2005年10月17日

正しいけど違和感

【44】
正しいけど違和感
 Yeemar
 - 04/5/5(水) 17:56 -
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正しいけど違和感
の続きです。

私の発言中、
「容易じゃない」を埼玉県出身の母は「よいじゃない」と申しました。私も小さいころ真似していましたが、これは意味からして方言的で、「わずらわしい」「思うにまかせない」という意味だろうと思います(方言辞典に載っているのを見た記憶があります。『埼玉県方言辞典』?)。山田太一脚本のドラマ「冬構え」(NHK 1985)のラストシーンで、笠智衆と藤原釜足が「(人生は)よういじゃないねえ」「よういじゃない」と語り合うところがありますが、これは母のいわゆる「よいじゃない」であろうと思っております。
これはちょっと記憶違いであります。正確には
笠智衆「しかし、死ぬのも……」
藤原釜足「うん?」
笠「なかなか容易〔ようい〕じゃのうて」
藤原「んだ。容易〔ようい〕じゃねえ」
 (NHK-BS2「BS思い出館」2003.04.12=NHK「ドラマ・スペシャル「冬構え」」1985.03.30の再放送)
笠智衆は、設定では熊本生まれで某社の研究室で働いていたという老人、人生をはかなんで東北の旅に出ます。藤原釜足は下北だかに住む(農家の?)老人という設定。出会った二人が交わすせりふがこれです。「話しことばではないな」と思ったので耳に残ったのです。「かんたんじゃのうて」「んだ。かんたんではねえ」ならば聞き流したでしょう。

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