2001年09月26日

認識と認知の違い(sachi)

はじめまして。
今、「認知・認識」について調べているのですが、どう違うのかが分からないのですが・・・国語辞典等では調べてみたのですが、書いてある内容は両方とも同じなんです・・・良かったら、教えてください。お願い致します。
o_sacchi@hotmail.com


Yeemar さんからのコメント
( Date: 2001年 9月 26日 水曜日 11:25:24)

「認知」「認識」ということばは、心理学、哲学、法律学、そして言語学など、学問分野によって定義が違うのではないかと思います。確実なことについては、それぞれの分野の辞典をご覧になることをお勧めします。

言語学での定義については、『言語学大辞典 第6巻 術語編』(三省堂)が参考になるのではないでしょうか。

そういう難しいことではなく、ふつうに使う「認知」「認識」の違いをお知りになりたいということでしたら、できるだけたくさん例文を作って意味を比べてみることが役に立ちます。「認知」「認識」はどういう場合に使うか(例、「茶髪は近年世の中に認知されてきた」「うちの会社は環境問題についての認識が甘い」)、また、それぞれ互いに入れ替えて言うことができるか、といったことを比較検討すると、意味の違いが分かってきます。


sachi さんからのコメント
( Date: 2001年 9月 26日 水曜日 14:20:22)

ありがとうございます。
言語学大辞典も見てみます。

たしかに、心理学・哲学・・・分野によっては違いました。

助かりました。ありがとうございます。


通行人 さんからのコメント
( Date: 2001年 9月 27日 木曜日 7:14:49)

言語学上はYeemarさん↑がおっしゃることに、お任せするといたしまして、
私の経験上、理解していることを書かせてもらいますと、

【認識】・・・単に「ある状況・事実などを正確に把握していること」
【認知】・・・「ある状況・事実などを正確に把握していること」は認識と同じですが、その状況・事実などににつき肯定・納得が伴っていること。

ではないでしょうか。
結局、Yeemarさんと同じ言い回しになってしまいましたが...。


sachi さんからのコメント
( Date: 2001年 9月 27日 木曜日 9:43:35)

ありがとうございます。

教育者にとって「認知」「認識」って・・・


posted by 岡島昭浩 at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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