分かっているけど、つい言って(書いて)しまうことってありませんか。あるいは、自分が言って(書いて)きたことが実は間違いだった、とか。そういうのを集めると、何か、傾向とか見えてこないでしょうか。(実は、「連想する言葉」からの分岐。Yeemar氏、感謝!)
では、私から……
ワグナー(ワーグナー??)の「ニュルンベルクのマイスタジンガー」
どうも原綴りからすると「マイスタージンガー」らしいです。が、私は「マイスタジンガー」と、書きもするし、言いもする。また、「マイスタージンガー」というのは、あまり聞いた覚えがありません。NHKのFMとか、CDの解説なんかだとそうなってるのでしょうね。
「ニュルンベルク」と言いますが、ドイツ語だと有声/無声の対立が中和する位置なので(ですよね?)「ク」で通しています。が、考えてみると、「中和」ってことは、[k]でも[g]でも良いということかな。
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 02日 水曜日 15:59:34)
ちょっと、違うかもしれないんですけど…。
「モビール」っておもちゃ(芸術品?)が有りますよね?
でも、つい「モービル」って言ってしまうんですけど、
どうやら同じことだそうで、「モビル」でも良いみたいです。
「モバイル」も一緒なんですよね。ややっこしい。
言魔 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 02日 水曜日 16:06:38)
外来語をカタカナ表記する時点で既に発音上の差異が発生しているでしょう。
つまりは、「どれでも正解」ですね。以前、塾で中学生に英語を教えていた頃、
良く使った例は
トラック<>トロッコ
ミシン<>マシン
メリケン<>アメリカン
等...
尚、私以上の世代なら、東京オリンピックでのアントン・ヘーシンク氏を覚えて
いらっしゃるのではないかと思いますが、英語で読めば「ゲーシング」が近いと
思いますし..
→ 言葉のよろずや
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 02日 水曜日 21:37:43)
分かっているのに、つい言ってしまう!のは、たとえば女王様をジョーオーサマとか、雰囲気をフインキとか、そのたぐいのものと考えてよいのでしょうか。(私はフインキは言いませんが、ジョーオーは分かっていてもついつい言ってしまいます。辞書にもあり。)
テレマン「フェータルムジーク」。致命的な音楽。
アルビニーノのアダージョ。ニーノ・ロータの親戚らしい。
以上は、ときどき分からなくなる程度で、ついつい言ってしまうというほどではありません。
言魔 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 03日 木曜日 9:44:18)
ゐんばさんのところで先週くらいに話題になりました。
「茨城県」をどう読むか?...
結局「イバラギ」と濁って読んでる人の方が多いんですね。
濁る、濁らないといえば、私の本名なんですが...「五十里」でイカリと読みます。
五十嵐(イガラシ)さんがおられる関係上でしょうか、あちこちで、「イガリ」と
濁って読まれることが多いです。(しかしまぁ、先日、某放送局に電話出演したんですが、
その際、前日の電話で「イガラシさん」と言われ、当日、OA直前にもディレクター氏に
「イガラシさん」と言われ...なんとかOAではちゃんと読んでもらったものの、
数日後に届いた「御礼の品」の宛名はしっかりと「五十嵐様」になってた...
イカリって、そんなに変ですか?...すみません、こんなところで、ぶつぶつ
言ってて...)
