2004年02月04日

ギャル語(高橋半魚)


先日、日本テレビの「スーパーテレビ」で初めて知りましたが、ギャル語

なる、仮名表記があるんだそうですね。語彙ではなく、文字表記だという点

が、興味をひかれました。「≠〃ャ儿語」の類で、gooで検索すると、結構出

てきます。

 これは、:-)(^_^;)などの顔文字とか、またはキャラクターで絵を描く、

とかからの流れなのでしょうか。そういえば、ぼく自身もむかし、

十ハ 中

小ム ム (松虫)とか、パソ通時代にやってましたが、まだ常識の範囲内でした。


 あるいは、10年くらい前のマル文字とか、「仏恥義理」「歇飛麓勲労流」

(ちょと違ったかな)「加羅魔無威」(今週のわかちゅきで見ました)など

のゾク仮名(っていうのかな)の流れ、すなわちコミュニケーションの不透明

性への憧れ(つまり文字芸術の萌芽?)に位置付けるべきなのでしょうかね。

 そこで、疑問ですが、奇異なる表記に対する憧れは、歴史的はどの程度ある

のでしょうか。あまり思い付かないのですが、例えば、式亭三馬「阿古義物語」

の扉には、アルファベット筆記体に似せた、仮名表記があります。もちろん、

三馬の超高級センスですから、一般には流行ってないと思いますが。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 04日 水曜日 12:04:23)

三馬のはこれですね。

と、とりあえず。

三馬「阿古義物語」(近代日本文学大系)



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 21日 土曜日 22:06:30)

忘れているわけではありませんが、反応できなくてすみません。

ギャル文字変換


posted by 岡島昭浩 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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