧表を投稿していました。せっかく投稿して参照しないのではしょうがありません。

語彙索引の検索」にアップロードしておきたいと思います。

「今月の流行語予報」索引


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 17日 日曜日 10:06:17)

変な話題かもしれませんが、「コギャル」の語源は「子ギャル」というよりはむしろ「高校生ギャル」の略から、という説を知りました。Webでは「高校生ギャル→コギャル」説を記したページがいくつもあります。

その中で、最も微に入り細にわたって書いてあったのは「コギャル語&ギャル語辞典」でした。

コギャル 快楽主義的な女子高生。*ディスコ用語の「高ギャル」(「高校生ギャル」の略)、ファッション用語の「子ギャル(「女の子ギャル」の略)・小ギャル(「小さなギャル」の略)」、風俗用語の「ブルセラ女子高生(ブルマー&セーラー服の中古衣料販売店に使用済みショーツを売りに来たり、同店制作のビデオに出演したりする女子高生)」の3つが融合して1993年に生まれ、1994年には「茶髪・ミニスカ制服・ルーズ」というコギャルスタイルの女子高生を指すようになった。本来はファッション用語だが、「パンツ売りの少女」、「エンコー(援助交際)」という悪いイメージがつきまとう。
つまり、このページでは「高ギャル」「子ギャル」等の混ざり合いだと説かれています。

親ディレクトリを見ると、女子高校生自身のサークルの人が書いた文章と思われますが(?)、年代が詳しく入っていることといい、何か参考文献があるのではないかと推測されます。

その文献は、あるいはこちらのページに挙げてある『別冊宝島391 超コギャル読本』(宝島社)、『女子高生研究所 ルーズソックス』(ぶんか社)、『民族』(河出書房新社)のいずれかかもしれないとも思いますが、よくわかりません。

手もとの『現代用語の基礎知識1995・1996』CD-ROM版を見たところでは、「コギャル」は立項されていますが、語源については触れていません。米川明彦氏『若者ことば辞典』などにも触れられていてよさそうなものなのに「コギャル」のことは書いてありません。

「コギャル」の語源は「高校生ギャル」などだと説く文献について、ご存じの方がいられましたら、ご教示いただければさいわいです。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 15日 日曜日 03:28:28)

半端ない
流行していることばのようですね。

学生の文章にこうありました(2人の例)。

・まさにレッチリここにあり的なアルバムですなー。最近宣伝率マジ半端なかったし、あれだけでも買おうとそそられるよかなり!!
・いちいち外食してるとバンパない〔ママ〕金額になってます。
「半端でない」の「で」が抜けている。一語化している。誤記ではないようだ、と思っていたら、NHK「爆笑オンエアバトル」(2004.02.14 0:15放送)で漫才の「トータルテンボス」(コンビは静岡県出身)が
〔髪の毛を切った女性に言うせりふとして〕「はんぱねえ似合ってる」
〔料理を作ってもらい〕「はんぱねえうまい」「はんぱねえ美味」
と連発していました。「すごいおもしろい」と同じく終止連体形の副詞用法になっています。

先ほど(2004.02.15 01:51〜)NHK「RIP SLYME SUMMER MADNESS '03」なるものを見るともなく見ていたら、舞台で歌う男性が「2階席も半端なく盛り上がってうんぬん」(不確か)と言っていたので、「おや、また『半端ない』だ」と気づきました。

今年爆発的に広まったことばでしょうか(このあたり、民放のバラエティ番組などを見ない私には見当がつきません)。'02年「ビミョー」、'03年「へぇー」と来て'04年は「半端ない」の年でしょうか。

もちろん、発祥はもっと古いのでしょう。「半端ない 2002」などのキーワードでサイトをざっと検索してみると、まず掲示板「2ちゃんねる」(言語学関係のスレッド?)で、2002.09.23 18:46に