→ 言葉のよろずや
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 03日 木曜日 12:36:28)
「うつぶせ」が「あおむけ」と混じって「うつむけ」と言うのは間違いなのかと思っていたら、ちゃんと辞書にありました。
「ちきしょう」っていうのも「畜生の転」って出てました。
因みに、私はよく「サワナベさん」と呼ばれます。
名前の方も、ヒロミとか、オサミとか…。
佐藤 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 03日 木曜日 17:35:26)
いろいろありますねー。
「体育」はタイクだし、「原因」はゲーインと言ってるようだし……
ところで、最近は「レコード屋」というのは使わないのかな。
私は、「つい言ってしまう!」。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 03日 木曜日 18:05:44)
10年ほど前に入院していた病院の大部屋では、左隣のベッドが都
の教育庁を退職した男性。右隣が、江東区で印刷業を営む男性で
した(妙なことまで覚えています)。
元教育長のひとは「手術」を「シリツ、シリツ」と言う。私と印
刷業のひとは、これがおかしくて仕方がない。聞くたびに笑って
しまいました。
「シリツですか? 手術でしょ?」「そう、シリツ」なんてとん
ちんかんな会話をしている。
そこで、こちらも合わせて「シリツ」と発音する。「ところで、
来週のシリツですが……」。
すると元教育庁の人、「シリツじゃないよ、シュジュツっていう
んだよ」。
これには、ぎゃふんと参ってしまった。自分自身は発音し分けな
くても、聞くと分かるようです。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 03日 木曜日 22:59:06)
私は「手術」はシュウツかな。
「レコード屋」、わたしも勿論。
そういえば、CDシングルでもAB面というか、という調査をweb上のどこかでやってたのを思い出しました。
「任那」はついミナマと言っちゃうことがある。
中学の時、中国の地名が、漢字なしで片仮名で書いてあったものですが、クンルン山脈を、クルルン山脈だと思っていました。鬱陵のウルルンの影響でしょうか。
言魔 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 04日 金曜日 6:25:40)
日本語モノになってきましたね。
この辺は、我が家の小言魔1号、2号に書かせると、結構面白いのを
書いてくれるはず。佐藤さんの「タイク」は小言魔一号の時間割に
ひらがなでしっかりと書いてあります。
「レコード屋」と同じ感覚の言葉はダイヤル、チャンネルを「まわす」
ですね。特に電話のダイヤルをまわすことなんて最近ではまずできない..
テレックス時代の遺物(多分昭和25年以前に生まれた世代)は今でも
「ファックスを打つ」と言ったりしますし...
かねこっち さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 04日 金曜日 9:47:58)
「おいおい、ドスト だよ ドスト、ドストエフスキーだよ」って、何度か言われました。
どうやら、ドフトエフスキーと繰り返しいっていたらしい。
文字に書けばちゃんと書くのに、口の筋肉は別なのか。
自転車を「じでんしゃ」というのはよく聞きますがこれは許容されるのでしょうか。
くぼやませいじ さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 04日 金曜日 12:31:10)
シャープペンシルを「えんぴつ」。
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 04日 金曜日 12:36:13)
妹:秋葉原を「あきばはら」、茅場町を「かばやちょう」
母:コピーする事を「ゼロックスする」
父:バス停を「停車場」、ティッシュ(発音できない)を「鼻紙」
…まだあったと思うんですが、ちょっと思い出せない。
佐藤 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 04日 金曜日 15:40:20)
そういえば、恩師K先生は、「パーテー」(party)と言うことがしばしばあったような。
母親は、原付で、バイクバイクしてないものを「ラッタッタ」としばらくのあいだ、言っていました。
石ねこ さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 05日 土曜日 1:37:49)
コピーする事を「焼く」というのは日常語みたいです。毎日耳にしますので。
多分昔の「青焼き」の名残だと思うのですが。
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 08日 火曜日 16:22:56)
叔母は「集計する」を「算盤を入れる」と言うそうです。
子供の頃「看護婦さん」を「かんごくさん」と言いませんでしたか?
