「のむヨーグルト」という言い方は、
「あー、のどがかわいた」というふうに、文学作品にも出てきます。これは、私のホームページの「のむヨーグルト」にも書きました。
華子は冷蔵庫からのむヨーグルトをだし、コップになみなみとつぐ。(江国香織『落下する夕方』1996.11発表、角川文庫 1999.06.25 p.114)
さてこの「のむヨーグルト」というのを初めて使った会社はどこか、をインターネットで調べてみますと、「日本ルナ株式会社」が「昭和55年 日本で初めて「のむヨーグルト」と銘打ったドリンクヨーグルトを発売し大ヒットする。」と記しています(会社概要)。
この事実は、「有限会社中垣技術士事務所」のホームページにも記され、「(代表者は)その後、関西ルナ株式会社(現、日本ルナ株式会社)に移り、ビフィズス菌入り「のむヨーグルト」を開発し、日本で最初にドリンクヨーグルトを発売。」と書かれています(会社概要)。
これでウラがとれたということになるのでしょうか?
ヤクルト「ジョア」の発売はこれより早い1970年で、「のむヨーグルト」の位置づけのようですが、これはドリンクヨーグルトの先行商品ではないのでしょうか。ただし「のむヨーグルト」の名は使われていなかったようです(研究の歴史)。
もう少し調べる必要を感じます。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 04月 10日 木曜日 13:42:51)
「明治ブルガリアのむヨーグルト」は国立科学博物館のホームページには
1985年にファミリーユースの「明治ブルガリアのむヨーグルト」として発売され、ドリンクヨーグルトの市場拡大に貢献した。とあります。1985年ということですから、たしかに日本ルナより遅いことになります。
→ 国立科学博物館−産業技術の歴史
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 04月 10日 木曜日 23:33:30)
ジョアは、「味わうジョア」でしたね。「幸せ味わうジョア」ですか。清純派の小柳ルミ子が宣伝してました。
懐古ネタで失礼しました。