2003年12月08日

「さようなら」はいつ使いますか?(くくる)

すご〜〜〜く基本的なことなんですが、「さようなら」を日常会話で
どのような場面、頻度で使っていますか?
私はほとんど使いません。

仕事場で別れるときは、「お疲れ様でした。」「失礼します。」「お先です。」
を「さようなら」のかわりに使います。

日常会話で明日も会う人たちに「さようなら」というのは、なんか
おかしな感じがしてしまいます。

多分私の中で 「さようなら」という言葉は本当の別れ、
例えば彼氏・彼女と別れる、卒業する。
などのイメージがあるのかも知れません。

皆さんはどうですか?


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 09日 火曜日 10:05:58)

 私の場合、「お先に」などと声をかけられた際、「はい、さようなら」と答えることも多いような気がします。これは主に学生さんに対するときのことのような感じです。

「お疲れさまです」と答える場合もありますが、「ご苦労様です」や「お疲れさまです」が、使いにくく感じている状況もあるのかもしれません。ただ、「お疲れさま」「ご苦労様」の場合、「さようなら」よりは、相手に気を使っている気もしますし、言葉選びはむずかしいところです。

教えてください(ご苦労様)


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 09日 火曜日 16:25:18)

自分は「さようなら」をどういう時に使うか、思い返してみてもよく思い出せないことにがっかりします。

人のことはよく分かります。学生の中には、教室から出るときに「お疲れさまです」と言って帰る者があります。あれはアルバイト先で覚えてくるのでしょうね。なんだか非常に違和感がある。不愉快でもある。この不愉快さを分析して行くと、よく言われる「目下の人には『ご苦労さま』を、目上の人には『お疲れさま』を使いましょう」という説があまりにも一面的であることを痛感します。

こういうとき、学生にはやはり「さようなら」と言ってほしいのです。


くくる さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 10日 水曜日 14:19:27)

岡島昭浩さん、Yeemarさん ありがとうございました。

私がこの質問をしたのは、外国人の友達に別れの言葉
「さようなら」「失礼します」「お疲れ様でした」の使い分けを教えてほしいと
言われたのがきっかけでした。
後者2つは簡単に答えられたのですが、Yeemarさんがおっしゃっられているように、私も
自分は「さようなら」をどういう時に使うか、思い返してみてもよく思い出せなかったからです。

でもお二人のコメントを読んで気づいたんですが
私も、学生時代は学校の先生に対して「さようなら」を使っていました。
社会に出てから「お疲れ様でした」「失礼します」を覚えてから
使わなくなったようです。

それが日常ですから、「さようなら」を使うと違和感が生まれるのかもしれません。

社会に出て、覚える言葉も増えますが、その代わりに使わなくなる言葉も
出てくるのですね。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 10日 水曜日 14:42:16)

「さようなら」は、「左様ならば失礼します」とか「左様ならばごきげんよう」といったものの省略が挨拶の言葉になったのだと思います。
「失礼します」とか「お疲れさまでした」という気遣いやねぎらいの言葉があるのはよいものの、それに加えて「さようなら」と挨拶するべきなのではないでしょうか。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 10日 水曜日 15:25:22)

唯川恵『夜明け前に会いたい』(新潮文庫)には、

〈あ、おはようございます〉〈おっす、親孝行してるじゃないか〉〈じゃな〉〈こんにちは〉〈ごめんなさい〉〈恒さん、ごちそうさま〉〈じゃあ私はここで、おやすみなさい〉〈すみません、いただきます〉〈失礼します〉〈ありがとう〉〈ただいま〉〈いらっしゃいませ〉〈行って来ます〉〈こんばんは〉〈初めまして
などとありとあらゆるあいさつが出てくるのですが、「さようなら」だけは見当たりません。もしかしたら使われていないのかもしれません。まだすべてをデータベース化していないので、いい加減なことは言えませんが。3分の1ほどはデータベース化しています。


くくる さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 12日 金曜日 10:36:21)

skid さんありがとうございました。

なるほど、そうですね「お疲れ様でした」はそもそも「さようなら」とは別の用法ですね。確かに、道で偶然あった方に対して別れるときに「お疲れ様でした」とは言いませんし・・。話しをするだけで、共に何かの作業・労働をしたわけではないので、労いの言葉は使えないということですね。


Shuji さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 13日 土曜日 10:43:49)

「さようなら」は大人の男性同士では使いにくい気がします。相手が子供や学生の場合は抵抗無く使えるし、相手が女性の場合も使っているかもしれません。
「ごめんなさい」などもそうなのですが、大人の男性同士では使いにくい表現が日本語にはけっこうあるのではないでしょうか。つまり、「さようなら」は基本的には子供・学生・女性が無理なく使える表現で、大人の男性が使う場合は子供・学生・女性に合わせた形で使う、というところではないでしょうか。
「さようなら」や「ごめんなさい」などの表現には社会的公的要素が少なく、個人的私的な匂いがあまりに出過ぎて、社会的公的立場で挨拶をする傾向の強い大人の男性同士だと、違和感があるのではないかと考えています。

