1998年01月08日

火なぶり


 子供が冬休みなる前に学校から配られたプリントに、
きけんな遊び・よくない遊び
火あそび・火なぶり・かけごとなど
とありました。「火なぶり」は初めて聞く言葉で、おおよその意味は解るのですが、「火遊び」と「火なぶり」って、どう違うのでしょう。

 父母で話し合ったのですが、「火遊び」は自分で火を付けるのではなかろうか、「火なぶり」は人の付けたものでもそれをいじることであろうか、というぐらいでよく分かりません。



情報言語学研究室(萩原義雄) さんからのコメント

( Date: 1998年 1月 08日 木曜日 23:50:36)


「火なぶり」っておもしろい表現ですね。「なぶる」は方言などでいうところの「さわる」、「ふれる」の意味で、
「お札をなぶったので手を洗ってくる」などの「なぶる」に類似するのでしょうか?
「なぶる【嬲】」の連用形「なぶり」の名詞化。
「火なぶり」は「火をもてあそぶこと」をいうのでしょうか。方言辞典で当たってみるとどうでしょうか?

本年もよろしくお願いします。


posted by 岡島昭浩 at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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