とりあえず、「半端じゃない」を「半端ない」と言うのはやめて欲しいと思う。
とあります。ずいぶん早い指摘のようです。と思ったら、2001.05.25発行のメールマガジン
デザートのボリュームも半端ないから気合いいれていけっての!
と出てきます。2000.11.11のグルメに関する日記では
ステーキには付け合わせで,温野菜,ポテト,などを選択できるが,いもの大きさは半端ないので,温野菜を選ぶのが無難なようだ.
とあります。どんどん古くなる。1999.06.09の日記
巷では13GBが4万円くらいで売ってて驚いた。しかしバックアップが半端ないぞ!
とあったようですが、現在では「Not Found」です(キャッシュで確認)。少なくとも5年さかのぼりました。

ネットの文章ですから、これらが「半端でない」などの誤記でないかどうかということが確かめられません。目下のところ、発祥時期は不明(しかし5年以上さかのぼるかもしれない)、一挙に広まり始めたのは最近、もしかすると今年に入ってから、ということではないかと思いますが、いかがでしょうか。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 15日 日曜日 03:34:35)

「RIP SLYME SUMMER MADNESS '03」というからには、2003年夏の公演なのでしょうね。RIP SLYMEと会場にいた何千人のファンは「半端ない」が分かったのでしょうね。


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 15日 日曜日 10:14:29)

とりあえず自己申告の日付に頼りますが:
>おはいおふとどきにっき 92年7月7日
>こっちでは雨が降るときは必ず雷が鳴ります。それも半端なくでっかいの。
>耳がはりさけんばかりの音で落ちます。
なお、同じ日記の93年7月23日分にも
>彼の日本語は半端なくうまかった。
とあるので、単発的な誤記ではなさそうです。

daterange:2450000-2451545 "半端なく" OR "半端ない"


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 15日 日曜日 13:16:24)

ありがとうございます。一挙に10年以上昔にさかのぼりました。「daterange」という指定は知りませんでしたが、一種の「裏わざ」のようですね。これは知っておいて活用しなければならないと思いました。

あるサイトに検索フォームがあったため、1990〜1998年を検索してみたところ、上記にご引用のページと、もうひとつ「最近面白かったこと」というサイトがあって、

しかも、ギブスをするほどの半端ない捻挫であるにもかかわらず。
とありました。日付はなかったものの、Netscapeで「有効期限」を見たところ「1996年10月21日」とのことでした。

この「有効期限」がGoogleによって参照されているものと思い、1996年からこちらを1年ずつ調べてみると、

 1996  1
 1997  2(上記オハイオ日記のうち「93年9月13日」「93年7月23日」
 1998  10
 1999  24
 2000  100
 2001  222
 2002  670
 2003 2,790
 2004 6,070(1月1日〜2月15日まで。〜12月31日までにすると6,190であるのは日付の狂ったものがあるためか)

という結果になりました。折れ線グラフにしてみると明白ですが、2001〜2002年あたりから頭をもたげてきて、2003年には線がぐぐっと上向いています。2004年はまだふた月目であるのに6000件あるということは、やはり「半端ない」は今年に入って爆発的増加」という印象を裏づけるように、数字からは思われます。この解釈は検索結果を正しく解釈しているでしょうか。作成されるホームページの総数が爆発的に増えているだけのことかもしれません。

私がたまたま見つけたオプションつきGoogle検索サイトが信頼できるかどうかという問題もあります。とりあえずリンクは控えておきます。


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 16日 月曜日 10:16:55)

>この解釈は検索結果を正しく解釈しているでしょうか。

検索結果には、ウェブ上のデータ一般に当てはまる性質のほか、Google側の要因やサーバ上のファイルの側の
要因という確実に知りえない要因が絡んでいるため、通時的解釈はなかなか難しいと思います。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 16日 月曜日 11:26:25)

ちょっと、数字を出す意味は小さかったかもしれませんね。

上の私の発言、読み返してみると、私がどういう順序で何をしたのか、意味不明の部分もあります。日本語の文章として不備で、気分が悪いので、蛇足ながらまとめておきます。

「Googleの検索機能に「daterange」があることを教えていただいた。ウェブページの作成された年月日(「有効期限」と書いたのはまちがい。「変更の日付」)を指定して検索する機能のようだ。ただ、検索書式がむずかしい。ところが、ある私設サイトに、空欄に年月日を記入して送信ボタンを押せばGoogleのこの機能が使えるような仕組みがある。これを利用して、作成年ごとの「半端ない」のページ件数を調べてみた。その結果、こうなった。もっとも、数字の解釈は不安だ。なお、利用した私設サイトの仕組みが信頼できるかどうか分からないので、そこへのリンクは控える」と書きたかったのです。


