1997年07月15日

朝日新聞「閑話休題」というコラム名(細田)

はじめてではないのですが、数カ月ぶりなので、ほとんどはじめまして。

毎週日曜日、朝日新聞の朝刊に掲載されているコラム(「声」欄の前のページ)、「閑話休題」という奴なんですが、このコラム名が気になって気になって…。

そういう人って、けっこういるんでしょうか? ちょっと質問なんですが。

「閑話休題」ってのは、普通の日本語としては「無駄話はやめにして本題に入る」という意味だと思うんですけれど、

1・他人の記事を「無駄話」というコラムの筆者の、とんでもない無法ぶり
2・どう考えても「無駄話」としか思えないコラムの内容がときどき載っている、という(個人的主観レベルではありますが)無邪気ぶり

から考えて、どうも内容その他非常にヘンな気がするんですよね。

あれはやっぱり「忙中閑話」(こういう言葉はないと思うけど)みたいな、「ここは無駄話のコラム」とはっきり分かるようなコラム名にして欲しいなぁ…。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1997年 7月 17日 木曜日 15:36:27)

 最近、朝日新聞を読んでいないのでよくは分かりませんが、おっしゃるとおり変な感じですね。
 「閑話は題(いうの)を休む」というのが元のようですが、それを、「閑話」や「息抜きの話題」とでも曲解して使っているのではないでしょうか。
 「分かっててわざとやってるんです」というんじゃないでしょうか。あんまり面白くはないけど。


中村威也 さんからのコメント
( Date: 1999年 9月 02日 木曜日 13:09:35)

高島俊男さんの『お言葉ですが・・・』(文芸春秋)にも、細田さん同様の
疑問がのっています。高島氏も岡島昭浩さんの意見同様で、朝日新聞は元の
意味を誤用しているのだろうとのことです。
知っていて使っているのであれば、センスないですよね。


posted by 岡島昭浩 at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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