1997年11月16日

外来語らしからぬ音形(Yeemar)

97.11.13「ディスクトップパソコン」に関連してですが、データベースソフト
の「DBPro」の読み仮名が、パッケージによれば「デービープロ」らしい
のですね(今、証拠が手元になく、不確かですが)。
なにゆえ、「ディー」でないのか、知人とともに頭をひねったことがありまし
た。
「ディ→デ」となるのは、珍しいように思います。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1997年 11月 16日 日曜日 18:25:31)

 なるほど、面白いですね。デーベースの略の「デーベー」というのがあって、それにDBというアルファベットをあてたのでしょうか。「デーベープロ」ではあんまりだ、というので「デービー」と読ませているのでしょうか。あるいはDはデーと読めるけれどもBはビーと読むしかない、ということでしょうか。ドイツ語読みならデーベーでもよさそうですがね。


satopy さんからのコメント
( Date: 1997年 11月 17日 月曜日 15:07:54)

Dの発音、ディーだと本来の発音ぽいのですが、実際に聞くとジーとかに紛れやすくなることがあります。それを回避するのに、デーとわざということもあります。(電話などでそうしたことがあります)
あと、bodyをボデーというのは、自動車業界の(一部)では普通のようですね。カタログやその向きの雑誌などでもよく見受けるところです。
ある人は、人間の身体をボディ、自動車をボデーと使い分けてるのではないか、と言ってましたが、まだそこまではっきりと分化してない、というのが私の印象です。
そういえば、バディなんて言うのも最近はよく使いますね。あれはやっぱり、「ナイス」な身体にかぎって使われるのでしょうね。
三つも外来語形があるなんて、ぜいたくな言語ですね。日本語は。


うたうたい さんからのコメント
( Date: 1997年 11月 17日 月曜日 23:41:07)

デイビー、デーイビー、クロケット!


Yeemar さんからのコメント
( Date: 1997年 11月 18日 火曜日 21:54:21)

satopy さん、ありがとうございます。

「ボデー」はいまだに健在なのですよね。類例といえるかどうか、菓子の
パッケージの表示は「キャンデー」であり(たとえば「森永グミ
キャンデー フレッシュグミ 1993.7.21製造 森永製菓株式会社=古
い例で恐縮)、「キャンディー」ではないのが気にかかります。「厚生省
の基準があるのかな、普通はキャンディーだろうな」と思いつつ、辞書を
引いてみると、大半の見出しは「キャンデー」で、新明解は明解の初版覆
刻の「キャンデエ」から5版の「キャンデー」に至るまで
一貫しています。これはわが表記がキザすぎるのか。

「ボデー」は、かの筒井康隆「無人警察」(1965.6)で

>>普通鋼鉄製のボデーがむき出しなのに、このロボットは服を着て
>>いた。

とあったのが、例の角川の国語教科書では「ボディー」(ボディ?)
となっていたので、あれあれ、と思ったことでした。

うたうたい さんの歌は、何からの引用でしょう?


satopy さんからのコメント
( Date: 1997年 11月 19日 水曜日 13:27:38)

 Yeemarさん、おもしろい例をお教えいただき、ありがとうございました。

 気がつかなかった。アニメの『キャンディー・キャンディー』以降、もうぜんぶキャンディーなのかと思ってました。

 しかし、教科書は本当に原文をいじくりまわしますね。筒井ファンも喜ぶべきか怒るべきか迷ってしまいそうですね。

 ここで言うことではないかもしれませんが、このところ、以前にもましてasahiとac.jpの相性が悪くなって、本当につながりにくくなりました。そんなわけで、Yeemarさんの言葉関係のページがのぞけなくなっております。よろしかったら、言葉関係だけでも、ac.jpでミラーを作っていただけませんか。


Yeemar さんからのコメント
( Date: 1997年 11月 20日 木曜日 21:43:14)

asahiとac.jpの件については、「あれこれ会議室」に書き込ませていただきました>satopyさん


小矢野哲夫 さんからのコメント
( Date: 1997年 11月 23日 日曜日 9:16:03)

外来語の発音は、年齢によって、言葉の定着度によって、複数ありますね。そして、発音が異なれば意味も異なるというような分化が起きているのもあります。
PTAを「ピーチーエー」と発音する人はだいぶ少なくなったのではないでしょうか。DDTは、「デーデーテー」とも、その昔(昭和30年代か?)、言っていました。
ぼくが失敗したのは、「エンターテイナー」です。1978年のこと、同僚と話をしていて、「エンターティナー」と発音をしたのです。笑われました。
なぜこんな間違いをしたのかと、理屈をこねますと、外来語の昔の表記方式では、小文字のァ、ィ、ゥ、ェ、ォが使えないことになっていて、「ファン」なら「フアン」とか「フワン」、「フィルム」なら「フイルム」と書きました。
富士写真フイルムは「イ」を大文字で書くのが正式名称ですね。ビールスなども、「ウイスル」と書いて、みなさんはどのように発音なさるでしょうか。ぼくは「ウイルス」です。決して「ウィルス」とは言いません。
「デスクトップ」を「ディスクトップ」と言ったり、「フロッピーディスク」を「フロッピーデスク」と言ったりするのも、自分が知っている発音形式で聞きなすという、一種の聞き間違いが元になっているように思います。
近年では、外来語(特に地名や人名)の発音はできるだけ原語に近く発音し、かつ表記するというように改められました。その結果、「スカンジナビア航空機がスカンディナビア半島上空を飛ぶ」などという新聞紙上での表記の区別が必要になって、校閲記者さんを悩ませることになりました。
うたうたい さんの「デイビー、デーイビー、クロケット」は、ぼくも歌っていました。昭和30年代後半(ぼくが中学1,2年のころ)のNHKの「みんなの歌」でやっていたように記憶しております。
「デイビー、デーイビー、クロケット、みんなの(あるいは、すてきな)仲間」と続いたと思います。
キャンデーもキャンディーも両用です。「バディ」はsatopyさんご指摘のように「ナイスバディ」に固定しているようです。しかも、若い女性の身体に限定されているのではないでしょうか。それがエステブームと結びついているように思います。
3つの外来語形をもつものに似たものとしては、「ミルクセーキ」「シェーカー」、ロッテリアだったかの「いちごシェイク」があります。


森川知史 さんからのコメント
( Date: 1997年 11月 23日 日曜日 15:33:05)

私はついこの間まで、自動車の全面のガラスは「フロント・グラス」だと思っていたのですが、今では殆どの記述
が「フロント・ガラス」になっていますね。いつから、そうなったのかな?
ワイシャツを伸ばすのが「アイロン」で、ゴルフのクラブが「アイアン」なんてのは前から面白いと思ってました。
野球の「グローブ」と「グラブ」は、今はどちらが優勢なんでしょうか?
これは発音の問題ではありませんが、「レイン・シューズ」と正しく複数で言うものがある一方で「サングラス」
などと単数にしてしまっているものがあるのも、単数・複数にうるさくない日本語らしく面白いと思います。
「ミックス・ジュース」のようにed が発音から落ちてしまうものもありますね。


岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 10月 11日 木曜日 17:31:34)

 ここで話題になっていたことをすっかり忘れて別項を立ててしまいました。

ティ・ディ


posted by 岡島昭浩 at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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