1998年03月05日

おぶつだん(佐々木彰(from秋田))


うちの県(秋田県)のテレビCMによく流れるものに、「お仏壇のご用命は○○に」
というのがあります。「御」のつけかたについては、参考ページに私が書いてある
のですが、単に「仏壇」というべきでしょう。
聞きようによっては、タンつぼとか、使用済みオムツなんかを上にのせる「汚物壇」
にも聞こえるのですが。

おぶつだん



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 06日 金曜日 14:59:26)


 これは全国にあるのではないでしょうか。福岡で「おぶつだんの……」と言っていたコマーシャルソングを今でも2つ歌えます。福井のタウンページでも確認出来ます。

 似た話題ですが、福井には「お泉水通り」という道路があります。来た当初は「汚染水」を連想していたのですが、慣れてしまいました。

 秋田にも仏屋さん、あるでしょうね。



佐々木彰 さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 06日 金曜日 18:12:41)


「お」をつけるネタが基本なんですが、ちょっと横道にそれて・・・
秋田でも有名な老舗の温泉旅館に「鶴泉荘」というのがあって、
テレビCMでも、どうどうと「かくせんそう」を言っています。



さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 07日 土曜日 14:28:11)


大阪でも「おてての皺と皺を合わせて、しあわせ…」でおなじみのメーカーをはじめとして、ほとんどのCMでは「おぶつだんの◎◎」と言っています。



言魔上人 さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 07日 土曜日 15:04:31)


尊敬語、謙譲語の難しさをあらためて考えさせられました。
「言葉遊び」側からの話としては..
1.我が娘(もうすぐ4歳)は先日私が「床屋に行く」と言ったら
「オトコヤサンって言わなきゃ駄目でしょ!」と一言。(これは閑話休題?)
2.先日クラブのOB会の案内状の原稿を関東地区に有る某国立大学の学生
である後輩に書かせたところ...
「御車で御来しの節は...」さて、この「オコシ」は誤変換でも無し、
もしかしたらこれも正しいのか...等と思いました。「御車」も重いような..
3.地方によって発音は違うでしょうが、「オミオツケ」(味噌汁の意味で)は
漢字で書くと本当に「御御御浸け」なんでしょうか...言葉遊びの仲間の所に
昔投稿されていたので..


拙ページ・言葉のよろずや



satopy さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 07日 土曜日 15:38:21)


「御御御付け」は『広辞苑』4版、『新明解』5版にもありますねぇ。『日本国語大辞典』も同趣。味噌汁ごときにこんなに御がつくとはね。

真っぷたつに区切って解釈したのを昔どこかで読んだ記憶があります。

オミ=「お味噌」の下略。女房言葉の一種か。
オツケ=「お付け」。『広辞苑』だと「(女房詞。本膳に付け添える意)@吸物の汁。Aみそ汁。おみおつけ。Bめん類のつけ汁。」となってました。

この語源が正しければ「御味御付け」なのでしょうが、「御御御付」という表記が伝統的に使われていれば、話しは厄介です。が、実例、あるのかな? ひょっとして、漢字表記をださないと恰好がつかない国語辞典にだけ見られたりして。



oda さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 09日 月曜日 12:24:13)


「おみおつゆ」という言い方もあるのですね(山口県 『日本方言大辞典』小学館 による)。

辞典の「御御御付け」という漢字表記はいつごろからあるのでしょうか?
手許の『新編 大言海』も「御御御付け」と表示していますが。
やっぱり「お味(<味噌)+お付け」じゃないかなぁ。
『新潮国語辞典』の表記は「大御御付け」ですね。



oda さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 09日 月曜日 13:25:53)


あ、上記、引用としては不正確でした。たとえば、大言海の表示は「御御御附」です。
すみません。

「お」に関連しては、「お世話になる」などの言い方が、尊敬表現「お+(動詞連用形)+になる」
と共存しているのもおもしろい現象だと思ったことがありました。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 09日 月曜日 16:05:05)


 『大言海』では、「おみおかず」という言い方があるように書いてますね(「おみ」の項)。

 そういえば、うちの子(小一)は、つい最近まで「おみしる」だと思っていたらしい。これまで訂正しなかったのが悪かったわけです。「おみっしる」と発音していると思ってたのですが。

 なお、私にとって「おみおつけ」はずっとずっと大きくなるまで知りませんでした。最初聞いた時は漬け物のことかと思ったものでした。



satopy さんからのコメント

( Date: 1998年 3月 09日 月曜日 17:44:41)


>『大言海』では、「おみおかず」という言い方があるように書いてますね

なるほど。類語があるとなると「御御御付」でもいいか、と思えてきますね。その点、

>『新潮国語辞典』の表記は「大御御付け」

というのは徹底しているというか、さらにスゴイというべきか。



posted by 岡島昭浩 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「ことば会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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