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 17日 火曜日 01:32:20)

対立する、ないし元の形式の「半端 (で|では|じゃ) ない」がどのように現れるかを見ることで、補える部分があるかもしれませんね。もちろん、後藤さんの御指摘は、この場合でも効いてきますけれど。また、ネット上に文章を発表する人々という属性の問題もあるでしょうか。


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 17日 火曜日 18:36:54)

>利用した私設サイトの仕組みが信頼できるかどうか分からない
ユリウス日は(コンピュータにとっては)簡単な計算式で求められますから、スクリプトを書く際に
よっぽどの勘違いをしていない限りは大丈夫だろうと思います。ときどきどうみても変な検索結果が返ってくることが
ありますが、それは主としてGoogleの側の要因によると考えられます。

以下、ご参考まで。
1990 daterange:2447893-2448257
1991 daterange:2448258-2448622
1992 daterange:2448623-2448988
1993 daterange:2448989-2449353
1994 daterange:2449354-2449718
1995 daterange:2449719-2440083
1996 daterange:2450084-2450449
1997 daterange:2450450-2450814
1998 daterange:2450815-2451179
1999 daterange:2451180-2451544
2000 daterange:2451545-2451910
2001 daterange:2451911-2452275
2002 daterange:2452276-2452640
2003 daterange:2452641-2453005
2004 daterange:2453006-2453371


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 17日 火曜日 21:44:19)

佐藤さんのご示唆をうけて、「半端でない」「半端でなく」の数も出してみました(下参照)。結果として何が分かるか、ちょっと判断できません。何も言えないようでもあります。数字上、今年に入って「半端ない」系が「半端でない」系を凌駕している(?!)ということにはなっています。

日本最初のホームページは1992.09.30だそうなので、とりあえず1992年から検索してみました。そのころのHTMLファイルは少ないとしても、TXTファイルなどが検出される可能性はあると思いました。

ところが、1992年の「"半端でなく" OR "半端でない"」の「1件」は、内容を見ると「2001年1月30日」の投稿記事であり、数字の信頼性にはやはり疑問があるようです。

また、私の利用した検索サイトでは、daterangeに示される数字が後藤さんのお示しのものと微妙に違ってました。たとえば1995年1月1日〜12月31日は「daterange:2449719-2450084」と示されています。

ちなみに「面白い・面白く」を同様の方法で検索すると、件数は多いけれども、折れ線グラフにすれば「半端ない・半端なく」の増え方とほぼ同じようです。

〔以下数値(タブにより区切る)〕
年 半端でない 半端ない 面白い
1992 1 0 181
1993 1 0 129
1994 0 0 153
1995 0 0 401
1996 2 1 3240
1997 15 2 10700
1998 53 10 28600
1999 106 24 50700
2000 219 100 73500
2001 444 222 119000
2002 817 670 188000
2003 3860 2790 469000
2004 4190 6070 1040000


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 17日 火曜日 22:42:15)

>また、私の利用した検索サイトでは、daterangeに示される数字が後藤さんのお示しのものと
>微妙に違ってました。たとえば1995年1月1日〜12月31日は「daterange:2449719-2450084」と示されています。
>1995 daterange:2449719-2440083
すみません、右側の数字の万の位は転記ミスで5が正しいです。1995年は平年ですから、2449719に365を
足した数字が翌1996年1月1日のユリウス日になります。つまり、
1995 daterange:2449719-2450083
が正しいはずです。(時刻も考えればユリウス日に小数点以下の端数をつけることもあるようなので、
端数処理の関係でずれるのかなあ?)