「ヒマラヤ」は今でも「ヒマヤラ」と言いそうになります。
(「10回言って」の引っ掛けにもありました。)
taijaS さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 08日 火曜日 21:30:47)
久しぶりにお邪魔します。
> 「体育」はタイクだし、「原因」はゲーインと言ってるようだし……
いつもワープロで「げいいん」なんて打って正しく漢字変換できず、何度か変換し直してようやく間違いに気付きます。
その手のものでもうひとつ、「紀要」を知らずにキオウと言っているらしい・・・
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 09日 水曜日 9:16:21)
NHKは「エネーチケー」と言っています。
「エン・エイチ・ケイ」を続けて言っているからという
わけではなく、意識の上でも「エネーチケー」です。
祖母もはっきりそう言っていた。「エヌエッチケー」と
言っているひとはいるのかどうか。
NFLは「エヌエフエル」、ANAは「エーエヌエー」と言い、
「エネー……」とはなりません。これはなじみ度の問題
でしょうか。
ワープロでも「えねちけ」でNHKが出るようにしています
(私はかな入力なので)。
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 10日 木曜日 12:05:27)
TVを観ていたら椎名林檎の「ギブス」という曲を紹介していました。
昔、「ギプス」のことを、つい「ギブス」と言ってましたけど、
あの曲の「ギブス」ってどういう意味なのかなぁ。態とかなぁ…。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 14日 月曜日 21:39:15)
メリーゴーランド
例、こちら(よみうりランド)。
クリカブルマップを押すと、「メリーゴーラウンド」のページに。
その他
若い学生 バイク
私 オートバイ
若い学生 バイト(略している意識がないのかもしれない)
私 アルバイト
若い学生 スーツ
私 背広(スーツと言うと、男物・女物の区別ができない)
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 15日 火曜日 15:22:17)
自分では使わないのですが、よく聞いてて、違和感がある言葉
「従業員」(自分では「社員」と言う)
「煙草をのむ」(普通は「吸う」でしょう?)
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 2月 25日 金曜日 14:50:17)
「ドッジボール」を「ドッチボール」というのは、間違いではないのですね。
「ギブス」もどうやらその類のようです。(大リーグボール養成ギブス)
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 3月 10日 金曜日 17:06:02)
「手持ち無沙汰」を「手持ちぶたさ」と言いそうになって
『おいおい、ミニサイズの豚でも飼ってるのか』と心の中で自分に突っ込む。
今朝の「やじうま新聞」で吉沢アナが
「思わず、思ってしまいます。」
これは、結構言ってしまうような…。間違ってはいないのでしょうけど。
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 3月 22日 水曜日 16:09:03)
古本屋で50円で買った中村敦夫の「チェンマイの首」を読んでいたら、
「慌だたしい」というのが出てきました。誤植かな?とも思ったのですが、
案外ありそうな気がしたので、試しにサーチしてみたら、やっぱりありました。
→ 恥は掻き捨て、世は情け
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2000年 3月 24日 金曜日 6:15:14)
私は、「腹立たしい」を「ハラタダシイ」と言っていた一時期
がありました。子供のころですが、ちょうど「慌だたしい」の
逆です。
「かどわかす」が今だに言えません。「カドカワス」になって
しまいます。角川す?
沢辺治美 さんからのコメント
( Date: 2000年 3月 27日 月曜日 16:20:56)
うちの母は、「ごちそうさま」と言う時、
「うまかった(馬勝った)、牛負けた」なんて言います。
「ありがとう(蟻が10)なら、芋虫はたち」とか言う人もいました。
「なすがまま、きゅうりがパパ」なんてのもあったけど
若い人は、言わないでしょうね。
小駒勝美 さんからのコメント
( Date: 2000年 3月 29日 水曜日 10:58:58)
私が聞いたのはこうでした。
ありがとうなら、みみずははたち、おけらは15でよめにいく
ありがたい(鯛)なら、いもむしゃくじら(鯨)
道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 07日 金曜日 0:45:42)
外来語に間違い(?)が多いのはしょうがないかな?
「バッティング・ケージ」を「バッティング・ゲージ」
「キャスティング・ボート」を「キャスティング・ボード」
共に、濁らなくて良い所を濁ってしまいます。
また、恥ずかしながら社会人になって7,8年間も「野に下る(やにくだる)」は
「のにくだる」だと思っていました。
また、「伏魔殿(ふくまでん)」は「ふしまでん」だと思っていました。
まあ、そんなに使わない言葉ですけど。
むげい さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 08日 土曜日 7:26:21)
>「ニュルンベルク」と言いますが、ドイツ語だと有声/無声の対立が中和する位置なので(ですよね?)
