メッセージが残1になって、ちょっとさびしいので。
日本語の未来の予測なんていうのを、樺島さんとか城生さんとか安本さんがやってらっしゃって、面白いなぁなどと思っています。
大野さんの一段動詞統一、なんてのもありましたっけ。
理論か確固としたものであれば、未来にも適用ができるはず。
その試金石としての未来予想、というつもりで読んだりします。
そこで、と大風呂敷を広げるつもりも、能力もないのですが、
ことわざが、将来、こんな意味で使われる! という予想も
一興かと。で、一つ。
「火のないところに、煙は立たぬ」
結果から原因を推測・憶測する、という使い方ですが、逆にも使えそう。
つまり、原因を作らないと結果が出てこない、という意味・ニュアンスですね。
「火のないところに、煙は立たぬ」と言いますから、ぜひ、この難局
を乗り切る小さな行動を起こそうではありませんか」
などと、使う人がいるかもしれませんね。いや、これくらいなら、
もう使っている人、いるかも知れませんねぇ。
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 8月 31日 月曜日 10:11:43)
「情けは人の為ならず」が、いい例ですね。
爪を立てる所もない:
あいつの論理には一理あるな。あの話を覆すのは一苦労しそうだ。まるで、つるつるした断崖を攀じ登るくらいの力が要るね。まさに「爪を立てる所もない」って感じだな。
逆の意味にはなっていませんが、、、
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 8月 31日 月曜日 12:54:57)
意味が変われば、逆でなくてもいいことにしましょうネ。
「爪に火をともしたいほどの寒さだった......」.
ちょっとズルかな。まぁ、これくらいなら。
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 8月 31日 月曜日 13:42:41)
左右を顧みて他を言う
彼の物の見方には頭が下がるよ。
本当に視野の広い人だよ。
まさに『左右を顧みて他を言う』ってヤツだね
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 8月 31日 月曜日 18:55:09)
「彼の予想の的中率には、心底、脱帽するよ。
ああいうのを、『二階から目薬』というのだろなぁ。」
言魔 さんからのコメント
( Date: 1998年 8月 31日 月曜日 19:14:57)
峰先生にこの話題が...と教えていただき、早速参上..
「怒髪天を突く喜び」
「天地無用」=で上下を気にしなかった者
「枯れ木も山の賑わい」=私の母校の同窓会で若い司会者が「出席者が多いことを
喜ぶ」の意味で使用しましたが...本当に枯れてる人が大勢いるのに...
等、後輩の発言の中、実在したもののうち、思い出したものをば...
→ 言葉のよろずや
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 01日 火曜日 12:22:28)
「こんな問題、簡単だよ。ヌカに釘、のれんに腕押しサ」
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 01日 火曜日 14:12:15)
「お、彼のシャツ、きれいに洗濯してあるなあ...」
「そりゃそうさ。あいつの家、ブティックだもん。汚い服は着れないだろ。」
「ああ、なるほど。まさに『紺屋の白袴』だね。」
Yeemar さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 02日 水曜日 1:30:40)
「おい、どうしたい。河童の川流れみたいな顔をして。気分でも悪いんじゃないのか?」
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 04日 金曜日 12:52:44)
「おっ、なかなかいいコンビじゃないか。息もあってるし。
はははっ、月とスッポンって感じだよ。」
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 04日 金曜日 16:59:52)
わぁ、いい天気だね。見ろよあの雲...
まさしく 画竜点晴ってヤツだね。
(もちろん、誤字はわざとです)
→ 更新しました、ぜひ一度お越しください(言葉のよろずや大阪支社)
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 05日 土曜日 16:07:38)
姪子「おじさん。どうしてタバコ吸うの。」
叔父「男にはネ、吸いたくなくても、吸わなきゃならないときがあるのだヨ」
姪子「そうなの。あたし、わかんないわ」
叔父「まだ子供だからネ。そういうの、『子ゆえの闇』というんだよ。」
Yeemar さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 05日 土曜日 17:26:25)
A「あんなすごいコンサート初めて。鳥肌が立っちゃった」
B「おいおい、それは誤用だよ。それを言うなら『足元から鳥が立つ』だ」
C「いいかげんなことを言っちゃいかん。『立つ鳥跡を濁さず』でしょ」
D「みーんな間違い。正解は『鳥毛立女の屏風』」
(おもしろくないか……)
satopy さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 05日 土曜日 18:23:49)
「そりゃ、課長のいうことはもっともだ。というより、あたり前のことだな。『腹も身の内』な話さ」
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 05日 土曜日 23:10:41)
「子ゆえの闇」で思い出しました。上の子が生まれた頃のことです。
里帰り出産でしたが、生まれてすぐ私は仕事の都合で職場のある京都に戻りました。
二週間後の連休、妻子の待つ熊本へ向かいましたが、足の都合で福岡の親のところに泊って、翌日、熊本にいる子どものところに行くことになりました。
朝、熊本へ向かおうとしたら、親曰く、「もうちょっとゆっくりしていったら……」。
その時の私の気持ち、「親思う心にまさる親心」。
(「親思う心」も「親心」も私の心の中にあるわけです)
言魔 さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 06日 日曜日 5:41:48)
私の「諺のパラドクス」が最近、雑多なものになってきているので、
このような「諺の大誤解」なんてのも面白そうですな。
(実は、「諺の駄洒落」をやるつもりではなかったのに、そんな
ページになってしまって、困っている言魔でした。)
諺ではないのですが、バイトの子に「アゴアシ付きだから」と言ったら
「なんでそんな不自由な格好で仕事に行かなくちゃいけないんですか?」と
聞かれたことがありましたっけ...
→ 言葉のよろずや
峰 さんからのコメント
( Date: 1998年 9月 07日 月曜日 13:03:32)
泥棒A「あの豪邸はやめとこう」
泥棒B「どうして?」
泥棒A「正門や通用門の周りに屈強のガードマンがうようよいるんだ」
泥棒B「そりゃいけねえ。まさに『前門の虎、後門の狼』ってやつだからな」
益山 健 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 03日 木曜日 6:31:04)
いつも楽しみにしていた雑誌が休刊になり, 「砂を噛むほどの悔しさ」を味わった, というメッセージを最近 BBS で見ました。
峰 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 04日 金曜日 15:25:43)
社員A「今回のプロジェクトだけどさ、
難しい問題が多かったけど
実現して良かったね。」
社員B「メンバーがたくさんいたから
できたんだろうね。」
社員A「そうそう、人海戦術が功を奏したんだよ。」
社員B「まさに船頭多くして船山に登るだね。」
南堂久史 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 09日 水曜日 16:12:39)
「ことわざの近未来予想」で、ダジャレふうの誤解と区別する
と、……
「情けは人のためならず」
これは文語だが、口語にすれば、次のようになる。
「情けは人のためでなく」
こう訳せば「Aでなく(Bである)」となって、「自分のため」
と誤解なく理解できる。なのに誤解されるのは、そのまま口語で
理解しようとするので、
「情けは人のためにならず」
と混同されるから。
結局、文語の文法を正しく理解できないで、無理やり口語ふうに
解釈したために生じた誤解、と結論できます。
(国語学っぽくなってきましたね。)
このような文法の理解ミスによって生じた誤解が、正統的な誤解
(なんのこっちゃ?)であるわけです。
それで見ると、なかなかうまい誤解はまだ出てきていませんね。
p.s.
私もちょっと思いつかないので、ダジャレでご勘弁。
「犬も歩けばぼうっとして当たる」
「論より冗句」
「立つ鳥あとに鳥糞を落とす」
※ どれも私のことです。