2003年10月03日

大学で目についたことば、耳にしたことば


「上回生」。関西の大学で1回生、2回生、ということはよく知られていますが、上級生のことを「上回生」と呼ぶようです。(「上級生」との違いなどがあるのかは未確認)



道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 03日 金曜日 14:37:29)

「上回生」!関西在住33年、知りませんでした。

Google検索では1480件も確認!確かに使われているのですねえ!!



後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 03日 金曜日 20:32:28)

>Google検索では1480件も確認!


道浦さんに含むところがあるわけではないのですが、Googleの示す「件数」に

どういう意味があるのか、私にはわからないのです。

例えば、下の参考ページの検索例からすると、Googleは本質的に同じものを何度も

繰り返して数えているように思えます。

www.egroups.co.jp内で dosanko "上回生へ "を検索しました。



後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 03日 金曜日 21:26:52)

否定的なことばかり言うつもりはありませんので、ご容赦ください。「上回生」の

場合には、1000件程度以上の実例がありそうだという見当はつきます。


ところで、東京外国語大学に孤立した例があります(2003年4月10日15時32分

<新入生オリエンテーション・新入生歓迎お食事会のお知らせ>)。

担当の人(教官?)が関西の出身なのでしょうか。

お知らせの掲示



道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 04日 土曜日 17:14:08)

確かに後藤さんがおっしゃるように、Googleの数は、昔テレビでやっていた「テレゴング」が「同じ人が何度も電話をしたらそれが票数になる」という意味で、似ていますし「厳密なアンケート調査」ではありません。それは分った上で、私個人としては「使用例1000件」というのをひとつの目安にしています。(ごく一部での使用ではない、という目安。)そういう意味で1480件は(上回生という言葉をまったく知らなかった私にとっては)予想以上に多かった、ということです。でもついつい、Googleの数を「信じて」しまいがちですが。


大阪外国語大学の小矢野先生にうかがったところ、「ずいぶん前から使っている」とのこと。滋賀医大の友人(同い年、学生ではない)に聞いたところ「聞いたことがない」とのことでした。医大の場合、もし使うとすれば、「4,5,6回生」をさして「上回生」というのですかね?と聞かれたのですが、どうなのでしょうかね。



後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 05日 日曜日 22:36:02)

Googleの検索結果の「件数」は全例を目視確認できる数百例までの場合は、

それなりに信じてよいのだろうと思います。

ただ、検索結果数が多い場合は、そのままでは全例を確認することはできません。

上位の方の検索結果をみてそれでみえないところを類推してしまいがちなのですが、

上位に挙げられるものはいい一致を示しているもので、下位の方は必ずしも

そうでない可能性があります。それは私たちが意図している検索結果では

ないかもしれないのです。

「件数」の数字そのものは大雑把な目安としては確かに役に立たない訳では

ありませんが、その数字に立脚してなにか言うことは非常に危険だと思い

ます。たとえば、下のリンクの検索結果は、現在、396件となっていますが、

これは現在のGoogleのくせといくつかの偶然が複合した結果であり、ちょっと

事情が変われば、一桁になったり、ゼロになったりするかもしれません。

Googleの「件数」はその程度(あるいはその数倍の)変動は見越しておく

必要のある数字なのです。


私としては、Googleは件数にこだわる使い方より、検索条件を工夫して

さまざまな実例を確認するための使い方の方が適していると思います。

滋賀医大での使用例は「site:shiga-med.ac.jp "上回生"」を検索すると

一例得られます。当該のページは削除されていますが、今ならキャッシュで

本文を確認することができます。文脈からは1回生と対比させているように

読めるのですが。


全言語のページから"上回生" dosankoを検索しました。  



道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 11日 土曜日 19:23:08)

同志社大学の先生に聞いたところ、「学生たちは使っている、自分より上の学年の先輩を指して『上回生』と呼んでいるようだ。『上級生』という言葉は使っていないと言う。私はてっきり彼らは『上級生』という言葉を使っていると思った。『上回生』という言葉を私は知らなかった。」とのことでした。関西では、やはり広がっているようです。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 11日 土曜日 22:45:59)

1959年生まれで、京都大学出身の人に伺ったところ、使っていたということでした。


なお、googleなどでヒットする「下回生」については、若い人も含めて「使わない」ということでした。「同回生」も使わないということでした。



Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 25日 土曜日 19:20:14)

大学院の学生(早稲田大学に限るか?)が、学会での研究発表の順番を指して「1発目の発表はだれだれで、2発目のの発表はだれだれで……」という言い方をします。私が「おやおや」と思ったのは2001年ぐらいだったでしょうか。どうも放屁でもするようでいただけません。とりわけことばの研究発表会では繊細な注意を払ってほしいという感想ももちます。発表だから1発目、2発目。たしかに首尾一貫してはいますが、いただけないのです。新しい言い方ではないでしょうか。


posted by 岡島昭浩 at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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