確か標準的には、"-ng"を[k]無しで軟口蓋鼻音のみで発音する筈です。
でも丁寧な(それとも古風な?)発音では[k]付きで発音するとか。
ところで、自分ではあまり気が付かないのですが、「グロテスク(grotesque)」
とか「ピカレスク(picaresque)」などの「〜スク」で終わる単語を「〜クス」
と言ってしまうことがあるようで、たまに人に指摘されます。
多分「インデックス」なんかに引かれるんでしょうけど。
metathesisですね。
岡島 さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 09日 日曜日 0:28:30)
「野に下る(やにくだる)」を「やにさがる」だと思う人はいないのでしょうか。
岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 1月 19日 土曜日 13:36:26)
先日、福井大学内の学会で司会をした時、「暗夜行路」のことを「あんやこーや」と言ってしまいました。時折、「しがない親のあんにゃもんにゃ」なんて巫山戯てる罰が当ったのでしょう。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 05月 24日 金曜日 16:58:39)
チャックとは、チャールトン・ヘストンのことです。原綴は、Charlton Hestonと、Cary Grantのようです。
ついでながら、彼のことをチャールストン・ヘストンという人がある。ケイリー・グランド、なんていうのもいやだね。(伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』1965年ポケット文春、1995.06.15文春文庫第19刷 p.37)
岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 05月 24日 金曜日 17:41:11)
西洋人のお名前は似てて非なるものがあるから覚えづらいですね。
チャールストンというのは、地名である他は、トシちゃんや子豚が躍っていたのがありましたね。
野球解説者で、ころがす犠打のことを、バンドという人があるのを思い出しました。
ヘルナンデスとフェルナンデス、スチーブとスティーブは覚えにくいし。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 15日 金曜日 13:50:39)
2002.11.11 15:55〜16:00、NHKラジオ第1放送のお知らせ番組(松山放送局発)で、女性アナウンサーが「徳島県立近代美術館で『ユリトロ展』が開かれています」と読み上げました。
あれえっ?! あの有名な画家はユリトロというのだったか、と仰天して、あとで調べてみると、やはり私の思ったとおり「ユトリロ」(Maurice Utrillo)。
「チンチロリンのカックン」じゃありませんでした。音位転倒の例。
「徳島・ユリトロ」で検索してみると、この展覧会の告知ページが出てきたりするので、もしや原稿段階の誤りだったのかもしれません。
道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 15日 金曜日 14:53:43)
岩波書店の「もっと知りたい!日本語」シリーズで「言い間違いはどうして起こる?」(寺尾康、2002、11、8)が出てます。紅白歌合戦での「ミソラ」発言なども載っていますよ。
しゃれおとこ さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 15日 金曜日 21:51:13)
ネギトロのネギの替わりに百合根を入れると出来上がり。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 16日 土曜日 13:09:25)
百合トロですか。かのアナウンサーは「ユリトロ展」「ユリトロの作品を」などと大まじめに2回ほど繰り返していたので、たんなる言い損ないではないようです。
道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 16日 土曜日 19:00:15)
「思い込み」でしょうね。かわいそうに・・・。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 18日 月曜日 21:24:08)
「チンチロリンのカックン」を読み飛ばしていましたが、ユリトルだったのですね。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 01月 14日 火曜日 01:08:09)
「バービー」の音位転倒と思われますが、いかがでしょうか。若者文化に造詣が深いと思われる著者でも、つい言って(書いて)しまうのでしょうか。
喫煙者や食堂車に扮する女優さんたちは、みんなビーバー人形みたいで、すごくかわゆい。こんなかわゆいのに、歌はうまいし、おまけにローラースケートで走りまわっても息切れしない体力の持ち主だ。(林真理子『チャンネルの5番』〔1987年発表〕講談社 1988.02.22 p.142)