>数字上、今年に入って「半端ない」系が「半端でない」系を凌駕している(?!)ということにはなっています。
これは面白い観察だと思います。(なお、「ハンパ」とカタカナ表記の例もみられます)。

ハンパなく傷んだ髪までツルツルに」


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 17日 火曜日 23:18:58)

>数字上、今年に入って「半端ない」系が「半端でない」系を凌駕している(?!)ということにはなっています。

ありがとうございました。たしかに面白いですね。「ネット上に文章を発表する人々という属性」もさることながら、年を追うごとに若年層がネットを利用しだした、ということもあるでしょうか。年ごとのネット利用者年齢構成図(?)でもあると面白いのですが、これはかなり難しい調査になるか……


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 18日 水曜日 11:45:53)

サイトによっては利用者層に年齢の偏りがあるでしょうから、対象サイトをを限定すると傾向をはっきり
とらえることもできるかもしれません。サイトを限定すると内容を確認するのにてごろな件数にもなりますし。
どのサイトがいいかはなかなか決めづらいでしょうが、ちょっと試しに見てみると:
site:hatena.ne.jp daterange:2453006-2453371 "半端なく" OR "半端ない" 102
site:hatena.ne.jp daterange:2453006-2453371 "半端でなく" OR "半端でない" 41

site:hatena.ne.jp daterange:2453006-2453371 "はんぱなく" OR "はんぱない" 18
site:hatena.ne.jp daterange:2453006-2453371 "はんぱでなく" OR "はんぱでない" 1

site:hatena.ne.jp daterange:2453006-2453371 "ハンパなく" OR "ハンパない" 91
site:hatena.ne.jp daterange:2453006-2453371 "ハンパでなく" OR "ハンパでない" 6

「半端ではない」「半端じゃない」なども含めると「半端ない」が他を凌駕しているとは言えないようですが、
おもしろい結果には違いありません。


NISHIO さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 18日 水曜日 12:11:20)

>年ごとのネット利用者年齢構成図(?)でもあると面白いのですが

総務省の情報通信統計データベースに、インターネット利用動向調査結果が公表されています。文化より産業の観点ですが、性別・世代別の利用者数推移などは何かの参考になるかもしれません。

個人・世帯の情報化 情報通信利用動向


NISHIO さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 19日 木曜日 02:22:49)

別の場所で "半端ない" を話のタネにしていたのを思い出しました。

From: "NISHIO"
Newsgroups: fj.rec.tv.cm
Sent: Tuesday, December 02, 2003 12:26 AM
Subject: Re: シャンプー

> > 最近シャンプーのコマーシャルで
> >
> > 「半端ない痛み方をした髪」
> >
> > と言う表現が出てきましたが、髪の毛というのはもしかして、18.2とか129と
> > かいう痛み方をして、時たま、20だとか、512だとかの「半端ない痛み方」を
> > するという意味なのでしょうか?
>
> CMは「カラーリングやパーマで半端なく傷んだ髪まで」「超ツルツル」と言ってますね。
> # 半端ない髪→超ツルツル頭…。
>
> goo辞書(三省堂デイリー新語辞典)によれば「若者言葉」だそうです。知らなかった。
> http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C8%BE%C3%BC%A4%CA%A4%A4&kind=ej&mode=0&jn.x=32&jn.y=14
>
> 2003年12月1日現在、googleヒット件数。
>  "半端なく" ――― 7,030件
>  "ハンパなく" ―― 3,660件
>  "半端無く" ―――― 652件
>  "ハンパ無く" ――― 246件
>  "半端ない" ――― 4,500件
>  "ハンパない" ―― 3,650件
>  "半端無い" ――― 1,230件
>  "ハンパ無い" ――― 392件
>  "半端ねぇ" ―――― 338件
>  "半端ねえ" ―――― 139件
>  "ハンパねぇ" ――― 374件
>  "ハンパねえ" ――― 88件
>
> この程度では「半端なく多い」とはいえないでしょうが、今後増えそうでしょうか。

たしかFT資生堂のシャンプーのCMだったと思います。違和感大あり。


skid さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 19日 木曜日 11:26:14)

三省堂『デイリー新語辞典』(2000年7月)には、まだ「半端ない」の項目がありませんでした。


masakim さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 20日 金曜日 05:06:15)

goo辞書の「デイリー 新語辞典」には次のように出ています。

はんぱない 【半端ない】
(形)
若者語で,半端じゃない。中途半端ではなく,むしろ突き抜けて甚だしい様子を表す。ハンパないとも。「この曲,―・いっすよ」

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%CF%A4%F3%A4%D1%A4%CA%A4%A4&kind=&mode=0&jn.x=28&jn.y=11


