2003年12月04日

いろは風味の讃美歌 クリスマス日本化の為に(波江究一)


やがてクリスマスですが、信仰も無くて国民的祭になつて居るは文化上不健全と思ひ、信徒ではありませんが、実質基盤を賦与せうと、わが国独特のいろはの詩法を用ゐて制作してみました。省略飛躍で意味通じ難いところは英訳の中に敷衍してあります。これを通してクリスマスが実態あるものになり、それ以上に日本語の比類無き特質が

内外に認知されむことを願ふものです。


奇し霊孕む

処女より生れて

罪を癒せる子

諸音植ゑ匂へ

率ゐ結ふ縁ぞ

我が名消さぬ野路


くすしたまはらむおとめよりあれてつみをいやせるこ

もろねうゑにほへひきゐゆふえんそわかなけさぬのち


When the child who purifies our crime

Is born from the maiden belly conceived by the Holy Spirit,

We will play all good tones.

And we connect solidarity with unknown people,

And we will parade a field, reciting an immortal name.


posted by 岡島昭浩 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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