かねこっち さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 02日 日曜日 17:26:48)
テレビでの都議会の中継、石原都知事が都議の質問に答えるなかで
「なかなかソクイトウミョウには答えられない」という場面あり。
おそらく「当意即妙」といいたかったのでしょう。
畠中敏彦 さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 03日 月曜日 07:48:40)
些細なことですが、大橋巨泉が「完遂」をカンツイと言ってました。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 09日 水曜日 09:52:56)
大正九年という時代ですからあったことでしょうが、寺田寅彦「丸善と三越」に、
一階から二階へ人を運ぶためにエスカレーターを運転している時がある。ある人は間違えてこれをライスカレーといった。
→ 寺田寅彦「丸善と三越」(青空文庫)
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 17日 木曜日 19:56:38)
話題がそれますが……
「丸善と三越」は『寺田寅彦随筆集 第一巻』に入っていますが、昔の東京・日本橋の町並みを髣髴させる(髣髴とさせる?どっちでしょう)好随筆です。「ライスカレー」のページ(p.131)には
田舎から出て来た自分の母は「東京の人に物を贈ると、まるで狐を打つように返して来るよ」といって驚いた。とありますが、これはどういうことでしょうか。なんとなくは分かりますが。『日本国語大辞典』にもありません。
前のページには「いろいろな商品から出るにおいと、多数の顧客から蒸し出されるガスとで、すっかり入場者を三越的の気分にしてしまう」というおもしろい表現もあります。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 17日 木曜日 19:57:18)
> 『寺田寅彦随筆集 第一巻』に入っていますが
これは岩波文庫のです。
佐藤 さんからのコメント
( Date: 2003年 09月 17日 水曜日 20:28:32)
狐拳が下敷きにある表現かなとは思ったのですが……
座敷芸・遊びの狐拳。〈狐〉の恰好をしたらすぐさま〈鉄砲(猟師)〉の型で応じるからかな、などと考えてました。が、これでは「狐を撃つ」になってしまう。で狐拳をすることを「狐を打つ」と言ってくれないかと考えたのですが、まともに引いても出てこない。でも、何とか下記リンクで「狐(拳)を打つ」という言い方があることが確認できました。
→ ちょんきな( goo 辞書 「大辞林 第二版」)
佐藤 さんからのコメント
( Date: 2003年 09月 17日 水曜日 20:50:26)
おっと失礼。「狐(拳)を打つ」ではなく、正確には「(狐)拳を打つ」ですね。厳密には「狐を打つ」は未確認ということになりますね。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 09月 17日 水曜日 21:18:34)
ありがとうございます。「狐」に狐拳の意味があるので、「狐を打つ」で狐拳をするということかもしれませんね。
「ちょちょんがほい」と言って、双方が同時に狐なり庄屋なりのかっこうをするわけで、贈り物をすると、間をおかずというよりは同時にお返しが来るという、たいへん誇張したおもしろい表現と思います。
「狐を打つ」そのものずばりの用例がほかにあればよいのですが。
佐藤 さんからのコメント
( Date: 2003年 09月 21日 日曜日 16:32:03)
「リターン・キー」
最近のキーボードには「Enter」と書いてあるので、学生によっては、聞いても意味が分からないかも。なかなか直せません。
Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 15日 月曜日 23:42:06)
さきほど送信したメールを読み返すと、
私はJR○○駅に住んでおりますが、……これではホームレスである。「私の(家の)最寄り駅はJR○○駅ですが」というつもりでこう書いてしまった。「私はJR○○駅からほど近いところに住んでおりますが」とでも補うべきところ。まあ受取人の方もご理解くださるだろうと考えておきます。推敲は大事です。
hiroy さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 25日 木曜日 14:20:51)
分かってはいるんだけど、つい言ってしまう言葉。
「絆創膏」→「ばんそーこ」
「メンソレータム」→「メンソレターム」※xtermやktermのノリか?
UEJ さんからのコメント
( Date: 2004年 04月 07日 水曜日 22:01:30)
恥ずかしながら今日まで「…の感は否(いな)めない」というのを「いがめない」と思い込んでいました。
IMEが「いがめない」を感じに変換してくれないため、不信に思って辞書を調べて気付いた次第。
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