1998年02月09日

「修礼」(はるしげ@黄にら)

「修礼」
(しゅうれいと読みます)について調べています。
秋田県では、卒業式などの儀式の最初と最後に、ピアノで1度・5度・1度の和音
を弾いて、それに合わせて「気をつけ・礼・直れ」をやります。これを「修礼」と
呼びます。式次第(プログラムのことです)にも「修礼」と書きます。
 ところがこの言葉、ワープロで変換しても出てこないし、辞書にもありません。
どうもローカルな言葉らしいのです。そこで、全国各地ではどうなのか調べていま
す。私のHPの掲示板とメールによって調べているのですが、まだ関東・中部周辺
の情報が不足していて、分析ができません。

 以上の書き込みがありましたが、広辞苑で調べてもありません、教えていただきたいのですが。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 09日 月曜日 11:27:02)

 福井の「一統敬礼」と共通したものを感じますね。
 調べているHPというのは、ここでしょうか。あ、でも掲示板じゃないし。

 学校行事や習慣の地域差は面白いですよね。それがどうやって形成されていったか、までわかるとよりよいのですが。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 09日 月曜日 11:34:12)

 gooで検索して見ると、北海道東北、という感じですね。

 私のページもヒットしてしまいますが、これは漢文関係ですね。

 北九州の斎場は部屋の名前ですか。

goo


佐々木彰(from秋田) さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 11日 水曜日 0:16:35)

秋田県のイナカの小学校教頭をやっています佐々木彰といいます。この疑問の張本人は
ワタシです。たぶん、私からのメールを、宮城県のたくのすけさんが、ニフティで知り
合いの方に転送して、はるしげさんに行ったのかと思います。
 この件については、現在、三つの視点から調べています。

 一つ目は、全国の分布状況です。メールや掲示板を使った調査では、関東のあたりに
境界線があるようですが、まだ調査対象数が少なく、他の方法を使って、継続調査中で
す。
 二つ目は、歴史的背景です。文部省が教育勅語を出したのが明治23年。この年の効
果は少なく、翌24年に学校儀式を整備しています。この時点で、「小学校祝日大祭日
儀式の次第」という縣令が出ていますが、まだ、この時点では「修礼」という言葉はあ
りません。いわゆる第4次改革といわれる明治33年に、秋田県の「小学校開校式挙行
順序」と「御真影拝戴式挙行順序」の中に「修礼」という言葉が見られます。
 三つ目は、「修礼」の言語的背景です。「しゅうらい」「しゅらい」という言葉で、
「修礼」「習礼」という文字で表記するものがあります。どちらも本儀式の前のリハー
サルという意味があるのですが、ここらへんとの関係がないか調べています。
 以上のような内容で調べているのですが、まだインターネットを始めて日が浅く、知
り合いも少ないので、全国の分布もつかみかねていますし、歴史的背景もよく分かりま
せん。岡島先生にお聞きすれば、分かるかとこちらを覗いたのですが。よろしくお願い
いたします。なお、現在までわかったことは、2月11日に私のHP「面白半分」の
「オラホだけかな」のコーナーに表示予定です。

 余談になりますが、初めて、こちらを訪問しましたが、同じことを考える人って、
けっこういるもんですね。星飛雄馬の「コンダラ」のハナシ。私のHPの「うんちく講
座」にも書いてあります。あまり似た内容なので、「こりゃあ私のHPの盗作だな!」
と思い、タイムスタンプを見たら、こちらの方が早いのでした。もちろん、私が書いた
のもオリジナルです。賞状の句読点のことも私のHPとリンクしている兵庫の河村さん
が書いたものと同じ内容なので、どちらかが真似をしているのかとも思いましたが、た
ぶん、偶然でしょう。これを機会に(あつかましいですが)私のHPからリンクさせて
いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

面白半分(うんちく講座・オラホだけかな)


佐々木彰(from秋田) さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 11日 水曜日 22:31:28)

 修礼について現時点までの結果をまとめました。下のリンクでご覧ください。
それから岡島先生にはメールで不躾なお願いをいたしましたが、考えてみれば、ご
多忙のことと思います。自分で調べますので、お気になさらないでください。

「修礼その2」(オラホだけかな)


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 12日 木曜日 17:41:39)

 貴ページ拝見致しました。

 福井では「一統敬礼」というようだ、ということを下のページに書いておきましたが、貴ページでふれていらっしゃる、「典礼」「一同敬礼」についてもどの地域からの回答であったのかをお教え願えれば幸いです。

 それから、私は、諸機関に「問い合わせる」という行為がとても苦手ですので、「自分で調べますので、お気になさらないでください。」という文言を見て安堵いたしました。

一統敬礼(目についたことば97.5.18)


佐々木彰(from秋田) さんからのコメント
( Date: 1998年 2月 12日 木曜日 20:57:56)

 岡島先生、暖かいRES、ありがとうございました。文部省や国立国語研究所(だったかな?)
あたりのホームページも調べてみたのですが、なかなかそれらしいところもないですね。

 ところで「一同敬礼」は三重県の岩田先生からの情報提供です。私の掲示板のログをさかのぼっ
ていくと出てきます。

 今日、gooで探してみたら、青森県も修礼圏内のようでしたので、地図の色塗りを追加して、
アップしなおしておきます。まだ、関東や中部の情報が不足しているので、もう少しあたってみよ
うかと考えています。昨年、筑波で文部省の中央研修を受けたので、当時の知り合いが全国にいま
すので、ハガキでも出してみようかと思っているのですが、もらった方は迷惑かな‥‥。

オラホだけかな(面白半分)


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 7月 30日 金曜日 16:22:17)

「一統敬礼」は、武士の世界にまで遡るのかもしれません。

独礼とは式日に藩主に謁するに当つて、単独に進むものを謂ふ。これより下は二人立、三人立等となり、遂に馬廻以下の一統礼に至るのである。

澁江抽斎その39
澁江抽斎31-40(網迫さん)


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 7月 30日 金曜日 16:24:32)

 こちらは、ちょっと新しい意味でしょうか。武家社会というわけではなさそうですね。

年賀状ミュージアム


posted by 岡島昭浩 at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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