2005年10月17日

誤解を避ける方法 #

【260】
誤解を避ける方法 #
 Yeemar
 - 04/7/21(水) 21:01 -
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旧会議室「誤解を避ける方法」は、ちょっと趣旨があいまいなスレッドになってしまいました。私の意図としては、うっかり使ったことばが相手を傷つけたり、失礼になったりということを避けるため、事例(作例を含む)を集めようとするものでした。(現会議室になって、継承スレッドを立てた記憶がありますが、まだなかったようです。)

謝礼
大学から原稿料をもらうにあたり、「謝礼振込先をお知らせください」とメールで指示される。その返信でそのまま「謝礼振込先につきましては……」と書きかけて気づく。私のほうで「謝礼」と言ってはいけない。「稿料」と書き直す。「謝礼振込先」と熟語になっていると、気づきにくいもの。

食事
他家を訪問したとき、ついつい「お食事をごちそうになり、ありがとうございました」などと言ってはいけない。食事といえば、カップラーメンやあんパンでも食事だ。心づくしの、おいしいものをいただいたというときは、「おいしいお料理をごちそうになり」と言わなければならない。もちろん、単に「ごちそうになりました」でもよいけれど、もっと何か付け足したいときに注意。



【290】
Re:誤解を避ける方法 #
 Yeemar
 - 04/8/14(土) 0:54 -
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お持ちください・お支払いする
「どうぞ、パンフレットをお持ちください」というのは、考えてみれば不思議なことばです。ほかの場合、たとえば、「お取りください」は「取れ」を尊敬表現にしたもの。「お聞きください」は「聞け」を尊敬表現にしたもの。とすれば、「お持ちください」は「持て」を尊敬表現にしたもの、と思いきや、そうではなく「持ってゆけ」という意味です。「持ってお行きください」というのがまどろっこしいので、「お持ちください」になったか。もしくは「お持ち帰りください」の部分的省略か。

「(千円を)払え」「(あなたに)払う」の尊敬形・謙譲形は「お払いください」「お払いする」ではなく、「お支払いください」「お支払いする」になります。「お払いください」「お払いする」でもべつによいという人もいるかもしれません。しかし、私は、「(悪霊を除くため)お祓いする」を思わせるのを避け、「お支払いする」と言います。

よく誤解しないものだという例
「あのう、山田さん、14日は空いていますか?」
「14日はちょっと」
「そうですか。わかりました。では、15日は?」
「15日はねえ……」
「そうですか。わかりました。では、16日は?」
「16日なら」
「そうですか。わかりました」

どうわかったというのか。山田さんは14日は都合が悪く、15日は困難で、16日は都合がよいようです。しかし、「14日はちょっと暇です」「15日はねえ、暇です」「16日なら大変多忙です」の可能性はないのか。外国語でも、言い方によってこのような以心伝心ふうの会話はあるのでしょうか。



【292】
Re:誤解を避ける方法 #
 Yeemar
 - 04/8/16(月) 17:29 -
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しんでも
ご老人の体に病変が見つかる。若い人ならば手術して治すところだが、ご老体ゆえ手術に耐えられるかどうかわからない。ここは手術をせず様子を見てもいいのではないか。

そう話した人に対して、関西出身の人が「そうやそうや。しんでもええわ」

ここで空気が緊張するかどうかは、同席者が関西弁を解するかどうかによります。

もちろん、「しんでも」は「せんでも」(しなくても)ということですね。愛知県常滑市でも「工夫しんでもやれる」などと言うようです。



【293】
Re:誤解を避ける方法 #
 NISHIO
 - 04/8/17(火) 0:04 -
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▼Yeemarさん:
>そう話した人に対して、関西出身の人が「そうやそうや。しんでもええわ」


私の仲間うちでは、「しんでも」より「しやんでも」のほうがよく使われていました。ちなみに明石〜神戸〜西宮〜尼崎の言葉が入り乱れいていたので、どのあたりの言葉かは不明です。

同じく関西弁で「死にな」というのも、知らない人には誤解を招きますね。「死ぬな」の意。「死になや」か「死になさんなや」と言えばたぶん心配ない。
「死にぃな」といえば「死になさい」になるので、これまた要注意。イントネーションの僅かな違いです。


ほかに、使用上の注意を要する方言として、岡山弁の「はよーしねー」(早くしなさい)があるそうです(お年寄りに向かってなんちゅうことを!)。
備前地方の言葉は子どもの頃から耳慣れているはずの私ですが、これは記憶にありません。



【451】
Re:誤解を避ける方法 # いかん
 Yeemar
 - 04/10/10(日) 15:28 -
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「そのようなことをなさっちゃいかん」

というような文をメールで人に書き送りました。あとで考えると、「なさっちゃ如何」「なさっちゃ不可ん」の両様に解釈できます。勧誘か禁止かあいまいになってしまいました。「なさっちゃいけません」とか「しちゃいかんよ」とか、文体に統一性を持たせればよかったかもしれません。



【454】
Re:誤解を避ける方法 # いかん
 岡島昭浩
 - 04/10/10(日) 17:04 -
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現実にあったことで、「するのは如何か」というのを、当方は否定の意味(「するのはいかがなものか」)で使ったのに、先方は推奨(「してはどうか」)ととったことがありました。


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