何か参考になるHP、参考になるわかりやすい文献などありましたら是非教えていただきたいのですが。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1997年 9月 29日 月曜日 14:17:35)
「外来語」というテーマですか。うーむ、ちょっと大きすぎるテーマですね。
いろんな方面からのアプローチが可能だと思います。まずは『国語学大辞典』あたりを参考にしてみては如何でしょうか。楳垣実・前田太郎・荒川惣兵衛といった人の本が挙げられているでしょう。
どうも違うな、と思ったら、亀井孝著作集の第5巻の「国語現象としての外国語の流入」が上のものとは毛色が変っていて面白いと思いますが、卒論には繋がりにくいでしょうか。
ともかく、いろいろありますので、大学図書館の81*のところを眺めて見ましょう。
www上には、個々の語についての情報はともかく、「外来語」というのを正面きって取り上げたのは、あまり無いと思います。あ、「美しい日本語を守ろう」というようなページはあるかもしれませんね。こういったのも、言語意識の面では使えるでしょう。
では、またどうぞ。
MA さんからのコメント
( Date: 1997年 10月 03日 金曜日 1:13:48)
コメントわざわざありがとうございます。
具体的には外来語の歴史(いつごろ、どんな国、地方から入ってきたか)、使われ方(どんな分野で使われているか、またはその外来語の担う役割)、などのいわゆる説明的なもので枚数をかせぎたいのが正直なところです。
そんなのがたくさん載っていて、しかもその本を読んでいくうちに
比較検討できるような便利な本なんてありませんかね。
文化庁の「ことばシリーズ」のような本を期待しているのですが。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1997年 10月 03日 金曜日 18:19:38)
純粋に「ことばについて知りたい」という欲求に対してならば、お答えもいたしますが、「枚数をかせぐ」ためにアドバイスをする気にはなれません。
いくつかの本からちょこちょこと抜き出して枚数稼ぎをするような行為は、すぐに見破られるものです。そうしたことはやめて、少しでもいいから自力で材料を集めて(ここで「材料」といっているのは、参考書のことではなく、データのことです)、卒論を書くようにして下さい。「ことばシリーズ」を纏めるだけでは、高校生のレポートにもなりません。
厳しいことを書きましたが、自力で調査して行き詰まったら、また相談に乗りましょう。