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 20日 金曜日 11:26:04)

ネット版の「デイリー新語辞典」は随時更新でしょうか。随時更新といえば小学館『日本大百科全書』(JapanKnowledge)や三省堂『スーパー大辞林』(Web Dictionary)などがあるものの、有料会員制なのが残念です。「デイリー新語辞典」で、無料で新しいことばがわかるならばありがたく思います。

それにしても「半端ない」まで載っているとは。先日、同年代の研究者と用談中に「半端ない」を使うかと聞くと、「おそらく使わないと思うが、聞いてわかる、手元の現代語の音声資料にもあり、文字化するときに『ハンパない』と私は書いている」とのこと。「半端ない」を初めて聞いたのはいつか?と聞くと、それは記憶にないそうです。記憶にないほど前からということのようです。私の新語に関する感度がいかににぶいということが分かります。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 20日 金曜日 11:35:03)

「デイリー新語辞典」は「毎月200語程度追加」ですね。

ではいつ追加されたかということですが、古くとも、skidさんの示された2000年7月よりこちらということしか、外部からは知りようがないのでしょうね。


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 25日 水曜日 01:32:34)

「半端ない」は省略されて「パーない」とも使われているのではないでしょうか?


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 25日 水曜日 05:19:06)

えっ、それは驚きました。「半端ない」が登場して、「ぱーない」の形になるまで気づかなかったとは反省しきりです。

とりあえず「Google」で「"パーない"」で調べてみると約306件。そのうち「スカパーない」というのが多かったためそれを除くと約79件でした。少数だったので全部見てみると、「100パー(セント)ない」「120パーない」というものが大部分で、結局「半端ない」の省略形と思われる物はありませんでした。「ぱーない」「ぱあない」も収穫なしです。


hiroy さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 25日 水曜日 06:32:36)

「"ぱぁない"」で検索してみたところ、1件ヒットしました。
これは違うでしょうか。

> 断然平山あや!!!!!!ぱぁないッ!!!

世界一可愛いと思う女性芸能人はだれ?


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 25日 水曜日 09:42:41)

>・パない:半端無い。ぱなぁーっ!!と早く言う

若者用語・使ってる?辞典


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 25日 水曜日 09:46:24)

現代若者ことば考
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ketoba/wakamonokotobakou.html
に採集済みであったようです。
>『週刊ポスト』2000年2月11日号pp.186-189から引用
><例文>渋谷センター街にて。女子大生の会話。
>A子「昨日マルキュー前でェ、パない感じのアッシュ系のイケメンにナンパされちゃって〜……」

Google: "パない" OR "パなく"


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 25日 水曜日 13:59:33)

ちょっと順序が逆ですが、廊下の棚の奥から『現代用語の基礎知識2003』を引っぱり出してきたところ、

はんぱない はんぱじゃない。すごい。(p.1178)
と載っていました。まずは書物の記載がどうかを踏まえて書き込むべきところ、失礼しました。「ぱあない」「ぱない」等は載っていませんでした。

『現代用語の基礎知識2004』はまだ買っていません。場所をとる本なので、買おうかどうか迷います。私が主に参照するのは社会風俗、若者ことばといったページなので、図書館でそこだけコピーして、何年分かをデータベース化してしまうという手もありそうです。CD-ROMも何年分かは入手していますが、どうも使いにくいようです。


太田 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 28日 日曜日 12:55:37)

このスレッドにふさわしいか不明ですが。先日高校生の女の子の二人組が人ごみの中で自転車をこいでました。そのうちひとりが「チャリンチャリンと(自転車のベルを)ならそうかな」と周りに聞こえる独り言のようにいってました。そしてもちろんその声を聞いた私も含めあたりの人は自転車に道をゆずりました。恐らくその子にはベルを鳴らす事がマイナスのイメージを伴う行為だから行動にためらいがあったのだと思います。けど私(まだ28歳で若者のつもりですが)にするとそのような発言することの方がよほど失礼、恥などマイナスのイメージがあります。
発言することの重みの差がそこにはあるように思います。そしてこの差が若者言葉の基本となるものではと考えます。なんだが発言する場を間違えた気もしますが、皆さんのご意見をお待ちしています。


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