2003年07月21日

永久仕様、半永久仕様こぶら


はじめて投稿します。よろしくお願いします。


知人がCDを購入したのですが、その帯に「日本盤のみ半永久3枚組」の文字が

ありました。

「なんのこっちゃいな」と思いましたが、どうやら「初回限定のみ3枚組み」に

対して、「(初回のみならず)3枚組ですよ」ということのようです。

その後、「永久仕様」の表現も見つけました。


しかしこれ、CD作ってる会社の間で申し合わせでもしたんでしょうか。

私は7月に入ってから気づいたのですが・・・。


http://www.crownrecord.co.jp/who.htm

http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/DF/Tommyheavenly6/DFCL-1105/



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 21日 月曜日 12:47:22)

 鉄道で、当初は皆、各駅停車だったが、急行列車が出来たことにより、「普通列車」「鈍行」などという呼び方が必要になった、というのを思い出しました。


 CDは初回限定ばやりですね。初回限定でない二回目の商品の方が珍しい(レアだ)、などという品もあるやに聞いております。もちろん、初回限定で出し、二回目の出てない商品も多いのでしょう。



道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 22日 火曜日 11:05:35)

数年前、雑誌の特集号に「超永久保存版」と書いてあったので、その雑誌の編集部に「超永久保存版」と「永久保存版」の違いに付いて聞いたところ、「永久保存版は1年以内、超永久保存版は、1年以上です。」ときっぱり答えられたことがあります。この雑誌は「週刊誌」だったので、その世界での「永久」とはそういうことのようです。「永久」は「物理的な永続期間」、「永遠」は「理念上の永続期間」という気もします。ちなみに長島選手引退式の際の言葉は「巨人軍は永久に不滅です」。「永遠」ではありませんでした。



Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 22日 火曜日 11:45:29)

「超永久保存版」は、道浦さんが「平成ことば事情」第1回にお書きになっています(1999.04.15)。文庫版の『「ことばの雑学」放送局』には未収録ですね。



道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 26日 土曜日 10:23:40)

Yeemarさん、ありがとうございます。リンクまで!「第1回」でしたか。文庫本に載せるものの選択は、編集者にお任せしましたので。ちょっと文章が短かったのかもしれません。


posted by 岡島昭浩 at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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