因みに、私が管理人の「日本語を考える会 掲示板」で<「お元気ですか」はどんな時言うのか?>が話題に出たことがあります。

バルセロナ
Shuji(天野修治 改め)

「日本語を考える会 掲示板」


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 13日 土曜日 20:43:07)

> 唯川恵『夜明け前に会いたい』(新潮文庫)には、……まだすべてをデータベース化していないので、いい加減なことは言えませんが。

その後、全部の文章をデータベースに入れました。約290ページほどの小説で、内容は、公的な会話(OLの仕事場)と、私的な会話(家族や友人、恋人)がほぼ半々ぐらい。

これを用いてあいさつを検索してみると、「さようなら」「さよなら」はやはりありませんでした。「失礼します」に類する語は3例、「ご苦労さま」に類する語は5例、「お疲れさま」は1例でした(必ずしも別れの場面だけではありませんが)。


hiroy さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 15日 月曜日 14:35:01)

本題と関係なく大変恐縮ですが、Yeemarさんに質問があります。
「全部の文章をデータベースに入れました」とのことですが、どのよう
に入力されているのでしょうか?すべて手入力でしょうか?それとも
OCRソフトを併用されているのでしょうか?
(データベースというのはテキストファイルかと想像しております)

何か良い方法があるのならば(良いOCRソフトなどありましたら)参考に
させて頂きたく思います。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 15日 月曜日 15:13:07)

hiroyさんへ、新しい文庫本などはOCRソフトを使用して、音声読み上げソフトで読み上げさせて校正をするという方法をとっています。古いものは手で入力せざるを得ないこともあります。OCRソフトはパソコンを買ってきたときにたまたま付いていた「読んde!!ココ」というもので、他にどういうものがあるのかあまり知りません。昔々「e.Typist」というのを使っていましたが、時期が異なるので比較できません。オートドキュメントフィーダはないので、手差しで、1日2時間を費やすとして1冊につき1週間ほどの作業量です。決して能率は良くありません。

データベースというのは、文章の一文一文を切り離してデータベースソフト、表計算ソフトに流し込むという意味合いで書きました。つまり、テキストファイルそのままを保持しているのではない(テキストファイルそのままを持っているといつしか著作権侵害のタネになりそうでもあるので)という意味合いを込めています。


hiroy さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 15日 月曜日 16:57:01)

Yemmarさん
早速のご返答、ありがとうございます。「音声読み上げソフトで校正す
る」というのがポイントですね。なるほどと思いました。しかしそれに
しても1日2時間x7日間とは、なかなか大変な作業ですね(私にはできそう
もありません…)。オートシートフィーダがあったとしても、一度コピー
する必要があるので、手間はかかりますね。

OCRソフトですが、かなり前(7〜8年程前)にOmniPageが良いという話を
耳にしましたが、今Webで確認してみたところ、欧文専用でした(昔は日
本語にも対応していたのかも知れません)。最近はOCRソフトも比較的安
価になりましたが、実用的に使えている、ということですね。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 15日 月曜日 22:56:05)

>オートシートフィーダがあったとしても、一度コピー
>する必要があるので、
私はコピーせずに、切り離してADFに掛けております。スキャンするだけならば、二時間で何冊か出来ます。いいですよ。今は消耗部品を換えていないので、一枚ずつ手で挿していますが、好調時は傍についていなくても表裏で百ページぐらい読んでくれるので、もうフラットベッドには戻れない、というところです。


hiroy さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 16日 火曜日 13:49:53)

岡島さん
以前は「オートシートフィーダ」と呼んでいたように思うのですが、最近
は「オートドキュメントフィーダ(ADF)」なのですね。両面取り込みができ
るというのは存じませんでした。コピー機やプリンタには両面機能があり
ますから、スキャナにあっても確かに不思議ではないですね。
もしかして複合機でしょうか。自動給紙で両面取り込みというのは強力で
すね。こうなるとあとは、切り離さなくても頁を自動的に捲ってスキャン
してくれる装置が発明されれば、言うことなしですね(著作権の問題が出
てきそうですが…)。

#本題から外れてしまい申し訳ありません…。> くくるさん


くくる さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 16日 火曜日 17:34:00)

hiroy さん、私の質問の答えはもう出ているのでご心配なく。。

Shuji さんありがとうございました。
私は女性なのですが、「さようなら」をほとんど使いません。
Shuji さんがおっしゃるように、以前は「大人の男性同士では使いにくい表現」というのが明確だったように思います。
でも、女性の社会進出にともなって、女性にも使いにくい言葉、表現が出てきたのかもしれませんね。

Yeemarさんのデータも大変興味深いです。
小説が今の世の中全てを表しているとは思わないのですが、
一言も「さようなら」が出てこないとは、、、。

みなさん、ありがとうございました。
大変勉強になりました。
また、わからないことが出てきましたら質問させてください。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 16日 火曜日 22:11:12)

ADFについては、下で。

HP


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 25日 木曜日 09:37:28)

「さようなら」は、保育園児の息子が、毎日「先生さようなら、また明日!」と使っています。学校では使うかもしれません。


posted by 岡島昭浩 at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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